ポナヤツングスカとは、シベリアの奥地にあると言われる秘境の地である。
概要
「しゃちょうめー! おれさまを ポナヤツングスカ してん なんかに とばし やがるから ロケットだんに ねらわれるのだ!」
「ポナヤツングスカ してん? ああ…… ロシアの おくの ほうだよ」
『ポケットモンスター赤・緑』より
ゲーム『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』とそのリメイク版『ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン』、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』において言及されている架空の地名。
ロケット団に占拠されたシルフカンパニー本社ビル内で幾人ものロケット団員とポケモンバトルをすることになるが、その一人、ロケット団側に回った元シルフカンパニー社員である「はぐれけんきゅういんのソウスケ(名前はFRLG/ピカブイより)」の台詞の中に登場した。
「ポナヤツングスカ」という強烈なインパクトを持つ奇天烈な地名と、「ロシア」という唐突な実在国家名の登場、突っ込みどころ満載な台詞から、度々ネタにされている。そんな僻地っぽい場所に支店を構えた上に社員を飛ばすなんておそロシア...
「そもそもポケモンの世界にロシアなんて国が存在するのかよ」と突っ込みたいところだが、実在の固有名詞(みなみアメリカの ギアナ、アメリカ、ちゅうごく、きょうと、とうきょうタワー、しんかんせん、インドぞう(インド)など)が多用される『赤・緑』『ファイアレッド・リーフグリーン』ならではの台詞ともとれる。なるほど、タイトルのファイアレッドとはつまりきょうs###この記事は粛清されました###
元ネタ・位置考察
確かにロシアっぽい響きの地名だが、「ポナヤツングスカ」と聞いて誰もがまず「どこだよ」と感じたに違いない。地図をくまなく探してもそのような地名は一切ヒットしない。
ネーミングの元ネタと思われるものに、「ポトカメンナヤ・ツングースカ川」(Подкаменная Тунгуска, Podkamennaya Tunguska)という、シベリアの奥地を流れる実在の川がある。エニセイ川の支流であるこの川は、発生から105年間も原因が特定されていなかった謎の大爆発「ツングースカ大爆発」が流域で発生したことで知られている。つまり、あの謎の爆発はシルフカンパニーによる秘密裏のじっk......###この記事は粛清されました###[1]
英語版では「ポナヤツングスカ」に該当する箇所は「Tiksi」と訳されていて、こちらはロシア連邦サハ共和国内に実在する北極海沿岸の都市「ティクシ」(Тикси, Tiksi)が元と思われる。シベリアであることに変わりはないが、上述のポドカメンナヤ・ツングースカ川流域とは位置も地理的環境もかなり異なる。
結論:どこだよ。
Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイにおいて
初代ピカチュウバージョンをベースに製作された『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』においてももちろん登場。
社長めー!
シリーズで初めて「ポナヤツングスカしてん」が漢字表記された。
ここまで言っていることは同じ(ちなみにトレーナー名も『ソウスケ』でFRLGと同じ)であるが、戦闘後のセリフが大きく異なる。
あー!
こんなん じゃ ポナヤツングスカ支店に 逆戻りか……!?
「ロシアの おくの ほう」という地名が粛清されてしまった。極秘事項であったポナヤツングスカの位置の特定を快く思わなかったシルフによる何らかの制裁でもあったのであろう。
ちなみに使用ポケモンの数も5匹(初代/FRLG)から3匹に減っている。
関連動画
関連項目
脚注
- *2013年にウクライナ・ドイツ・アメリカの合同研究グループが、当時の泥炭層から衝突の際に生成されたダイヤモンドと隕石含有物質の混合物を発見し、大爆発の正体が隕石の衝突であったことが確実となった、・・・・・・というのは表向きの偽情報であり、真相はやはりシルフカンパニーによるひみt###この記事は粛清されました###。
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