「死んだ友の哀しみを力に変える」
あらわれろ!ボルシャック・ドラゴン
概要
ボルシャック・ドラゴンは、デュエル・マスターズ初の弾のベリーレアに存在するカードである。 スターフォックスシリーズのボスキャラのうちの一体に似てるが気のせい。
効果は以下の通り。
マナコスト6 火文明
デュエルマスターズwikiより一部引用
パワー6000+
W・ブレイカー(シールドに攻撃したとき、このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする。)
攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
効果はW・ブレイカーと墓地の火のカード一体につきパワー+1000という、初期にありがちだったシンプルなもの。
実際のゲームでは今の環境では到底使われないカードであるが、漫画の主人公であった切札勝舞の最初の切り札であったために知名度が高く、リメイクカードが多々登場している。
「墓地の火のカードの数だけパワーが上がる」と言う効果は、漫画やアニメ内では「死んでいった友の哀しみを力に変える」と表現されており、主人公が持つにふさわしいヒロイックなクリーチャーとして初期の勝舞を支えた。この効果はパワーインフレが進んだ今となってはショボイのだが、「ボルシャック」を象徴する効果としてリメイクカードにも継承されている。(ただし「ボルシャック・ドラゴン」に関しては火の「カード」を指定しているので、実際は火の呪文や城などもカウントされている。こまけえことはいいんだよ!!)
漫画での活躍
デュエル・マスターズ初期の切札勝舞の切り札。そのパンプアップ効果、そして当時のドラゴンとしては軽めの6コストであったため、様々な局面で使用されていた。
勝舞のデッキは火文明と自然文明+αを主体とするビートダウンデッキなので、非常に相性が良い。
ルピア→ボルシャック→次ターンWブレイクという流れも使われていた。
物語が進むにつれ、「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」といった強力な切り札カードに出番を譲ることになるが、
最後にバトルゾーンに出たときは、「幻流星ミスター・イソップ」との相打ちを取る活躍を見せた。
しかし、バトルゾーンには出てないものの、たびたび勝利の一員として貢献してる部分がある。
特にアダム戦においては、攻撃時デッキトップがドラゴンであればエクストラターンを得るという効果をもつ「奇跡の覚醒者ファイナル・ストームXX」が攻撃し効果を発動した時、ドラゴンが出なければ負けの状況でデッキトップにいたのはこのボルシャック・ドラゴンだった。
そして、効果で得たエクストラターンで勝利をもぎ取り、「ボルシャック・ドラゴン」は、文字通り逆転の引き金として勝利に貢献した。
現実での活躍、リメイクカード
漫画では結構活躍してるボルシャック・ドラゴンだが、現実では前述の通りあまり活躍できてない。 だが、リメイクカードの存在が多数存在し、コアなファンも多い。リメイクカードを紹介する。
ネオ・ボルシャック・ドラゴン
脳筋ボルシャックよりコストが2増えた代わりに強力なパワーとTブレイカーを得た。
ボルシャック・大和・ドラゴン
火文明
アーマード・ドラゴン
・マナコスト6 パワー6000+
・スピードアタッカー
・Wブレイカー
・攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力によって、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する時、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。
ボルシャック・ドラゴンの完全上位互換。コスト6のスピードアタッカーそしてWブレイカーといった効果から数々のデッキ に使われてきた。現在では「爆竜GENJI XX」にお株を奪われているが、それでも強力なカードに変わりない。
聖霊龍騎セイント・ボルシャック
光/火
エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン
マナコスト9 パワー9000+
・マナゾーンに置くとき、このカードはタップしておかれる。
・このクリーチャーを召喚するコストを、自分の墓地にあるエンジェル・コマンドまたはアーマード・ドラゴン1体に
つき1少なくしてもよい。ただし、コストは2より少なくならない。
・スピードアタッカー
・パワーアタッカー+4000
・W・ブレイカー
コスト9と重く、攻撃中にパワーが増える恩恵が消えた代わりにコスト軽減効果、さらにはスピードアタッカーつきと奇襲性に富んだカードに仕上がってる。欠点は光文明との混合か。
ボルシャック・NEX
火文明
マナコスト6 パワー6000+
アーマード・ドラゴン
・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを
1枚、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
・このクリーチャーは、自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき「パワーアタッカー+1000」を得る。
・W・ブレイカー
名称カテゴリ「NEX」を持ち、攻撃中の効果が「火文明」の代わりにファイアー・バードになった。「友達が減った」とか言ってはいけない。出た時ルピアを出す効果。これにより、「コッコ・ルピア」をはじめとしたルピアを出すことが可能となっている。「マッハ・ルピア」を出せばワンショットキルも狙えるある意味初見殺しカード。
2016年に行われたデュエマグランプリでは、「ボルシャック・NEX」から出せる「鳳翔龍機バルキリー・ルピア」とともに採用されたデッキが登場。ファイナル革命チェンジ(主に「蒼き団長 ドギラゴン剣」、「時の法皇ミラダンテⅫ」)と相性の良さから3位に入賞した。
ボルシャック・クロス・NEX
火文明
マナコスト9 パワー12000+
アーマード・ドラゴン
・スピードアタッカー
・T・ブレイカー
・誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。
高コストだが、その効果に見合うパワー、スピードアタッカーそして強力な効果。コスト4以下のクリーチャーを出せなくすることにより低級ブロッカーやスピードアタッカー、「光牙忍 ハヤブサマル」といった逆転の一手を削りとることができるカード。強い効果だが、今はサイキック・クリーチャーといった召喚を介さないバトルゾーンに出す効果が蔓延気味で向かい風。
