ベガ・オブスキュラ単語

『ZOIDS新世紀/ZERO』の主人公ビット・クラウド最大のライバルにして劇中のラスボス。

バックドラフト団が手に入れたもう一体のアルティメットXことバーサークフューラーのパイロットとするために同組織幹部のサラという女性が連れてきた少年。

わずか10歳という年齢でありながら天才的なゾイド操縦技術と並のゾイドウォーリアーを遥かに凌ぐ戦闘センスの持ち主で、その事から「無敗のキング」の異名を取る。
さらに予知能力のようなものまで有しており、敵の攻撃を予測する事まで出来たという。

性格は歳相応に無邪気で快活だが、その分残酷であるとも言え、笑いながらゲーム感覚で敵ゾイドを容赦無くぶっ壊していく危ない魔少年である（実際ゲームだけども）。

まず素体状態のバーサークフューラーでチーム・ブリッツと初手合わせし、その自らの力とバーサークフューラーの性能を見せつけ、そしてゾイドバトルの祭典ロイヤルカップにて単騎で参加して並み居る強豪達をたった一機で次々と駆逐していった。

バックドラフト団の横槍で襲いかかってきたジェノザウラー3機を瞬時に全滅させたり、落下してくるジャッジ衛星を荷電粒子砲で吹き飛ばすなどバーサークフューラーの性能を遺憾なく発揮、そしてビットのライガーゼロとの決戦においても最初こそ戦いを優位に進めるものの、次第にバーサークフューラーとライガーゼロの力の差について行けなくなっていき戦闘の最中に気絶、それでもバーサークフューラーは止まらず暴走を続けるが気がついた直後に緊急脱出装置を作動させて機体から離脱。

これによってベガとバーサークフューラーの敗北は決定した。

戦後は自分の敗北を素直に認め、何時かまた一人のゾイドウォーリアーとしてビットと再戦する事を誓うのであった。