マイとは、鳥山明の漫画『DRAGON BALL』、およびそれを原作としたアニメシリーズに登場するキャラクターである。
概要
悪役「ピラフ大王」の部下で、犬のような容姿をした忍者「シュウ」とともにピラフの側近を務めている長身美女。ピラフ一味三人組の紅一点。黒髪ロング。
軍人のような服装や切れ長の目などから一見クールでシリアスなキャラクターにも見えるのだが、ピラフ大王がギャグキャラ小悪党なのでマイもやはりギャグキャラである。ドラゴンボールの主人公である「孫悟空」にやっつけられたり、任務に失敗してピラフ大王のお仕置きされたりと、割とひどい目に遭う。
キンタマやウンチといった下ネタをかますこともある・・・が、ピラフはそういった下品なネタが嫌いなようで叱責されている。また、性的なことには異様にウブで、「投げキッス」程度のことも目を覆って騒いで恥ずかしがる(これはピラフ、シュウも同様)。
アニメ版において
原作漫画ではピッコロ大魔王を復活させたところで出番は終了するが、アニメ版ではその後も時々出演している。
『ドラゴンボールGT』ではピラフ、シュウとともに老いた姿で登場した。
『ドラゴンボールZ 神と神』、『ドラゴンボール超』
劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』、アニメ『ドラゴンボール超』ではドラゴンボールの力で子どもに若返って登場。
なんと子どもトランクスに惚れられ、最終的には本人もまんざらではなさそうと言う驚愕の展開となった。
『神と神』で語る実年齢は本人曰く「41歳」とのことなのであまりに年齢差が・・・。ロリババァ?(ババァと言うほどの年齢でもないが)
ちなみに年表通りこれがブウ編の4年後だとすると、初登場時12歳の計算になるのでどこかに間違いがあるようだ。38歳と言い張ったブルマの3歳上というイメージだろうか。『超』ではこの年齢は消えた。
「手をつなぐだけでいい」というトランクスの申し出に「男と手をつなぐなんてできない」と顔を真っ赤にして恥ずかしがったり、人質としてトランクスを拘束した際に「胸当たってるよ」と言われて動揺するなど、異性に対して非常に純情な点はそのままのようなので、精神年齢的にはむしろちょうどいいくらいなのかもしれない。
『超』の“未来”トランクス編での未来の世界では、再び成長した姿で未来トランクスの相方として登場した。漫画版によると、こちらの歴史ではピッコロが人造人間に殺される直前の最後の願いで赤ん坊になったらしいのだが、アニメでは全く説明されなかった。
かつては原作でもアニメでもそれほど重要なキャラクターではなかったのだが、原作終了から何年も後に、さまざまな巡りあわせでヒロイン的立場にまで上がってくるという、ドラゴンボールでも稀有なキャラクターとなった。
アニメ以外の作品において
鳥山明全面監修の下で開発されて、日本で日の目をみることのなかった、エイジ1000を舞台とした「ドラゴンボールオンライン」ではマイと瓜二つの「ショウ」が元カプセルコーポレーションの研究者で、裏切ってピラフの末裔を名乗る「パエリア」の手下として、重要な敵キャラクターとして登場する。
『神と神』や『超』ではトランクスとの絡みが多く含まれていたが、ほんの一部のコアなファンからこの作品の「ショウ」を意識した関係性ではないかと囁かれているが、真相は鳥山サイドにしかわからない。
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関連項目
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