マキネコとは、リズム天国ザ・ベスト+に収録されているゲーム、及びそれに登場する猫の形をした何かである。
ルール
『マキを わるニャ。 マキが まっすぐに なった時に オノを ふりおろすニャ。』
Aボタンで斧を振り下ろし、次々と運ばれてくる薪をリズムに乗って割っていくのが基本ルール。
『次は、大きいマキ だニャ。 カタいから 2回 ふりおろすニャ。』
一撃では割れない大きな薪も登場する。リズムよく二回Aボタンを押し、「ダァーッ!」と気合を入れて割ろう。
『もっと マキを わるニャ。 今回の マキは、大物ニャ。 われるまで 4回くらい かかりそうニャ。』
「かえってきたマキネコ」ではさらに大きな薪が登場。同じリズムで4回斧を振り下ろそう。
概要
ルールにあるように、リズムに乗ってひたすら薪を割っていくだけのゲーム。
ゲームセレクト画面にはタンクトップを着て腕組みをした三白眼で無表情の猫「マキネコ」が三匹描かれており、ゲーム開始前からただならぬ雰囲気を漂わせている。隣に位置するのが見た目に愛らしい「コロコロたんけん隊」であることも、このゲームの異質さを一層際立たせる。
ゲームを始めてみれば、先ほどのマキネコはただ薪を運んでくるだけの係であり、実際に薪を割ってくれるのはサスペンダーを付けたガタイのいい熊「マキグマさん」であることが判明する。
「ゲームタイトルにもなってるくせに薪割りは人任せかよ!」
プレイヤーのツッコミを誘う構図であるが、そんなものはプレイ開始後のインパクトに比べれば塵に等しい。
この薪運搬要因であるマキネコ、その薪を運ぶモーションが……その……何というか……こう……
……駄目だ、筆者の持ち得る語彙ではこの生命体を適切に表現することができない。
言葉による説明は後の編集者に託すとして、百聞は一見に如かず。下記の動画をご覧いただきたい。
……ご理解いただけただろうか。
動画後半で少しだけお目見えしているが、ゲーム終盤になるとこの奇怪な動きを腕組みしたままひたすら繰り返すマキネコの大群が背景に押し寄せ、プレイヤーの腹筋をダイレクトに攻撃してくる。
過去作にもゲーム画面でプレイヤーの視界を妨害してくるゲームは多々あったが、不意打ちでプレイヤーを笑わせることによりミスを誘うゲームはおそらくこれが初であろう。
因みに「かえってきた」では背景に登場するマキネコの人数が増加している。
余談であるが、ダウンロードソフト「バッジとれ~るセンター」にて、このマキネコのバッジが配信されている。
全三種類、うち二種類は薪を運ぶ時のポーズである。
例のチャラいバイトのコメントも、文字だけ見ればいつも通り「ヤバイっす」なのだが、その意味合いは明らかにいつもと異なっている。
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関連項目
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