ボクシング(Boxing)とは、拳のみを用いて闘う格闘技である。レスリングに並び世界最古の格闘技で、現在、最も世界で広く知られている格闘技でもある。
概要
ボクシングは、ボクシングのリングの上で、拳にバンテージ(包帯)とグローブをつけて行う。アマチュアでは、ヘッドギアとシャツを着る。プロ・アマ両方で、ベルトラインより下、後頭部への攻撃は禁止されている。また、投げ技や蹴りは反則攻撃である。
歴史
ボクシングのような二つの拳だけで戦う格闘技は古代ローマの拳闘士、さらにはそれ以前から存在したが現在のボクシングとの直接のつながりはない。
いわゆる近代ボクシングは1867年に英国で作られたクインズベリールールの誕生とともに始まった。これは当時非合法に行われていたベアナックル・ファイトを競技化すべく定められたものであり、グローブの着用や1ラウンド3分といった現代に直接繋がるルールがこの時生まれた。ヘビー級以外の階級もこれ以降次々と誕生することとなった。
世界王座認定団体
ボクシングのいわゆるメジャー世界タイトルの認定団体は現在4つ存在する。WBA・WBC・IBF・WBOである。この他多数のマイナー団体が存在するがそれらは事実上なんの価値も持たないと言って良い。したがってK-1がマイク・ベルナルド(元WBF王者)などを元ボクシング世界王者と呼ぶのはボクシングファンにとっては失笑モノである。
なお、ボクシングの世界王座認定団体は基本的にタイトルを認定しランキングを作成するだけの組織であり、サッカーのFIFAのようにボクシング界すべてを統括する組織は存在しない。ただしアマチュアボクシングにおいてはAIBAがFIFAのような組織だと言える。
近年は暫定王者やスーパー王者などといった世界王座の乱発が問題となっている(特にWBA)。
日本のボクシング
1952年白井義男が世界フライ級王座を獲得し、日本人初のボクシング世界王者として国民的英雄となった。
以降60名を超える世界王者が日本から生まれている。ただし一般に日本の世界王者とは日本のジムに所属する外国人選手を含めている。これは日本のボクシング界がジムを主体として成り立っているためである。海外の多くの国においてジムは単なる練習場であるのに対し、日本のジムは武道の道場の影響を受けたために自らの看板を背負って選手を育成し興行を手がけているという大きな特徴がある。
日本ボクシングコミッション(JBC)は4つあるメジャー世界王座認定団体のうちWBA・WBCの2つのみを認定している。このため日本のジムに所属するボクサーは残るIBF・WBOに挑戦することはできない。マイナー団体についても同様である。
プロとアマの剥離
近年では、プロとアマの競技性の違いが大きくなり、問題となっている。それは、プロは「相手を倒す」競技になり、アマチュアは「パンチを当てる」競技となったことで、コンセプトに違いが出来てしまったことが原因である。
アマチュアでは、相手を倒すことよりも、多少攻撃力が低くても的確かつスピーディにパンチを当てることが優先される。また、近年の強豪選手は変則スタイルに傾倒する傾向にある。プロに比べるとKO率が低く、KOがあっても、選手はピンピンしているのにレフェリーがストップしたりするので、あまり派手さが無い。昔はヘッドギアを着用していなかった。ただし08年北京五輪からアマチュアの採点基準が見直され、より強いヒットでなければポイントにならなくなった。
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関連項目
外部リンク
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読み:ボクシング
初版作成日: 09/02/12 17:50 ◆ 最終更新日: 11/08/03 12:37
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