ボンバーm@sterとは、ゲーム「スーパーボンバーマン5」を題材とするim@s架空戦記シリーズの一つである。
概要
765プロのアイドルたちが、アクションゲーム『スーパーボンバーマン5』で対戦を繰り広げる傍ら、アイドル(もしくは候補生)として活動する様子を描いた作品である。小鳥さんが亜美真美にゲームで勝つために事務所に『スパボン5』を持ち込み、彼女の発した一言から「ボンバーマンで負けたらアイドルデビュー」(社長公認)という賭けをすることになる。
・・・・・・と、ここまで書けばお分かりいただけた人もいるであろう。この動画は介党鱈P制作の「ぷよm@s」のパロディ作品である。
黒ボンPの「『ぷよm@s』のスパボン5版が見たかった」という動機から、作者が持つボンバーマンの知識とテクニックをふんだんに活用し、アイドル達の激闘を描く。
参考としている攻略本は「ボンバーマンマニアックス」。内容は「スーパーボンバーマン3」までのものしかないが、それでもほとんどのテクニックはこれで得られると言われている。
765プロスパボン5タイマンランキング
Part5にて小鳥の提案により、ボンバーマンの実力をランキング形式にすることとなった。
1日1回、”現在事務所にいる中で”ランクが一つ上のアイドルに挑戦でき、勝てばランキング入れ替えとなる。
対戦形式は5本先取・制限時間2分・サドンデスなしのタイマン。
最初のランキングは小鳥による評価で決定された。以下がそのランキングである。
順位 | 名前 | 備考 |
CP | 小鳥 | ロナ、サイトラ等の基本的な技はもちろん、連続ロナや打撃、ハネルーイでの爆風回避といった 高度なテクニックを使いこなす。周辺視野能力も高く、攻防共に隙がほとんどない。 |
1 | あずさ | スパボンバトルが始まったころはそれほど強いわけでもなかったが、小鳥との対戦を繰り返すうちにそのプレイを盗み、次々と自分のものとしている。 ゲーム上ならば迷子にならないのかそのプレイングは非常に高度で、特に投げ・パンチでの打撃が正確無比。真美との初ランキング戦ではストレート勝ちこそ逃したものの、引き分けに持ち込むことで黒星が付くのは防いでいる。 |
2 | 真美 | ロナを中心とした積極的な攻めのスタイルを取る。亜美よりも周辺視野能力が優れていることから 小鳥は真美の方が上と判断。 プレイスタイル自体は上級者の域ではあるものの、あずさの多彩な戦術を見切ることができず、初ランキング戦では1勝もできずに敗退した。 |
3 | 亜美 | 真美と同じくロナによる攻撃をメインとしている。周辺視野の広さでは真美に劣るためランキング上は下についているが、ロナのテクニックはわずかながら真美より上とされる。 短期間で爆弾格子蹴りをマスターしたことはPをも驚かせた。 |
4 | 美希 | ボンバーマンマニアックスの記述から「起爆パンチ」を編み出すも、確実に使いこなせていないため亜美との対戦では敗北。以降は一時的に封印している模様。 事務所内では最もボンバーマンに熱中しており、亜美真美を相手に対戦を挑んではなかなか開放せず困らせている。 |
5 | 千早 | アイテムをあまり使わない「置きボン」をメインとした戦法をとる。 プロデューサーの指南により周辺視野と脈把握の訓練を中心に行っており、その一環で「ばら撒き」を主な攻め手としている。 ルーイを使った自爆特攻をする等、ランキング発表時よりも上達しているようだ。 |
6 | 春香 | 最初のうちはスパボン3までの経験者ということで事務所内では強い方だったが、キックでの単調な攻撃を繰り返してばかりなためサイトラに弱いという致命的な弱点があり、対策を講じられてからは亜美真美にも劣るようになった。 結果、ランキングが作られる頃にはご覧のとおり下位に落ち着くことになる。 |
7 | やよい | 伊織・雪歩と共にかませ犬トリオの一人だったが、小鳥の指導で「タメ投げ」をマスターしたことで勝ちパターンを確立し、早くも一抜けしている。 とはいえ、グローブがなければ勝てないので地力そのものは真にも劣り、高ランクには遠く及ばない。 |
