単語記事: プロ野球2016

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プロ野球2016とは、日本プロ野球2016年の動向である。

出来事

2月 1日 キャンプイン
3月 25 レギュラーシーズン開幕
3月 30 【移籍】DeNA銭トレードで藤岡好明を獲得
4月 11日 【移籍】巨人の大累進と日本ハム乾真大がトレード
7月 14日 フレッシュオールスター倉敷マスカットスタジアムで開催。MVP岡本和真
15日 オールスター第1戦が福岡ヤフオク!ドームで開催。MVP筒香嘉智
16日 オールスター第2戦が横浜スタジアムで開催。MVP大谷翔平
17 【移籍】ヤクルト八木亮祐オリックス近藤一樹がトレード
8月 9日 中日谷繁元信が休養。森繁和監督代行を務める
9月 10日 広島25年ぶり7度リーグ優勝
9月 28 日本ハム】4年ぶり7度リーグ優勝
10月 8日 クライマックスシリーズ1stステージ開幕
9日 ソフトバンククライマックスシリーズファイナルステージ進出
10日 DeNAクライマックスシリーズファイナルステージ進出
15日 広島25年ぶり7度日本シリーズ進出
16日 日本ハム】4年ぶり7度日本シリーズ進出。MVPブランドン・レアード
大谷翔平が9回から指名打者を解除した上でマウンドに上がり、日本最速の165km/hをマークした。
詳細は大谷の15球を参照
22 日本シリーズ開幕。広島日本ハムは初の組み合わせとなる
29日 日本ハム】10年ぶり3回日本一達成

達成された記録

2015年の順位順

福岡ソフトバンクホークス 北海道日本ハムファイターズ
5月10日 リック・バンデンハークデビューから14連勝 4月21日 栗山英樹監督通算300
6月8日 今宮健太が通算200犠打 7月3日 大谷翔平が史上初の投手による先頭打者本塁打
6月30日 内川聖一が通算300二塁打 7月27日 宮西尚生が通算500試合登板
8月9日 鶴岡慎也が通算1000試合出場
8月27日 長谷川勇也が通算1000本安打
9月24日 デニス・サファテパ・リーグ新記録の42セーブ
千葉ロッテマリーンズ 埼玉西武ライオンズ
9月1日 井口資仁が通算1000打点 6月19日 栗山巧が通算1500本安打
8月16日 岸孝之が通算100
炭谷銀仁朗が通算1000試合出場
8月18日 渡辺直人が通算1000試合出場
9月14日 岸孝之が通算1500投球回
オリックス・バファローズ 東北楽天ゴールデンイーグルス
5月28日 中島宏之が通算1500本安打 8月26日 今江敏晃が通算1500本安打
9月22日 中島宏之近鉄を含む13球団から本塁打 9月6日 梨田昌孝監督通算700勝
東京ヤクルトスワローズ 読売ジャイアンツ
4月8日 球団通算4000勝 3月30日 村田修一が通算300二塁打
5月17日 新垣渚が通算100暴投 6月25日 村田修一が通算1000打点
6月8日 坂口智隆が通算1000本安打 8月14日 長野久義が通算1000本安打
8月27日 石川雅規が通算150
阪神タイガース 広島東洋カープ
6月25日 福留孝介が日通算2000本安打 4月26日 新井貴浩が通算2000本安打
7月30日 福留孝介サイクルヒット 7月23日 黒田博樹が日通算200勝
8月28日 藤川球児が通算600試合登板 8月2日 新井貴浩が通算300本塁打
中日ドラゴンズ 横浜DeNAベイスターズ
5月18日 田島慎二が開幕25試合連続失点の新記録 8月5日 筒香嘉智が通算100本塁打
7月20日 大島洋平サイクルヒット
8月6日 岩瀬仁紀が通算900試合登板
8月9日 吉見一起が通算1000投球回

戦績

2015年の順次順

パシフィック・リーグ

福岡ソフトバンクホークス(83勝54敗6分、2位) 監督:工藤公康

前年はなかった日本一オフの戦流出が再来。李大浩松田宣浩メジャー挑戦を表明、松田は残留したが李大浩は退団となった。他にジェイソン・スタンリッジブライアン・ウルフが退団する。
補強はメジャーから和田毅が5年ぶりに復帰した以外は若手外国人投手ロベルトスアレスを獲得した程度で、李大浩の抜けた打線に補強はせずに開幕を迎えた。

