ペトラ・クビトバ単語

ペトラクビトバ

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概要

男女単複通じて、90年代生まれとして初めて四大大会タイトルを獲得した選手。左利きから強力なサーブとフォアを武器に超攻撃的なテニスを展開する。高速コートで調子が良いと気持ちいいくらいに攻撃テニスが決まるので、ある種観ていて清々しい。

2011年のウィンブルドンでは決勝でマリア・シャラポワを下して優勝。同年はツアー最終戦でも優勝しており、新世代の女王候補として一気に期待が高まった。ランキングも2位まで上げて、翌2012年全豪オープンの結果次第で1位もありうるところまで来たが、結果は準決勝敗退でビクトリア・アザレンカに1位を奪われてしまう。その後は病気や怪我、調子のムラの激しさもあって、1位を奪えないまま現在に至る。単核症にもかかっていたようなので影響が懸念される。2014年にもウィンブルドンで優勝しているように、ハマったときは本当に強い。

私生活では一時期同国の男子テニス選手ラデク・ステパネクとの交際が報道されていた。「ATP一のプレイボーイ」ステパネクはやはり元テニス選手のニコル・バイディソバと結婚していたが、クビトバとの関係で離婚したらしい。その後この関係は解消、後にホッケー選手との婚約を発表している。

2016年の年末、強盗に襲われて左手を手術したことが報じられた。これにより2017年シーズン序盤は欠場することになった。2017年の年末ランキングは30位近くまで落ちたが、2018年はそこから立て直してTOP10に復帰。2019年の全豪オープンでは決勝で大坂なおみに敗れたものの、優勝すればランキング 1位というところまで戻してきた。今後は悲願のランキング 1位が実現するか、期待が持たれる。