ベクターグラフィック(Vector graphic)とは、CGの図形・画像の形式のひとつである。ベクターイメージ、ベクトル画像とも。
概要
図形を点で結ばれた線で表す。結ばれた線の終点が始点と重なった(ry 後はwikipediaを見てくれ。
簡単に言うと、どんなに引き伸ばそうが縮小しようが劣化の無い絵。
通常のjpgやgifなどの画像はラスターイメージというピクセル(画素)の集まりで画像を表現する手法をとっている。 ラスターイメージの拡大とは、ピクセルを単純に拡大するか、何らかの方式で間を補間して拡大するしかない。前者の場合はモザイクのようになり、後者の場合は画像がぼやけて見えてしまう。
試しにjpg画像等を開いて思いっきり拡大してみよう。
それに対してベクターグラフィックは画像を数値で表して、その数値を元にコンピュータが描写するため、画像が劣化することは無い。
そのためコンピュータ側の負荷もそれなりに大きくなる。古いパソコンだと非常に動作が重くなる可能性がある。
Flashで作成されたイメージはベクターグラフィックなので、swf丸上げを最大化しても画像の劣化が起こらない。
つまり画質うんぬんではなくそーゆー「機能」なのである。
なお、PDFもベクターグラフィックを使っているので、拡大しても字が劣化することなく読める。
良くありそうな質問
Q.NMMで作った動画は拡張子swfだけど拡大すると劣化していたのはなんでなんだぜ?
A.NMMは単にラスターイメージをつなげて動画を作っていただけなので、拡張子がswfだけども拡大するとしっかり劣化します。
関連動画
元となったFlash版と、それをエンコードした動画版。Flash版は画面拡大しても劣化しない。
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関連項目
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