『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』とは、ゲーム及びアニメ『プリパラ』の劇場版第3作である。
2016年3月12日公開。
概要
「とびだすプリパラ」のラストで公開が告知された、プリリズ・プリパラ史上初の完全オリジナルストーリーの劇場版。
2016年3月12日公開、とテレビ放送はテレビ放送で大変なことになっている時期である…とか書いてたら本当になってしまった(おまけにキンプリがまさかのまだ上映しているという)。
今作はちゃんと紫京院ひびきや黄木あじみも登場する。さらにシリーズ史上初めて劇場版用の新曲も数曲存在することに。加えて映画オリジナルキャラとして校長の姉の大神田プロリア(声:デヴィ・スカルノ)が登場し、またミニファルルを川栄李奈が演じる。
今作もサブパートは週替わりで、1週目はふわりとあじみ、2週目はひびき、3週目は定子とちゃん子の活躍が描かれるようだ。
今作に関しては完全オリジナルストーリーであることから従来より上映館は多めで、1作目が47館、2作目が68館であったのに対し初期段階で100館を超えることに(プリパラでは初めて富山県に上映館が生じた)。
ただし、今までに比べて上映館は増えたものの関西よりさらに西側で見るのはやや困難なのは変わっていない。
この他、T・ジョイ系列の8館(東京都、神奈川県、新潟県、大阪府、京都府、広島県、福岡県)では、『プリパラ』の劇場版・映画としては初めて、メインターゲットである女児が鑑賞できない0時からの最速上映が決定している。
また4月から5月にかけて北海道の一部、さらに山梨県、長野県、島根県、鳥取県、山口県、徳島県、佐賀県の映画館で上映が開始され、島根県以外の県に関してはプリパラの映画が初めて上映されることとなった。
また主題歌はSKE48の「チキンLINE」で、ミュージカルでの青井めが姉ぇつながりかつ、ある意味まさかのプリティーリズム・ミニスカートへの5年ぶりの回帰である(まあ、avex所属のアイドルって意味ではいつも通りだけど)。
おうえん上映、予約特典、週替わりの来場者特典とこの辺はもはやおなじみになった感はあるが、今回はノベライズまでされてしまった。ノベライズ版は大筋は変わっていないが、細かい展開が変更されたり心情描写が追加されたりして一つの作品として十分楽しめるものになっている(よりカオスにもなった)。
Blu-ray・DVDは2016年9月30日発売され、Blu-rayの初回生産限定盤には新曲(映画サイズ)などを収録したCDが付属する(注:Blu-rayに関しては音声の不備が確認されています。交換対応はこちらを参照のこと)。
また、これを記念して9月3日~9日までイオンシネマの50館でリマスター版のアンコール上映が実施される(「オオカミとヤギのコース」「灼熱のゴビコース」を日替わりで上映)が、これによって愛媛県で初めてプリパラの映画が上映されることになった。このうち、7館では大迫力のULTIRA上映が実施される。
ストーリー
いつでも楽しいライブがい~っぱいの
アイドルテーマパーク「プリパラ」
世界中の女の子たちが、
神アイドルをめざして毎日おおもりあがり♪小学6年生のらぁらも、チームメイトのみれぃ、
そふぃたちやたくさんのともだちといっしょに
人気アイドルとして成長中♪らぁらの大切なともだちの「ファルル」から、
はるか遠くプランスにあるプリパラの中心、
アイドルの聖地「プリパリ」からキラキラがなくなり、
このままだとプリパラの世界がなくなっちゃう!
とSOSが届いたのだ!!プリパラアイドルたちは、チームにわかれて世界中の
プリパラのステージで「いいね?」を集めながら
プリパリめがけて全力ダーッシュ!!
スタッフ
- 監督:森脇真琴
- 副監督・コンテ・演出:佐藤まさふみ
- 脚本:ふでやすかずゆき
- キャラクターデザイン・総作画監督:原将治
- メカデザイン:大河原邦男
- CGディレクター:乙部善弘
- プリパラライブ演出:菱田正和
- 音響監督:長崎行男
- 制作:タツノコプロ
- 配給・宣伝:エイベックス・ピクチャーズ
コース
- オオカミとヤギコース
- パルプスに着いた緑風ふわりと合流した黄木あじみがとんでもないライブを繰り広げる。
- 灼熱のゴビコース
- 本筋と全く無関係にDressingPaféにゴビ砂漠に連れていかれた紫京院ひびきがとんでもない目に合う。
- 地下F・Cコース
- チカクラブに閉じ込められた面々を助けるためにアイドルデスマッチに参加することになったちゃん子によって、我々はとんでもないものを目にすることになる…
主題歌
- オープニングテーマ「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」
- 作詞:筆安一幸 / 作曲・編曲:斉藤恒芳 / 歌:真中らぁら(cv.茜屋日海夏)
- エンディングテーマ「チキンLINE」
- 作詞:秋元康 / 作曲:高木隆次 / 編曲:生田真心 / 歌:SKE48
余談
- 完成自体は上映5日前、ルート3に至っては上映開始2日後完成、と結構スケジュールが逼迫していた(3DCGライブのあるアイドルアニメをこれを含めて同時に実質4本作ってたようなもんだし…)
- 毎度恒例のおうえん上映は今回も行われ、前説は赤井めが姉ぇが業務連絡風に努めるものとなった
- これまでと違いサブキャラクターも数多く出演することとなったが、映画に出番がなかったキャラクターの中でも雨宮春希役の粕谷雄太、大和アレクサンダーアシカ・コガ先輩役の武内駿輔もそれぞれティファちゃん、オオカミと本来とは別の役で出演している
(知らなくてもいい)各種設定
- プリパリはプリパラの総本部であり、町全体がプリパラと化している
- 各地のプリパラはそれぞれがハブであるネットワークになっており、プリコプタ―やプリレール、どこぞの新造人間の犬や風も震えるゴーゴーな乗り物でリンクを移動することができる
関連動画
関連項目
関連リンク
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