…誰かの役に立てるのって良いな
なんだか私も一緒にレースで勝てたみたい
ベルノライト(ウマ娘)とは、漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』に登場するウマ娘である。
概要
オグリと同じカサマツトレセン学園の新入生。誕生日5月22日。身長148cm、毛色は栗毛(髪:茶 眼:茶)。B89・W53・H77。「B」のヘアピンを髪に、左耳に赤色のリボンを付けている。
実家がウマ娘向けスポーツ用品店「light-sports」であり、そのためウマ娘のレースに関する知識は一定以上ある。自身も装蹄の技術があり、おまけ絵にはアルミのインゴットから削り出しているようなセリフがある。後に材料があれば一から作れると発言しており、事実「怪物」と称されているオグリの走りに耐えられる蹄鉄を用意している辺り、ウマ娘全体としても珍しい職人系のスキルを所有する存在となっている。
クラスで隣の席になったオグリを気に掛けており、オグリに誘われてチームメイトになった。北原からは「ベル」、オグリからは「ベルノ」の愛称で呼ばれている。
オグリのデビュー戦後、シューズがダメになったオグリに、実家の知識を活かして新しいシューズをあつらえた。自身はオグリが出場するジュニアクラウンの日に新バ戦に出場したが明確な描写は描かれず、惨敗を喫した模様。
その後はオグリのサポートに回り、オグリの中央移籍の際には、サポートウマ娘として学ぶため、オグリともに中央のトレセン学園に転入した。前述の技術のみならず、外国語も習得し海外ウマ娘とも会話できるなど学力も高く、中央トレセン学園のスタッフ編入試験に合格したことに対して、シンボリルドルフから「たいしたもの」と言われている。
オグリの中央での担当トレーナー六平銀次郎のチームに入り、六平からは冗談交じりではあるが、「(技術含めて)トレーナーの資質もある」と称され、今後の彼女の進路についても想像の余地が広がっている。
元ネタ
ヘアピンのデザインや同じ栗毛、左耳飾り、誕生日も同じという点から、オグリキャップと同期で笠松競馬場所属の牝馬ツインビーがモデルと推測される。父はナイスダンサーで、他にウマ娘化された産駒にナイスネイチャ、血縁としてトウカイテイオー(母・トウカイナチュラルの父がナイスダンサー)がいる。
作中のベルノは早々にカサマツでのレース生活を断念してオグリのサポートとして中央に転入したが、史実のツインビーは1990年まで笠松で走り、90年には重賞の笠松オールカマーを勝利している。通算45戦10勝。
ちなみに前述の通り作中のベルノのデビュー戦はオグリのジュニアクラウンと同日だったが、ツインビーの新馬戦は87年10月10日で(結果は10頭立て3着)、オグリキャップが勝利したジュニアクラウンは10月4日なので日程も微妙にズレている。
「ベルノライト」という名前は、ゲームの「ツインビー」シリーズから、作中のアイテムの「ベル」と主人公機・ツインビー号のパイロット「ライト」の名前を持ってきたものか。
また、オグリに新しいシューズを用意したエピソードや、その蹄鉄を打っていること、オグリと一緒に中央に転入したことから、キャラクターの位置づけとしてはオグリの競走生活を支えた周囲の複数の人間がベースになっていると思われる。
具体的にはシューズのエピソードはオグリの蹄叉腐乱を発見し治療した川瀬友光厩務員、その後の中央転入と蹄鉄のエピソードは三輪勝装蹄師がモデルと考えられる。通常、転厩に当たって装蹄師も変わるのだが、オグリキャップの補助のため三輪氏は特例で笠松から中央に移動している。
関連静画
関連項目
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