時空の火焔ボルシャック・ドラゴン/勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス
時空の火焔ボルシャック・ドラゴン 火文明(サイキック・クリーチャー)
マナコスト7 パワー6000+
アーマード・ドラゴン
・攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
・W・ブレイカー
・覚醒-このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス 火文明(サイキック・クリーチャー)
マナコスト14 パワー12000+
アーマード・ドラゴン
・このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー
6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
・このクリーチャーが各ターンはじめてタップされた時、アンタップする。
・攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。
・T・ブレイカー
・解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏
返す)
従来のデュエルマスターズの概念を覆し、数々のファンを葬った作ったサイキック・クリーチャー。その記念すべき初登場の覚醒編第一弾火文明スーパーレアのサイキック担当。従来のボルシャックの効果、パワー低いカードを殴るだけで覚醒できる。そして覚醒後は強力なT・ブレイカー、2回攻撃そしておまけの効果破壊といった破格のスペックを兼ね揃える。覚醒がやや難しいのが難点。最近は呪文やクリーチャー効果でバトルをするものが増えて覚醒の機会は多い。
ボルシャック・スーパーヒーロー
火文明
マナコスト6 パワー6000
アーマード・ドラゴン/ハンター
・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破
壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。
・W・ブレイカー
ボルシャック共通とも言えるパワーアタッカーがなくなったが、出た時に小型全て除去する効果そしてアンチサイキッククリーチャーの効果を持った。これにより従来の火文明の弱点の一つであった小型いっぱい出されると手におえないというものがほとんど減る。さらにハンターを持っており公式大会であったE1、E2エリア決定戦においてや現環境においても優秀な効果故か数々のデッキに採用されている。
激竜ガイアール・B
火文明
マナコスト7 パワー6000
レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター
・進化-自分の、名前に《ボルシャック》とあるクリーチャー1体の上に置く。
・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、名前に《ボルシャック》とある進化ではないクリーチャーが出るま
で、自分の山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをバトルゾーンに出し、残り
を自分の墓地に置く。
・W・ブレイカー
ボルシャック専用の進化クリーチャー。ランダム性が高いが、ボルシャックをデッキからバトルゾーンに出す。出た当初は有用なボルシャックといえば「ボルシャック・大和・ドラゴン」、「ボルシャック・クロス・NEX」くらいなもので、数が少なく、使いどころが難しいカードだったが、「ボルシャック・ルピア」や「超竜キング・ボルシャック」などボルシャックカードが増え、このカードを出すだけでゲームエンド級のパワーを持つようになった。今後のカードプールの発展により、力を秘めたカードでもある。
ボルシャック・ギルクロス・NEX
火文明
マナコスト9 パワー9000+
アーマード・ドラゴン/エイリアン
・スピードアタッカー
・パワーアタッカー+5000
・T・ブレイカー
・誰もサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
「ボルシャック・クロス・NEX」がエイリアン化した。どうやら「ボルシャック・ドラゴン」≠「ボルシャック・クロス・NEX」らしい。効果はコスト4以下でなくなったかわりにアンチサイキックの効果。強いカードだが、「偽りの名 シャーロック」というカードの登場により評価は下がった。一応スピードアタッカーついてるので奇襲性にも富んでいる。
聖竜ボルシャック・ウルフェウス
光/火
マナコスト7 9000
アーマード・ドラゴン/エンジェル・コマンド/ハンター
・マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
・進化-自分の「コマンド」と種族にあるクリーチャーまたはドラゴン1体の上に置く。
・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、光または火の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに
唱えてもよい。
・W・ブレイカー
「超聖龍ボルフェウス・ヘヴン」がハンターになった姿。その効果から様々なコンボが期待できる。有名どころとして、「インビンシブル・フォートレス」で相手のシールドを焼き尽くしたりなど、ファンデッキでの活躍が望める。
ボルシャック・コロドラゴン
火文明
マナコスト5 パワー5656+
アーマード・ドラゴン
・自分の墓地にある火のドラゴン1体につき、このクリーチャーは「パワーアタッカー+5656」を得、シールドを
さらに1枚ブレイクする。
突っ込みどころ満載のパック、ブラックボックスパックのカードの一つ。コロコロのマスコット、コロドラゴンとボルシャック・ドラゴンを噛み合わせたもの。火カードのかわりに火のドラゴンとなり、パワーが5656(コロコロ)上がり、シールドをさらに1枚ブレイクする。その能力故、電卓必須となるカードである意味大会泣かせ。
勝舞城 ボルシャック/切札龍 ボルシャック・マスターズ
勝舞城 ボルシャック 火文明
マナコスト6
ドラグハート・フォートレス
・自分の火のクリーチャーが攻撃している間、そのクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカー
