ホトトギスとは、カッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類である。
概要
全長28cm程の渡り鳥。5月ごろに日本に訪れる。カッコウなどと同じく自分で子育てをせずウグイスなどに托卵をする習性がある。
古来より和歌の題材となることが多く、万葉集にもホトトギスを題材として詠んだ和歌が存在する。ちなみに夏の季語でもある。
「テッペンカケタカ」「特許許可局」などとオノマトペで表現される独特の鳴き声で鳴く。
鳴かぬなら
Q.ホトトギスが鳴きません、どうしますか?
A1.「そんなホトトギス、殺してしまえ」(織田信長)
A2.「私が鳴かせて見せましょう」(豊臣秀吉)
A3.「鳴くまで待ちます」(徳川家康)
後世の人が、鳴かないホトトギスを前にした三人の天下人(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)の対応を詠んで三者三様の性格を言い表す川柳に登場することでおなじみの鳥でもある。この川柳は江戸時代後期の随筆「甲子夜話」に載っている(詠み人知らず)。念のために言っておくが本人たちが実際に詠んだわけではない。
「鳴かぬなら ○○○○○○○ ホトトギス」という極めてシンプルなテンプレートのため、簡単に他の人物やキャラクターに当てはめてアレンジできる他、大喜利のネタにもなる。この場合お題のシンプルさ故に作者のセンスが問われることになる。ネタによってはホトトギスの部分まで改変する場合も。
関連項目
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