開幕直後は若干もたついたが、4月9日オリックス戦(ちなみにバファローズポンタ初登場の試合)に大勝してからは勢いに乗り8連勝をマークすると、そこから6月までは8連勝を3回記録するなど圧倒的な強さで勝ち続けた。打線柳田悠岐が徹底した四球攻めで苦しむなど昨年ほどの破壊はなかったが、和田武田翔太に加えて千賀滉大東浜巨先発ローテーションに定着し、リック・バンデンハークを含めた先発5人衆が打線カバー、接戦をものにして勝ちを積み重ねた。バンデンハークが6月頭で戦線離脱したが、交流戦前からは城所龍磨が突如として打撃覚醒して2番に定着、交流戦MVPを獲得する大暴れで前年に続き交流戦1位で通過。なんと交流戦終了時点で貯27を積み上げ、勝率7割ペース2位ロッテに7.5ゲーム差をつける全な独走態勢。史上最速の6月中のマジックもあるかという勝ちっぷりで、リーグの趨勢は決まったかと思われた。

ところが、そこに交流戦途中から怒濤の連勝街道に突入した日本ハムの猛追が始まる。7連勝中の日本ハムヤフオクドームに迎えた7月1日からの3連戦を、3試合で2点しか取れずに3連敗。ここで流れが全に切り替わった。日本ハムが連勝を15まで伸ばし一気に詰め寄ってくる一方、この3連戦以降ホークスは、交流戦を牽引した今宮・所の好調が終了したのに加えて松田中村晃長谷川勇也って不調に陥ったことで打線が冷え切り、7月チーム打率.23222試合で僅か63得点という得点不足に陥る。さらに森唯斗五十嵐亮太といったリリーが2年も支えてきた勤続疲労か不調に陥り、追加点を取れないでいるうちに僅差のリードを吐き出すというパターンで、前半戦とは打って変わって接戦で勝ちきれない試合が増加。貯を伸ばせない苦しい戦いが続いた。
そして気付けば7月だけで貯13を積み上げた日本ハムがすぐ背後まで迫り、8月18日にはとうとう貯数で追い抜かれ、引き分け数の関係でマイナス0.5ゲーム差の首位という事が発生。25日の楽天戦では柳田の後逸で逆転負けを喫し、ついに首位を明け渡す。そこからは全に日本ハムと一進一退のマッチレースに突入した。

9月1日柳田折で戦線離脱。2日にようやくマジック20を点させたが、2日後には消滅。ハナ差の争いは9月後半まで続いたが、9月21日22日、本拠地での日本ハムとの最後の直接対決2連戦、1勝でもすればマジックのところを連敗した時点で勝負は決した。9月28日日本ハムが優勝を決め、最大11.5ゲーム差を逆転される歴史的V逸が決定。前半戦で貯30、最大貯33を積み上げながらV逸2008年阪神を上回る記録となった。実際、前半戦は歯車が噛み合い独走、後半戦はの不調・離脱に伴う打線の落ち込みとリリーフの疲弊で5割進行、その間に猛追してきたライバル球団にまくられるという展開は2008年阪神とほぼ同じだった。Vやねん!

首脳陣

※太字は記事がある者。

一軍 二軍 三軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

北海道日本ハムファイターズ(87勝53敗3分、優勝・日本一) 監督:栗山英樹

首位のソフトバンクとは最大ゲーム差11.5ゲーム差をつけられたが、7月に球団新記録の15連勝を達成し、じわじわ差を詰めていき、8月26日に首位浮上。以降、ソフトバンクしい1位争いを繰り広げる。

9月増井浩俊の代わりに抑え投手を務めていたクリス・マーティンが怪で登録消されるという状況に陥るも、各中継ぎがマーティンの代わりを務めた。そこからソフトバンク一騎打ちになり、9月21日天王山ソフトバンクに2連勝してからは首位を明け渡すことなく、9月28日埼玉西武ライオンズ戦では大谷が9回1安打15奪三振封勝利を挙げ、4年ぶりのリーグ優勝を達成した。

CSではホークスと再び対戦、第2戦と第4戦で敗北するも勝利し、日本シリーズ進出を決めた。この時、第5戦で大谷翔平抑え投手を務め、圧巻のピッチングを披露した(詳細は大谷の15球を参照)。