8 | 真 | 劇中での対戦シーンはまだない。 動きがぎこちなく、ロナを失敗して自爆することがおおいようだ。 |
9 | 伊織 | 最初期はやよいより若干上の実力だったが、やよいがタメ投げを習得したことにより追い抜かれた。 視野が狭く、相手の動きを読めないためランキングではブービーとなってしまったが、 Pや小鳥の講座により知識をよく蓄えており、劇中では解説サイドに回ることが多い。 |
10 | 雪歩 | こちらも対戦シーンはない。 自分の周り以外はほとんど見えてないため、どう動けばいいかがわかってない模様。 曰く「ブロックが残ったままなのが気持ち悪い」らしい。流石はドリラー |
その他の登場人物
- P
- 春香と美希の担当プロデューサー。本作ではボンバーマン型のシルエットで顔面に「P」と書かれたアイテムパネルがはめられた姿をしている。
実力は不明だが、アイドル達が気づけなかったプレイングミスを瞬時に捉えて脳内で即修正する等、かなりの上級者であることを伺わせている。 - 律子
- 「ボンバーマンは見てるだけで十分」ということでランキングには参加していない。
事務所の大人たちが揃いも揃ってマダオなため、自分がしっかりしなければと意気込んでいる。 - 高木社長
- 美希の思い付きによる小鳥への罰ゲーム「負けたらアイドルデビュー」を公認する。
出番は少ないが、ファンから美希宛に届けられたゴールドカートリッジをPや小鳥が横領しようとした際には威圧して阻止している。
主なボンバーマンでの技
- みのるロナウジーニョ
- 通称「ロナ」。アイテム「ボムキック」を使い、爆風めがけて爆弾を蹴り入れ、誘爆させる。
爆風との距離に応じて「遠距離ロナ」「1マスロナ」「零距離ロナ」等の種類があり、応用として「2連ロナウジーニョ」や「爆弾格子蹴り」、「みのるデスサイズ」等が存在する。 - 軸ずらし蹴り
- 通称「軸蹴り」。ボンバーマンの体を障害物からわずかにはみ出させ、爆風に巻き込まれない位置から安全に爆弾を蹴る技。「零距離ロナ」をやるにはこの技が必要不可欠。
- みのるサイドトラップ
- 通称「サイトラ」。キックで蹴られた爆弾をボンバーマンの体で受け止めて停止させ、ロナを封じる。さらにその爆弾を蹴り返したりグローブで投げる等で反撃の起点とする攻防一体の技。
- タメ投げ
- アイテム「パワーグローブ」を使った技。爆弾を設置した後、時間をおいてから持ち上げ、敵に直接投げつけて気絶させ、そのまま燃やす。
スパボン4以降で使用可能な技であり、スパボン3までは持ち上げると爆発までの時間がリセットされる仕様のため、ボンバーマンマニアックスには不可能と記載されている。 - 起爆パンチ
- アイテム「パンチ」を使用する技。誘爆寸前の爆弾をパンチで弾く。成功すると弾かれる前の爆弾によって爆風が遮られ、自身は爆風に巻き込まれなくなるが、タイミングが極めてシビアであり実戦向きではないとされている。しかしある条件で確実に成功させる方法があるらしく・・・・?
- みのるファッキンジャップ
- 爆弾格子蹴り等で詰みが確定した際、ギリギリのタイミングで爆弾を投げて爆風を相手の位置まで伸ばし、無理やり引き分けに持ち込む技。
- 打撃
- パンチまたはグローブで爆弾を直接相手にぶつけて気絶させる攻撃技。気絶すると一時的に身動きが取れなくなり、また取得したアイテムを落としてしまう。2では「みのるジャスティス」とも呼ばれていた。 ちなみに気絶時に落とすアイテムには以下のような優先順位がある。
関連動画
先駆者
実は本作の3年前にすぬ~Pによるウソm@s作品として投稿されている(ただし、使用しているソフトはスーパーボンバーマン2)。
関連商品
関連項目
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