ベックスコーヒーショップとは、JEFB(JR東日本フードビジネス社)が運営するコーヒーショップ(喫茶店)チェーンのブランド名である。
ベッカーズではない、ベックスコーヒーショップだ。
ハンバーガーを出すのがベッカーズ、コーヒー出すのがベックスだ。
概要
一言で言うと「JR東日本版のドトールコーヒーショップ(以下、単に『ドトール』と表記」。店の雰囲気やメニュー構成などはドトールのそれに酷似している。
さて、いきなり「ドトールのパクリを強く意識している」的に書いてしまったが、オリジナリティ皆無というわけではない。同じJR東日本系列の店名の紛らわしいベッカーズと同じく品質を重視しており、アイスコーヒーは手間のかかる水出しタイプを使用するなど随所にこだわりが見られる。
そしてサンドイッチ、この部門でならドトールにも負ける気がしない。ラインナップこそ定番のBLTサンド・バジルソースで味付けした鶏肉を挟んだバジルチキンサンド・寒い日に食べたくなるホットハム&チーズサンド、そして上位版の「ベックスプレミアム」(ベックスプレミアムは持ち帰り不可)の3+1種と少ないものの、味とボリュームには定評がある(編集者の主観)。というよりこのサンドイッチ類のために立ち寄る価値は十分ある。
サンドイッチ類だけでなくケーキ類も品質重視となっており、ベッカーズと同じくエキナカをホームグラウンドとするチェーンながら街中のコーヒーショップとも十分渡り合える実力を秘めている。(念のため書いておくと、スタイルなどで真正面からぶつかるであろうドトールや、「シアトル系カフェ」の代名詞であるスターバックス等の他社が品質を軽視していると言いたいわけではない。例えばドトールは本業がコーヒー豆の卸売業者であるということもあり、コーヒーに関しては他社の追随を許さないこだわりを持っており、安価で大量生産の出来る熱風焙煎ではなく手間のかかる直火焙煎でコーヒー豆を煎る・新鮮さを重視して作りおきはしない等、他社からすれば「採算の面などからすれば非現実的」と言われそうな手法を多数取り入れている。)
正直な話、同じJR東日本系列のエキナカの飲食店に寄るなら某あじさい亭なんかよりもベックスコーヒーショップやベッカーズを選ぶべきだ。
ベッカーズよりも小型の店舗で運営できる機動力を活かし、駅ホーム上に出店することも見受けられる(上野駅の常磐快速線ホーム・京葉線新木場駅など)。
関連項目
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