日本シリーズでは25年ぶりの優勝を決めた広島東洋カープと対戦。第1戦、第2戦で敗北するも第3戦の大谷翔平サヨナラヒットによる逆転勝ちを皮切りに連勝を続け、日本一になった。

9月23日には武田勝引退を表明。その後、「のために優勝しろ」という彼が書いた直筆のメッセージがのベンチに貼り付けられていた(後にこのメッセージは球団のTシャツとして商品化)。また米野智人引退を表明した。その他須永らが戦力外通告を受けた。また吉川光夫石川慎吾巨人放出し、大田泰示公文を獲得。陽岱鋼FA権を行使し、巨人に移籍した。

首脳陣

※太字は記事がある者

一軍 二軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

千葉ロッテマリーンズ (72勝68敗3分、3位) 監督:伊東勤

前年オフ今江敏晃ルイス・クルーズ内野レギュラーが退団。クルーズに代わる助っ人として前年韓国リーグ48本塁打を放ったヤマイコ・ナバーロを獲得。オープン戦で特大の場外本塁打を放つなど期待を受けるがそのナバーロが実弾を所持していたことが発覚し逮捕され(即日不起訴となり釈放)、開幕から1カの謹慎処分となる。

開幕戦はエース涌井秀章大谷翔平との投げ合いを制し勝利。4月先発は新戦ジェイソン・スタンリッジ、3年若干20歳の二木康太がローテ―ションに定着したが、前年躍進した大嶺チェンの不調や寝違え野郎石川が一時離脱するするなど懐事情に苦しんだ。
一方でリリーは絶好調。前年中継ぎエース大谷智久は故障離脱したが、10年ぶりに開幕一軍入りを果たした内竜也、昨年全復活した益田直也松永昂大セットアッパーに加え、不安定な先発の作った試合に勝利を手繰り寄せる藤岡貴裕南昌輝ロングリリーフがった。藤岡・南がしのいでいる内に打線が逆転しそのまま逃げ切り勝利する、という展開で勝ちを多く拾ったためマスコミからは「逆転のロッテ」と呼ばれるようになる。 4月23日には謹慎していたナバーロも合流、いきなり決勝タイムリーを打ちさらなる勢いを与え、4月17勝10敗で首位ソフトバンクに0.5ゲーム差。エース涌井は間5勝を挙げMVPくなどロケットスタートを切る。

ところが、5月に入ると打線の勢いが止まりだす。ナバーロは四球こそ選ぶも打率は2割そこそこに低迷。打線のなかでも前年ベストナイン、開幕から3番を打っていた清田育宏も2割前半と不振。チャンスをつくってもランナーを返せない試合が続く。好投する涌井、スタンリッジを援護できず見殺しにする試合も続き、特に涌井は2試合連続投負けという壮絶な無援護に見舞われた。また4月下旬より炎上気味であったクローザー西野勇士が大不振。逆転サヨナラを喫するなど不安定な状態が続く。西野以外のリリーフは相変わらず好調であったため打線が不調でもリードさえすれば僅差であってもなんとか逃げ切ることができ、勝率5割(12勝12敗)を維持した。
しかし交流戦直前の首位ソフトバンクとの3連戦を全敗してしまい、6ゲーム差で交流戦を迎えることになる。

交流戦では打線がようやく活気づき、ナバーロが特大の本塁打を連発。下位打線でもここまで打率が身長並みであった田村龍弘が突如覚醒間打率4割をマークする別人のような打撃を見せMVPを獲得。投手も不安定であった先発ルーキー関谷亮太、長年の不振から脱却した唐川侑己も加わりようやくローテーションが確立される。DeNAには3タテを喫したが阪神中日には3連勝、ヤクルト巨人広島にも勝ち越し交流戦は12勝6敗と好調で、6月全体も14勝9敗と好調であった。ところが、首位ソフトバンクはさらにその上を行く快進撃を続けたためゲーム差は8.5とさらに広がった。

そしてマリーンズが好調だったのもここまでで、交流戦後のソフトバンクの3連戦でまたしても全敗を喫して幸先の悪いスタートを切ったことを皮切りに、7月以降は急失速して全てので負け越す。後半戦はとてもAクラスの戦いぶりといえるような状態ではなかったが、4月交流戦も貯のおかげでシーズントータルでは3位に滑り込んだ。

