マジンガーZ / INFINITY単語

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マジンガーZ / INFINITYとは、永井豪画業50周年記念作品である。

概要

2018年1月公開の劇場版作品。テレビ版放送開始から45年を経て、初代スーパーロボットが劇場に還ってくる。今作ではテレビアニメ版からつながる世界観の元、Dr.ヘルとの戦いから10年後の世界の危機を描く。

過去のアニメとのつながりも意識しており、『グレートマジンガー』からも剣鉄也や炎ジュン、グレートマジンガーも登場する。キャスト面でも兜甲児の初代声優である石丸博也が国連統合軍司令で出演するほか、主題歌の「マジンガーZ INFINITY ver.」はオリジナルと同じ水木一郎による新録である。

ストーリー

マジンガーZとグレートマジンガーの戦いが終わって10年。世界は光子力エネルギーによって復興し、平和な時代を迎えていた。剣鉄也とグレートマジンガーは国連所属の統合軍に所属する一方、兜甲児は祖父や父と同じく科学者となっていた。

物語は、富士山麓から発掘されたマジンガーによく似た超巨大ロボットと、その中から現れた少女が兜甲児に出会うことから再び動き出す。

少女と兜甲児との邂逅から半年後、マジンガーインフィニティと名付けられた超巨大ロボットはミケーネ文明が残したものであり、リサと名付けられた少女はその生体起動キーであることが判明していた。一方そのころ、Dr.ヘルとその軍団が謎の復活を果たし、アメリカに出現。現地に赴任していた剣鉄也とグレートマジンガーと激戦を繰り広げ、さらに世界を滅ぼす事も出来るマジンガーインフィニティを狙って日本へも進攻を開始した。

登場人物

兜甲児

声：森久保祥太郎

マジンガーZのパイロットは既に引退しており、祖父、父と同じ科学者の道を歩んでいる。

現在は新光子力研究所の研究員を務めている。さやかとの仲はなかなか進展していない。

Dr.ヘルの復活に際し、パイロットとして復帰。マジンガーZに再び乗り込むことになる。

弓さやか

声：茅野愛衣

現在は新光子力研究所の所長を務め、世界の光子力研究の最前線を走っている。

甲児との仲がなかなか進展しない事にやきもきしている。

リサ

声：上坂すみれ

富士山麓で発掘されたインフィニティの中から現れた少女。その正体はインフィニティの生態起動キーであるアンドロイド。

今回の物語では立場上自由に動けないさやかに代わって、戦闘における甲児のパートナー役にもなる。

剣鉄也

声：関俊彦

現役パイロットとして国連統合軍に参加。グレートマジンガーの専属パイロットを務めている。

今作では冒頭のアメリカ・テキサスの戦いで行方不明になってしまう。

炎ジュン

声：小清水亜美

現在は剣鉄也と結婚しており、彼との子供を妊娠中。行方不明になった鉄也のことを心配している。

兜シロー

声：花江夏樹

甲児の弟。かつては無力な子供だったが、今作では国連統合軍の量産型マジンガーのパイロットに成長。兄と共同戦線を張るシーンもある。

ボス

声：高木渉

現在はラーメン屋の店主。店舗は停電時でもボスボロットのエンジンを使って営業を続けている。

ヌケ/ムチャ

声優はそれぞれ菊池正美、山口勝平。現在はボスのラーメン店の店員。

弓弦之助

声：森田順平

現在は新光子力研究所の所長の座を娘に譲り、日本国内閣総理大臣に就任している。

Dr.ヘルの復活に際し、各国や国連との意思統一に苦戦する。

見どころ、その他

• 無数の機械獣相手に次々と必殺技を繰り出すマジンガーやグレートの戦いは必見。
• 4DX対応劇場ではまさにマジンガーZのコックピットに乗っているかのような感覚を味わえる。
• 平行世界や可能性の世界に言及するなど、どこかの終焉の魔神さんが喜びそうなワードがちらほら。
• 光子力エネルギーの可能性が進化を司る放射線の一種レベルにまで上昇。宇宙を消滅させる機械の化物に匹敵する存在のエネルギー源となっている。
• 映画前日譚である漫画『マジンガーZ インターバルピース』も単行本発売中。映画の中で語られなかった部分なども描かれている。

スパロボへの参戦

スマホアプリ『スーパーロボット大戦X-Ω』には、2018年1月の映画公開に合わせて参戦していた。

コンシューマ作としては2019年3月発売の『スーパーロボット大戦T』が初参戦となる。

関連動画

関連静画

関連項目

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• グレートマジンガー
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• アニメ映画の一覧
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