ボビー・バレンタインとは、千葉ロッテマリーンズの元監督である。2012年はボストン・レッドソックス監督。
概要
1950年生まれ。1968年にロサンゼルス・ドジャースに入団するも、怪我などにより選手としては大成しなかった。
1985年にテキサス・レンジャーズ監督に就任し、監督経験を積んだ。
1995年、成績不振にあえぐ千葉ロッテマリーンズ監督に就任。この年に打点王を獲得した初芝清らの活躍もあり、チームを10年ぶりの2位に押し上げた。
しかしフロントとの確執により、1年限りでチームを去ることとなった。
1996年~2002年までニューヨーク・メッツの監督。新庄剛志・小宮山悟ら日本人選手を多く受け入れた。
2004年、再び千葉ロッテマリーンズ監督に就任。この年は惜しくも4位に沈んだものの、チームは自身が指揮した95年以来の勝率5割を達成。
2005年は西岡剛、今江敏晃らのブレイクもあって、チームを31年ぶり日本一に導く。外国人監督としては初の日本一達成であった。毎日のようにオーダーを変えながら勝ち続ける様子は「ボビーマジック」と讃えられた。
以降は2007年の2位を最後にBクラスに沈む。成績不振、監督としては高すぎる年俸などの理由により、2009年限りで千葉ロッテマリーンズ監督を退任。
その後はESPNで野球解説者を務め、2012年からボストン・レッドソックスの監督に就任。
しかし、開幕直後から主力選手を批判するなどして溝を深め、ケビン・ユーキリス、ジョシュ・ベケット、エイドリアン・ゴンザレスなど反発した主力をトレードで放出してしまう。チームも地区最下位と低迷し、チームを崩壊させた主因としてわずか1年で解任されてしまった。
監督としての采配はかなり個性的。野手には複数のポジションを守らせ、投手によって捕手を使い分けたり、また選手を適度に休ませる。日によってスタメンが全く違う、ということも珍しくない。
非常に多趣味で、ファンサービスを非常に大切にし、試合前に社交ダンスを披露したこともある。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 1
- 0pt