個人成績では投手石川歩が最優秀防御率タイトルを獲得したほか、エース涌井は10勝、新加入のスタンリッジも8勝を挙げた。リリーではプロ入り後はじめて一年間一軍で投げきった南昌輝の成長が立った。野手角中勝也が二度の首位打者、さらに最多安打のタイトルを獲得。中と全試合に出場したキャプテン鈴木大地、正捕手の座をしっかりと固めた田村龍弘の三人がベストナインいた。アルフレド・デスパイネは4番に座りチームトップの24本塁打92打点をマーク打線を牽引。また細谷圭が11年にしてブレークし、打順ポジションを問わずに試合に出場しスーパーサブ的な役割を果たした。
しかし、懸念されていた今江・クルーズ内野は、ナバーロの不振に伴い中村奨吾高濱卓也三木ら若手の成長が期待されていたが、相次ぐ打撃不振・故障により要所要所で細谷圭頼みになるなど十分に機したとは言い難く、攻撃不足に大きな課題を残した。

クライマックスシリーズでは1stステージホークス敗。レギュラーシーズンでの差をそのまま見せつけられた。

この年をもってサブロー引退大松尚逸伊藤義弘らが戦力外通告を受けたほかイ・デウン、ナバーロが戦構想から外れ退団。デスパイネは残留交渉を行ったが決裂となり、退団となった。
この年のドラフトではドラフト1位名に田中正義名して5球団競合の末外した後、再び5球団競合となった佐々木千隼の交渉権を獲得。外国人ではジミー・パラデスマット・ダフィーを獲得した。

首脳陣
一軍 二軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

埼玉西武ライオンズ(64勝76敗5分、4位) 監督:田辺徳雄

牧田和久中継ぎに転向して好投し幸先良いスタートを切ったように見えたが、守備が散々足を引っり最下位に低迷。攻撃においても拙攻が多く、田辺監督も「あと1本が」「あと一押しが」と何度も嘆かれるほどだった。

場には14カード連続負け越しを喫し、ファンから「いい加減にしろ!」と罵を浴びせられた。

外国人投手先発して勝利を挙げられないなど使い物にならず、フェリペ・ポーリーノも好投しても未勝利、7月20日に獲得したブライアン・ウルフ8月28日日本ハム戦でようやく外国人投手初勝利を挙げたほどだった。

前年に216安打を達成した秋山翔吾が終始打率3割前後を行き来し、中村剛也も故障の影21本塁打に留まるなど、打撃もまたイマイチだった。

3年連続のBクラス(4位)に終わったが、そんな中で金子侑司53盗塁盗塁王を獲得。森友哉捕手で出場するようになった他、中村の代わりに一軍で出場した山川穂高も14本塁打を記録。最初は不調だった多和田真三郎も5連勝を挙げる、菊池雄星が初めて二桁勝利を達成するなど、明るい兆しもあった。

オフ田辺徳雄が退任。後任に辻発彦が就任した。木村昇吾竹原直隆中崎雄太山口嵩之、宮田和希、星孝典らが戦外。また岡本篤志が現役を引退戦力外通告を受けた星孝典も現役を引退し、二軍育成コーチに就任した。

首脳陣
一軍 二軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

オリックス・バファローズ(57勝83敗3分 6位) 監督 福良淳一

開幕前に自称103マイル投手エリック・コーディエを獲得し、リリーを補強。打撃ブライアン・ボグセビックブレント・モレルを獲得し、去年ほどの故障が頻発しなければ上位に組み込めるのではないかと期待したファンも多かった。ところが2013年レギュラーを手にし、不動のショートであった安達了一定の難病である潰瘍性大腸炎でキャンプ前に離脱し、くも不安が走る。オープン戦を最下位で終え、そのまま低飛行でシーズンを送る事となる。

開幕戦では前述のコーディエが開幕戦でリリー登板したが制球難で四球を連発しいきなりサヨナラ負け、その後も制球難に悩まされる。先発金子や西がパッとせず、先発として期待された新人の近藤は怪で離脱、前年10勝を挙げた東明は1勝後10連敗するなど先発が軒並み行方不明の状態となる。

