マケマケ(Makemake)とは、イースター島のラパ・ヌイ神話に登場する神。
- 冥王星以遠の軌道を巡る太陽系の天体の一つ → マケマケ (準惑星)
概要
人間を創造した神であり、豊穣神でもあった。モアイ登場以前は最高神として扱われていた。以下の神話が伝わっている。
マケマケはマタヴェリ島の住民に鳥を与えたが、住民たちはすぐに食べ尽くしてしまった。再び鳥を与え、卵を産むから殺すなと言ったところ、住民たちはそれに従い鳥は食べなかったものの、卵を全て食べ尽くしてしまったため、子孫を残せなかった鳥はまた全滅してしまった。マケマケはあきれてモツヌイ島に鳥を移して、そこで繁殖させるようにし、マタヴェリ島の住民はたまにそこから飛んでくる鳥だけが食べられるようになったという。
関連項目
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