ボンバーキングとは、自爆王である。
正確には1987年にハドソンからファミコンで発売された、マル超シリーズの記念すべき第一弾であり、ボンバーマンの続編的なアクションゲームである。
概要
ボンバーキング | |
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | ハドソン エイコム |
発売元 | ハドソン |
発売日 | 1987年8月7日 |
対象年齢 | CERO:A |
ゲームソフトテンプレート |
惑星アルタイルを舞台にアンドロイド「ナイト」を操作し、爆弾とビームを使い分けながら進んでいく。
ステージごとに地形が異なるが立ちふさがる障害物を爆弾で破壊しつつ進み、
最後の区域でカギを見つけ出すことによって出口が開き、ステージクリアとなる。
ボンバーマンと違いライフ制だが、時間が経つと減っていくためタイマー的な役割もある。
メインの武器の一つである爆弾はボンバーマンの爆弾とは違ってかなり癖がある。
爆弾を設置して爆破するまでの時間が約1秒とかなり短く、設置後にすぐに離れないと自爆する可能性が高い上に、
爆弾を設置すると同時に後ろにノックバックするため、向きが悪いと障害物に挟まれてそのまま自爆してしまう。
爆弾の仕様に慣れるまでに自爆による死亡が多いため、タイトルから「自爆王」と揶揄されてしまうことが多い。
自爆が多いのと謎解きがやや難しいといったこともあり、ゲームとしての評価はイマイチである。
しかし続編は出た。ゲームボーイで『ボンバーキング シナリオ2』が発売。爆破までの時間が長くなったり、重なっても大丈夫と前作の不満点が改善された。GB音源となったメインテーマもまた味があってこちらも良曲に仕上がっている。但し、「シナリオ2」とあるがストーリー自体は前作と同じで、どちらかと言えばリメイクに近い。
1-1をクリアするとタイトル画面にテーマソングの項目が現れ「ボンバーキングのテーマ」を歌うことができる。
開発そのものはハドソン内製であるが、企画自体は持ち込みである。高橋名人曰く、「カラオケモードもあります!」等のプレゼンが功を奏したらしい。
企画段階ではボンバーマンとは無関係だったのだが、「爆弾だしボンバーでいいんじゃね?ボンバーマンより大きいからキングでいいんじゃね?」という軽いノリでボンバーキングというタイトルに決まったらしい。
このような経緯の為、海外では2作ともボンバーマンとは無関係のタイトルとなっている。無印は『Robo Warrior』という独立した作品としてジャレコから発売された。更に『シナリオ2』は国内外共にサンソフトからの発売となり、同社の『超惑星戦記メタファイト』の海外版『Blaster Master』の外伝作として 『Blaster Master Boy』または『Blaster Master Jr.』のタイトルで発売され、別シリーズ作品と化している。
ボンバーキングのテーマ
ゲーム中のカラオケモードでは1番の繰り返しだが、説明書には2番の歌詞も書いてある。
ボンバーキングのテーマ |
1.緑の大地は はるかな夢
希望の光を その身に受けて
豊かなアルタイルを とり戻すまで
ゆく手をはばむ者は そは何者ぞ
傷ついた 制御コンピュータ
はるかに遠い 夢を抱きつつ
Go for break out
Go for break out
ここはコリドー
駆け抜けろ 駆け破れ ナイトー
2.輝きなくした この惑星(ほし)に
最後の望みを 灯すため
閉ざしたその扉は 大地の底に
システムプログラムに 起動をかけて
よみがえる 制御コンピュータ
緑が戻る 青きアルタイル
Go for break out
Go for break out
ここはコリドー
駆け抜けろ 駆け破れ ナイトー
ピコカキコ
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関連項目
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