一方でリリーフはコーディエが制球難が露呈したことから抑えに戻った平野佳寿全復活、塚原頌平も安定したピッチングで佐藤達也に代わってセットアッパーに定着。吉田一将も安定したピッチングで21ホールドを挙げるなど、リリーが前年と変わってやや安定した印となった。

打撃は、前述のボグゼビッグとモレルが期待する成績を残せず、シーズン途中で獲得したマット・クラークも11試合で打率は2割に届かずと、外国人の成績が著しく悪かった。

一方で開幕戦を1番で出場した吉田正尚は椎間症で開幕々に離脱するが、復帰後は二桁本塁打を放つなど存在感を発揮。糸井嘉男も前年の不振とは打って変わって好調で、53盗塁マーク福本が持っていた史上最年長盗塁王の記録を塗り替えた。安達も復帰後は自身初のMVPを獲得するなど病気T-岡田20本塁打マークするなど、好調の選手と不調の選手がハッキリするシーズンとなっていた。

しかしやはり先発が勝ち切れず、いつもいつもの勝負弱さなども加わり、チーム全体では4年ぶりの最下位でシーズンを終えた。また、ウエスタリーグ最下位、オープン戦最下位、交流戦最下位、シーズン最下位と、プロ野球史上初の全最下位となった。

一方で、シーズンチーム捕逸0というこちらも史上初の記録(いいように聞こえるが逆に言えば投手が落ちるボール等思いきった事が出来てないと解説者の里崎智也張本勲に苦言されている)も達成するなど、記録づくめのシーズンとなった。

オフには糸井がFA阪神に移籍し、球団で現時点最後の新人王である小松聖引退した。

首脳陣
一軍 二軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

東北楽天ゴールデンイーグルス(62勝78敗3分、5位)監督:梨田昌孝

2年連続の最下位となったことを重く受け止め大補強を敢行、野手では千葉ロッテマリーンズからFA宣言した今江敏晃戦力外通告を受けたキャッチャー川本良平広島東洋カープから栗原健太投手では中日から山内壮馬ソフトバンクから金無英を獲得。また助っ人外国人投手ではジェイク・ブリガムとラダメス・リズ、野手ではメキシコからリーグ二冠のジャフェット・アマダ―、メジャー通算162本塁打ジョニー・ゴームズを獲得した。

開幕後は一時首位に立つなど好調を見せるも投手ではセットアッパー青山浩二5月の時点で3敗、クローザ―の松井裕樹が絶不調に陥り9回に4失点や6失点するなど大量失点する場面が立ち、開幕から不調のケニー・レイ戦力外通告を受け退団、銀次・今江・松井稼頭央が打撃不振で二軍に降格、ゴームズも「地震が怖い」と帰5月には打っても中継ぎが安定感を欠き2試合連続で延長戦で落とすとそこから10年ぶりの9連敗を喫すなど投打に綻びが生じ一気に失速、さらに嶋基宏もケガにより離脱するなど不運にも見舞われ最下位に転落、楽天初年度に並ぶペースで借10に到達してしまった。

しかし、離脱した選手に代わり1年の若手選手が台頭。キャッチャーでは足立祐一ショート茂木栄五郎センターにはドラフト1位オコエ瑠偉島内宏明が入ると交流戦では11勝7敗と勝ち越し、8月も15勝9敗1分と持ち直し4位に浮上するも9月に大きく負け越し西武に抜かれ、最下位は脱するも3年連続のBクラスとなる5位でシーズンを終えた。

首脳陣
一軍 二軍・育成
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

セントラル・リーグ

東京ヤクルトスワローズ(64勝78敗1分、5位) 監督:真中満

開幕から4連敗、昨年74登板で故障が不安視されていた秋吉が2試合連続失点と、先行きが不安なスタートを見せ、序盤から最下位攻防戦を見せる不甲斐ない立ち位置になる。

しかし日を越すに連れ坂口智隆大引啓次の元オリックス1・2番コンビが1番大引・2番坂口と役割を変えて定着。山田バレンティンホームランを量産し、秋吉亮はやはり投げ続けないと調子が落ちる変態だった。

ところが、元から満身創痍坂口、大引、ウラディミール・バレンティン館山昌平は元より、畠山和洋川端雄平小川泰弘石川雅規、原里、上田剛史亮太石山泰雄、徳山武陽、古野正人2015年オフに獲得したカイル・デイビーズなど一軍で怪による離脱が相次ぐ。二軍でも高橋奎二とジュリアスが怪で離脱とヤ戦病院全復活した。

