ポケモン言えるかな？単語

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ポケモン言えるかな？とは、1997年に発表されたポケットモンスターの関連楽曲である。
初代ポケモン151匹の名前を、謎の人物「イマクニ？」が音楽に合わせて歌っている事で知られる。

概要

ポケットモンスター（無印）の主題歌「めざせポケモンマスター」のシングルCDに、主題歌・ED曲とともに初収録された。同CDはアニメソング異例の売上200万枚を記録したが、その理由はこの楽曲の人気も理由のひとつと言っても過言ではないだろう。

実際、当時常時高視聴率を記録していたアニメ無印のTVCM間に必ず流れていた「ポケットモンスターカードゲーム」のCM曲にこの曲は抜擢されていたため、絶対的とも言える知名度を誇っていた。加えてその独特なテンポ・メロディに合わせてポケモンの名前を軽快に唱えていくという内容も相まって、子供達の間で大人気となった。その後もポケモン関連のアルバムには度々収録されており、当時の知名度をより確固たるものとした。

この為、発表当時はどこもかしこも『ピカチューカイリューヤドランピジョン…』『イェーッ！オニスズメ！』などとこの曲を口ずさむ小学生で溢れ返っていたとまで言われたが、かなり変則的で独特な曲なのも確かであり、当時のポケモンにあまり関心のなかった他世代（平成初頭までのドラクエ世代）の一部のティーンエイジャーや大人達からは、不気味に思う人も少なくなかったとされている。実際、漫画家の平野耕太は当時連載していた「進め!!聖学電脳研究部」の中で、今時のブキミな子供の一例としてこの曲やイマクニを皮肉を交えて取り上げている。果ては1997年末のポケモンショックでポケモン批判が起きた際にも、『子供達を洗脳する呪文のような歌』などと週刊誌に書かれてしまう等、子供のムーブメントの象徴として様々な場所で揶揄されている事からも、人気の程が伺い知れよう。

曲の間には、当時ポケモン情報番組として高い人気を誇った「おはスタ」のレギュラー出演者レイモンド・ジョンソンと、謎の女性(大橋ひろこ)の台詞もある。この2人とイマクニ？はPVで踊っている。
これが、そのPV。

後に発売されたセルVHSでは「ポケモンかけるかな」とのカップリングでこのPVが収録された。
ニコニコ動画においては、色んな漫画の色んなコマの台詞をこの楽曲の歌や台詞に変え、歌に合わせてコマの画像を変えていくMAD等も投稿されている。

その後、時は流れ2016年11月。深夜版おはスタ「OHAOHAアニキ」ポケモン特集回において、イマクニ？の正体と共になぜこの曲を歌うことになったのかがついに公となった。当時クリーチャーズの新人デザイナーだったイマクニ？は、花見を盛り上げるよう上司から指示を受けこれを完遂。それをきっかけに、当時クリーチャーズが手掛けていた「ポケモンカード」のタイアップCDを製作していたスタッフに、ポケモン言えるかな？仮歌担当として抜擢される。しかしどういうわけか、その後歌手による本番のレコーディングは行われず、イマクニ？が歌う仮歌のものがそのまま採用され世に出回ってしまったという。

派生楽曲

この楽曲がヒットしたせいか、多数のリメイク楽曲が発表されている。

リメイク版

カバー版

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関連項目

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