ド1枚につき+1000される。
・龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンと自分の墓地に自分の火のドラゴンが合計6体以上あれ
ば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
切札龍 ボルシャック・マスターズ 火文明
マナコスト12 パワー25000+
ドラグハート・クリーチャー ガイアール・コマンド・ドラゴン
・自分のクリーチャーが攻撃している間、そのクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚
につき+3000される。
・ワールド・ブレイカー
コロコロの付録のカード。ボルシャックの名前を持つドラグハート・フォートレスのカードである。ボルシャックの名前を持つからか、ボルシャック特有の効果を持つ。このカードを出すには「次元龍覇グレンモルト「覇」」でしか出せないのが難点か。龍解後はネオ・ボルシャック・ドラゴン真っ青の脳筋カードになる。
そしてこいつの何がすごいかってジャンボカード(下敷きレベルの大きさ)であり、公式で使用可能。使うときは相手のカードに気を付けるように。通常カードサイズが再録されたので、できればそっちを使おう。
熱血龍 ボルシャック・クロス
火文明
マナコスト9 パワー9000+
ガイアール・コマンド・ドラゴン
・スピードアタッカー
・パワーアタッカー+5000
・T・ブレイカー
・誰もサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
種族がガイアール・コマンド・ドラゴンとなり、「NEX」がなくなった「ボルシャック・ギルクロス・NEX」。もともとは付録のカードだが、DMX-22で再録された。しかし付録の影が薄いせいか新規カードと思われてた模様。
「ボルシャック・ギルクロス・NEX」かこちらどちらかを採用するのはお好みで。
ボルシャック・ドギラゴン
火文明
マナコスト7 パワー12000
メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍
・革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャー
を手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが火の進
化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
・進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
・T・ブレイカー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。
その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
勝太の切り札「ドギラゴン」が修行を経て、ボルシャックの力を得た姿。
ボルシャック共通の効果はないが、シールド0の状態で直接攻撃受けるときにデッキトップが火のクリーチャーならバトルゾーンに出し進化できる。そしてバトルゾーンに出たとき相手クリーチャーとバトルする効果を持つ。
実質12000以下のクリーチャー除去を持つカードである。相手の直接攻撃を妨害するだけでなく、このカードが除去できなければ返しのターン12000のTブレイカーが居座ることになり、相手にとって驚異的な存在となる。
さらにこのカードの効果で出した進化元の「バトルゾーンに出たとき~」の効果も使用できるため、「ボルシャック・スーパー・ヒーロー」が出れば小型全体除去+12000以下1体除去という恐ろしいことが起こる。環境トップクラスの【モルトNEXT】や【レッドゾーン】のデッキに採用されており、このカード1枚で盤面がひっくり返ることがある。
トップフェアリーライフはよくあることなので「革命の鉄拳」で補おう。
超竜キング・ボルシャック
火文明
マナコスト7 パワー13000+
アーマード・ドラゴン
・G・ゼロ―バトルゾーンに自分の、名前に《ボルシャック》とあるドラゴンがあれば、このクリーチャーをコス
トを支払わずに召喚してもよい。
・進化―自分の火のドラゴン1体の上に置く。
・T・ブレイカー
・自分のクリーチャーすべてに、自分の墓地にある火のカード1枚につき「パワーアタッカー+1000」を与
える。
とうとうキングになったボルシャック。G・ゼロで「ボルシャック」がいれば即進化できる。
後述の「ボルシャック・ルピア」との相性は抜群で、「ボルシャック・NEX」一枚でこのカードが出せる。「コッコ・ルピア」や「スクランブル・チェンジ」を使えば4ターン目にはこのカードが出せる。
ボルシャック・ルピア
火文明
マナコスト4 パワー2000
ファイアー・バード
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ボルシャック》とあ
るクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルす
る。
様々なボルシャックを呼べるルピア。自信もボルシャックであり、「ボルシャック・NEX」にも対応するルピアである。
「ボルシャック・NEX」→「ボルシャック・ルピア」→「超竜キング・ボルシャック」というコンボもできるほか、盤面に応じては「ボルシャック・ドギラゴン」、「ボルシャック・大和・ドラゴン」もサーチできるなど、ボルシャックを主体としたデッキなら採用すべきカードである。
ボルシャック・ファイアー
火文明
マナコスト7 呪文
S・トリガー
・アタック・チャンス-名前に《ボルシャック》とあるクリーチャー
・このターン、自分の墓地にある火のカード1枚につき、自分のクリーチャー1体のパワーを+1000する。
相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体にバトルさせる。
「ボルシャック・ドラゴン」の技名がカード化。ボルシャックがいればノーコストで使用できる。除去に使うほか、「時空の火焔ボルシャック・メビウス」の覚醒条件も狙える。コストが重めで、クリーチャーがいなければ機能しないのが難点だが、ビートダウン時にクリーチャー排除したままシールドに殴れるという点を活かしていきたい。
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