そんな中頼みの綱であった山田まで田原による死球の怪で離脱、一時は1番坂口、4番バレンティン、6番大引、8番中村の4名しか一軍レギュラーが居ないという惨々たる状況に陥る。

また昨年優勝に貢献したローガン・オンドルセクが首への暴言をきっかけに謹慎、帰、退団となり、昨年優勝の柱がこれでほぼ全崩壊した形となった。

しかし希望も見えた。3年西浦直亨川端離脱のチャンスを掴みついに覚醒、終盤は大引を押しのけショートレギュラー格に成長。また中村悠平一強状態だった捕手にも西田明央が台頭、に打撃面でを見せつけた。
坂口チーム最多の141試合に出場、同じくチーム最多の155安打を放つ。この安打数は坂口が最多安打(175安打)を放った2011年以来の好成績であり、また四死球数は63と自己最多を更新、復活を遂げた。
特筆すべきはついに由規らが復活したことだろう。由規は5年ぶりのを含む2勝をあげ、同じく育成落ちを経験した平井が昇格後一度も降格なしでフル回転した。またイップスにより昨年一軍登板がなかった村中中継ぎ先発フル回転。7勝をあげるなど大活躍した。更に山田哲人。終盤、田原から受けた死球とほぼ同位置に岩貞から死球を受けると打率は下がっていったが、それでもなんとか打率3割を堅守。打率.304、38本塁打盗塁30で史上初の2年連続トリプルスリーを達成。2年連続どころか、トリプルスリー複数回達成すらも山田が初という快挙であった。これにより山田はコミッショナー特別賞を受賞した。

また新加入のジョシュ・ルーキ、秋吉がまたしてもセリーグ登板数の上位を飾り、昨年のROB14ほどではないものの逃げ切り体制を整えた。

オフには森岡良介引退コーチに就任。新垣渚松井淳、今季途中加入のジェフンらが戦外になった他、高津臣吾一軍投手コーチ二軍監督に配置転換。田中浩康コーチ就任要請を断り、戦外からの移籍という形で横浜DeNAベイスターズへ移籍した。

首脳陣
一軍 二軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

読売ジャイアンツ(71勝69敗3分、2位)監督:高橋由伸

スローガンは「一新」。

2015年内野手登録だった阿部慎之助捕手に復帰。ところがシーズンを前にして所属選手4人野球賭博が発覚。3月9日高木京介が会見を開き、3月22日高木が1年間の失格処分を受け、契約を解除されるなど、再び野球賭博問題に揺れることになった。

阿部内海哲也大竹寛マイルズ・マイコラスらが開幕に間に合わなかったが、開幕首位スタートを切る。しかし、貧打やリリーの不調が重なりGW中は2勝7敗とセリーグチーム一大きく負け越したり、交流戦直前に7連敗を喫するなど、一時はBクラスに転落した。その後7月に入ると広島を除く他チームとの団子状態から抜け出し首位広島に接近するも、8月7日の勝てば3.5ゲーム差という試合で澤村拓一が9回2アウトから炎上して逆転サヨナラ負けを喫してしまう。それ以降、チームは意気消沈したかのように貯が伸びなくなり、挙句の果てに9月10日東京ドームでの一戦で広島リーグ優勝、胴上げを許す屈辱を味わう(東京ドームで相手チームリーグ優勝を許すのは2006年中日以来10年ぶり)。最終的にはCS1stステージの本拠地開催を論むDeNAを振り切り、2年連続の2位となった。

坂本勇人が最高出塁率と、セ・リーグ遊撃手史上初の首位打者の2冠を達成。投手では菅野智之が4年連続の二桁勝利を逃すも最優秀防御率き、スコット・マシソンが3年ぶり2度の最優秀中継ぎ澤村拓一肝心な場面で炎上しつつも自身初となるセーブ王タイトルをそれぞれ獲得した。

クライマックスシリーズは初進出のDeNAと対戦するも、1勝2敗で敗退。2011年以来5年ぶりの1stステージ敗退となった。

オフ、「足のスペシャリスト鈴木尚広が現役引退を表明。加藤健香月良太矢貫俊之らが戦外となった。さらにDeNA山口俊ソフトバンク森福允彦日本ハム陽岱鋼と史上初のFA3選手獲得、元楽天ケーシー・マギー獲得に乗り出すなど、戦補強に打って出た。

