マクシミリアン・ジーナスとは、アニメ『超時空要塞マクロス』『マクロス7』『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』の登場人物である。通称マックス。声優は速水奨。
概要
マクロスシリーズ全編を通じて最強と評される腕前のパイロット。パイロットとしてだけでなく、他の面においても『天才』と称される程の能力を持つ。
『超時空要塞マクロス』にて、隊長となった一条輝の部下として柿崎とともに登場。初出撃の時から抜群の成績を収め、ロイ・フォッカー、柿崎の戦死以後は小隊長となり活躍する。だが、ゲームセンターで知り合ったスパイとして潜入中のゼントラーディ軍のミリアに一目惚れし、これを見事撃墜。人類史上初の異星人間の結婚を実現する。
劇場版ではミリアとの交戦中に、撤退するミリア機を追って、メルトランディの艦に突入し、決闘の末にミリアを撃破。そのままマクロスに帰還せずゼントラン化(巨人化)していた。コンテの段階では結婚式のシーンがあったが尺の都合上カットされた。
第一次星間大戦後、ミリアと共に独立遊撃部隊、ダンシング・スカルの一員として統合軍の特別任務に当たり、この時期には様々な機種を乗りこなしていた。また、VF-11にはダンシング・スカルがVFX-11を使用した際の意見が反映されている。
マクロス7の時代にはバトル7艦長として、シティ7の市長であるミリアとともに移民船団の運用・運営を行うが、時には自ら出撃することもあった。ちなみに、この頃には制式新型機がロールアウトするたびに自身のパーソナルカラーである青に染め上げた機体を受領していたりする。
マクロスFの時代には、映像作品には登場しないが、小太刀右京の小説版(劇場版準拠)では引き続きバトル7艦長として登場。この当時のマックスは70歳だが、その容姿はまるで衰えておらず、あまつさえデートと称してミリアと共にVF-25で、バジュラ本星の最終決戦に出撃している。
マクロスΔ時代では孫娘ミラージュが登場し、彼の妻との馴れ初め話(回想)シーンで登場。そして、劇場版(絶対LIVE!!!!!!)PVにてパーソナルカラーに染めた最新機YF-29 デュランダルを駆る73歳現役パイロットという衝撃的映像が飛び出た。流石に加齢が見られるものの、年齢に見合わない容姿であった。
新統合軍をエキセドルとともに退役し、星間複合企業体ケイオスに入社。ケイオス・リスタニア支部に所属するマクロス・ギガシオンの艦長を務めている。マクロス7時代同様に状況次第では、エキセドルに艦の指揮を任せて、パイロットとして戦場に飛び出している。
私生活ではミリアとの間に7人の娘がいる他、ダンシング・スカル時代に養女を一人迎え入れている。ミリアとの仲はマクロス7の時代には冷え切って時期もあったが後に再燃、和解している。
何年経っても老けないのは天才だかららしく、キャラクターデザインを担当した美樹本晴彦氏曰く、 『“老ける”というのは凡人の発想』とのこと。
河森正治によれば、マクロスシリーズ中最強のパイロットはマックスであり、少し差が開いてイサム・ダイソンや熱気バサラが続くとのこと。
声をあてた速水奨が実物と瓜二つと言う位のはまり役だった為、その後、「天才役は速水奨」と言う位に大活躍するようになった。
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関連項目
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