では、それを用意しましょう
概要
ホリス・ホライアンとは、『新機動戦記ガンダムW』のキャラクター。OZの特殊部隊に所属し、潜入や偵察任務を得意としていたが、コロニー戦争後にOZを脱退する。その後は宇宙でその姿を見かけたとの報告があるが、詳しいことは不明である。
アニメ本編には登場しないキャラクターであるが、バンプレストの発売した『スーパーロボット大戦W』で初めてその姿と設定が明かされ、作中ではオリジナルキャラクターであるヴァルストークファミリーとのクロスオーバーが多いことから、バンプレストオリジナルであると勘違いするファンも大勢出るほどだった。
・・・というのは全くの嘘で、バンプレストオリジナルキャラクターの一人である。
主人公、カズマ・アーディガンが属するヴァルストークファミリーに押しかけ就職をした青年で戦艦ヴァルストークの操舵手を務めている。
ヴァルストークファミリーの人間の中で唯一彼だけがアーディガン一家と血縁が無いのが特徴である。
連合大学卒(自称)の経歴を持ち、知識が深く、頭の回転が速い。ヴァルストークファミリーにおける頭脳労働担当の役回りを担っている。
裏切り疑惑?
スーパーロボット大戦Wのオリジナルキャラクターがファミ通で発表された際、ヴァルストークファミリーのキャラクターが全身画で紹介されていく中で、唯一彼だけが、アーディガン一家の血縁関係にある人間ではなく、紹介絵も顔だけがアップされたものが乗っけられた。(現状でも、彼の全身画は今の所無い、EDで全身画っぽいものを見る事は出来るがそれだけである。血縁関係どころかシナリオ中空気なガレントとかにも全身画用意されてたのに・・・。)
唯一、ヴァルストークファミリーと血縁関係になく紹介用の絵の扱いもテキトー、あと名前がちょっとウホッぽいという事からファンたちからはこいつ裏切る臭いがぷんぷんするぜ!!!と言われ、凄い勢いでネタにされた。今でこそ邪気眼ネタや「ビッグボルフォッグだーっ!!」など様々なオリキャラのネタが存在しているスパロボWだが、発売前のオリキャラで話題になったのは8割がこのホリスであったと言っても過言では無い。色んな作品とのコラも多く作成された。
そして様々な変な期待をホリスは背負わされて、スーパーロボット大戦Wは2007年3月1日に発売を迎える事になる。
結局どうだったの?
裏切り者というイメージをかけられ期待されたホリスだったが、その実態は裏切る所か凄く良い人であった。傷心の主人公を支えて、時には激し、後継機登場シーンでは一番おいしい所をもっていく、その上、彼女出来ないと悩んでる主人公の横で、主人公の姉に告白して成功というハッピーエンドをプレイヤーに見せつけ作中で最も幸せな結末を迎えたのである。
後に一部のファンは言った「あいつは裏切らなかったんじゃない、俺達の期待を裏切ったんだ。」
といっても彼自体の人気が無くなったのかというそうでもなく、前述した本編での様々な活躍に加えて、サポートメカであるキャレットにまでカットインがあるのに彼には専用カットインが無い、「やった!名前があった!!」(ブレスの家族に向けたメッセージにて名前が呼ばれた時の発言)などといったネタもまた豊富であり、キャラ的な意味でもネタ的な意味でも愛されているキャラクターである。
作中では設定レベルのクロスオーバーとして「元OZ」という経歴があるため、ガンダムWのキャラクターと違和感なく共演させたコラ画像が出回ったりもしている。
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