首脳陣
一軍 二軍 三軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

阪神タイガース(64勝76敗3分、4位)監督:金本知憲

首脳陣
一軍 二軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

広島東洋カープ(89勝52敗2分、1位) 監督:緒方孝市

エース前田健太ロサンゼルス・ドジャースポスティング移籍した事もあってか、最下位に挙げる評論家も多い中、カープ2016年シーズンが幕を開ける。

開幕から4番を務めていたエクトル・ルナが故障して離脱したが、ルナの代わりに一軍に上がったブレイディン・ヘーゲンズが中継ぎに定着し勝利パターン確立。貯を着実に増やし、セ・パ交流戦ではソフトバンクロッテと優勝を競った。また、交流戦終盤からリーグ戦再開直後にかけて11連勝し、首位争いからも抜け出した。
7月下旬に勢いが衰え、一時期巨人に4.5ゲームまで詰め寄られたが、8月7日巨人戦で9回2アウトランナーしから逆転勝ちを果たしたのをきっかけに、その後は持ち直し、8月24日巨人戦で勝利し、25年ぶりにマジック20」を点させた。
そして9月10日巨人戦で勝利したことで25年ぶり7度リーグ優勝を達成。緒方監督黒田博樹新井貴浩が宙に舞った。
終わってみれば、2位巨人17.5ゲーム差をつける独走劇となった。

CSは3位の横浜DeNAを相手に4勝1敗(アドバンテージ1勝を含む)で日本シリーズに進出、
日本シリーズではパの王者北海道日本ハムファイターズを相手に2勝先行したが、その後4連敗で日本一とはならなかった。

シーズンをもって廣瀬純倉義和黒田博樹の三人が引退黒田背番号15は永久欠番となることが球団から発表された。また、中東直己久本祐一西原大の3人が戦外となった。

首脳陣
一軍 二軍 三軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

中日ドラゴンズ(58勝82敗3分、6位) 監督:谷繁元信→森繁和

球団創設80周年を迎える。

序盤は新外国人ダヤン・ビシエドが活躍しAクラスにいたが、交流戦の時期から最下位に低迷。浮上の兆しがないまま、8月9日谷繁元信監督佐伯貴弘打撃コーチが休養となり、森繁和監督代行を務めることになった。
結局、9月16日広島戦で4年連続のBクラスが確定、9月25日阪神戦で19年ぶりの最下位確定ならび80周年の年に80敗を確定させた。

シーズン終了後、監督代行の森繁和2017年シーズンより正式に監督に就任することが決まった。

首脳陣
一軍 二軍
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

横浜DeNAベイスターズ(69勝71敗3分、3位 勝率.493) 監督:アレックス・ラミレス

アレックス・ラミレス監督に交代し「事徹底」を合言葉チームの心機一転を図ったが、キャンプから開幕にかけて故障者が続出。特に開幕投手名した山口俊、攻撃的2番に据える予定だった梶谷隆幸の離脱は痛く、4月終了時点ではいつも通り最大借11で最下位に低迷した。
ただし投手(中でも先発)の活躍は覚ましく、ラミレス監督のもと徹底した投手分担制と管理を行ったことで、負け試合は多くありながらも成績面だけ見れば他の球団の追随を許さず、一時期は「投手横浜」と呼ばれるほど恵まれた結果を残した。
ドラフト4位のルーキー戸柱恭孝が正捕手に定着し前年度まで大きな問題となっていた後逸が大幅に減少。長年の課題であったセンターラインは各若手の成長もあり全体的な守備が向上し、ベイス☆ボールの頻度も減。離脱していた選手も復帰し始め、最大11の借5月終了時点で済を果たしAクラス入りで前半戦を終えた。

オールスター明けの中盤以降は全体的に息切れし始めたのか投壊が立ち始め、一時期は4位のチームに0.5ゲーム差に迫られたが、なんとか打線の奮起もあり3位をキープし続けた。そして9月19日広島カープ戦、本拠地の横浜スタジアムにて3-1で勝利しリーグ3位以上(Aクラス)を確定、CS制度導入後初の進出を決めた。

