ポンティアック・フィエロとは、よくスーパーカーに整形されるポンティアック初のMR車である。
概要
トヨタ・MR2共々フィアット・X1/9を参考とした「FFのコンポーネンツを後ろに持っていく」という手法で安価なMR車を実現した。
小型・MR・パワー控えめという、大型・FR・大パワーが当たり前のアメリカ車のそれまでとは一線を画すパッケージングから高い注目を集め、高い人気を得た。
しかし、火災率が高いことが報道されたことや、同時期によく似たパッケージのMR2に徐々に傾いていったこともあり、1988年に生産が終了してしまった。1990年に新型のプロトモデルが発表されるも残念ながらお蔵入りとなってしまった。
なお、よくMR2のパクリ元と勘違いされがちだが、発売時期を考えるとありえない。というかどちらもフィアット・X1/9のパクリであることは確定的に明らか。
因みにボディがFRPであり、なおかつ安価なMR車ということもありフェラーリやランボルギーニのレプリカベースにされやすい。というか下手したら日本では素のフィエロより整形されたフィエロを見かける確率が高いかもしれない。流石に最終型から20年経った今では経年劣化や現地ですらパーツ調達が難しくなっていることからMR-Sに取って代わられつつある(またこいつか)。
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関連項目
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