ベイスターズ史上初のクライマックスシリーズでは、1stシリーズ2位巨人と対戦。試合は第3戦までもつれ、第3戦の延長11回に嶺井が勝ち越しタイムリーを放ちこれが決勝点となりファイナルシリーズに進出を決める。ちなみに第1戦では中村紀洋楽天藤田一也が駆けつけた。
ファイナルシリーズでは2016年セリーグ覇者広島との対戦。結果は1勝3敗で敗退し、18年ぶりの日本シリーズ出場はならなかったが、広島を相手に最後まで喰らいつき諦めない姿勢を見せ今シーズンを終えた。

シーズンオフにはエース山口俊FA権を行使し読売ジャイアンツに移籍。代わりにDeNA側は人的補償にて巨人より投手平良拳太郎を獲得した。またヤクルト自由契約となった田中浩康を獲得した。
またシーズン終盤に大洋ホエールズ時代からDeNAまで長きに渡り活躍した三浦大輔引退し、横浜スタジアム引退セレモニーが行われた。

首脳陣
一軍 二軍・育成
所属選手
投手 捕手 内野手 外野手

競技結果

順位

パシフィック・リーグ
















1 日本ハム 日本ハム 87 53 3 .621 -
2 ソフトバンク ソフトバンク 83 54 6 .606 2.5
3 ロッテ ロッテ 72 68 3 .514 15.0
4 西武 西武 64 76 3 .457 23.0
5 楽天 楽天 62 78 3 .443 25.0
6 オリックス オリックス 57 83 3 .407 30.0
セントラル・リーグ
















1 広島 広島 89 52 2 .631 -
2 巨人 巨人 71 69 3 .507 17.5
3 DeNA DeNA 69 71 3 .493 19.5
4 阪神 阪神 64 76 3 .457 24.5
5 ヤクルト ヤクルト 64 78 1 .451 25.5
6 中日 中日 58 82 3 .414 30.5

タイトル・表彰

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読み:プロヤキュウニセンジュウロク
初版作成日: 17/04/02 12:59 ◆ 最終更新日: 17/06/11 17:45
編集内容についての説明/コメント: 【追加】セ・リーグの2016年の首脳陣・所属選手
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プロ野球2016について語るスレ

1 : ななしのよっしん :2017/04/12(水) 00:58:14 ID: TBD7bXuufK
戦績は球団の記事から転記してきたらしいけど、こうして見ると悪い意味であくが強いのが多いな。
チームについて述べるはずが選手の記事に書いた方がいいぐらい選手の内容が長いし
2 : ななしのよっしん :2017/04/19(水) 00:31:25 ID: 9VlpydMRMT
横浜だけ駄に長すぎw
3 : ななしのよっしん :2017/04/19(水) 23:29:13 ID: 7/Lfu4XYz3
どうせこう書くなら
各種タイトルホルダーとGG賞、新人王くらいは書いてみては?(無茶振り

ついでに引退打線でも書いたらどうだろうか?
黒田三浦武田勝新垣が支えるローテの年だな
小松山内雄太川井進)らへんも一発屋気味だけど実績あるな
福原岡本久本長田ボブ川井貴志)のリリーも使い勝手がいい

打線レギュラークラス多村サブロー後藤栗原くらいのもんか
表ローテ3人ともムエンゴなのに引退打線でまでムエンゴだなんて・・・
倉カトケン鶴岡米野と第二捕手も豊富で、
スペシャリスト鈴木筆頭に廣瀬内村森岡井手
控えにおいといたら便利な面子が多いなぁ
4 : ななしのよっしん :2017/04/30(日) 15:42:29 ID: bM+nk345MN
横浜こんなにバッサリ削るんなら元記事に戻してほしい
Deの記事にあったときのものが読みたい
5 : ななしのよっしん :2017/04/30(日) 21:04:31 ID: TBD7bXuufK
そうか?思うことは人それぞれだろうが、あれはただでさえ長かったのに贔屓観がひどすぎて読んでて恥ずかしいと思ってたんだけど
6 : ななしのよっしん :2017/05/03(水) 10:16:02 ID: diWECAWF4m
まあ、戦績が球団ごとに長さが違いすぎるのは気になりますね
阪神とかは簡潔すぎるし
7 : ななしのよっしん :2017/05/07(日) 06:54:40 ID: i7ZyYFqXDU
横浜の記事はあれが面かったのに、なーにやってだ
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