マスタードラゴンとは、ドラゴンクエストシリーズ(主に天空編)に登場する架空のキャラクター(ドラゴン)である。
概要
ナンバリング作品では「IV」「V」に登場。
外伝作品ではDQMシリーズの「キャラバンハート」、「ジョーカー(はくりゅうおうとして)」、「ジョーカー2」、「ジョーカー2プロフェッショナル」「テリーのワンダーランド3D」に登場。
IV
天空城の主として初登場。
「天空城に居ながらにして、世界の全てを知ることが出来る全知全能の龍の神」とされている。
かつて地獄の帝王エスタークと戦い、その末に封印した。
物語の中では善玉として天空の剣をパワーアップさせた。
勇者の父親を殺害した、母親を天空城に連れ戻した(リメイクでは部下の行動と表現されている)、EDでシンシアを蘇生させたと言われているが、明言はされていない。
V
天空人のプサンを名乗り、人間界で生活していた所、回り続けるトロッコにはまってしまい、20年以上出られなくなっていた。主人公一行に助けられた後、天空城に赴き、紛失したゴールドオーブの捜索、力を封印したドラゴンオーブの回収など主人公一行をパシリにしたが、マスタードラゴンとしての力を取り戻した後は大神殿までのタクシーにされている。
しかし魔界のミルドラース戦では助けに来てくれない、何故だ。
リメイクのEDでは再びプサンの姿でグランバニアの祝宴に参加している。
本作では主人公達の飛行手段として利用できる。
VI
「VI」EDのゼニス城にて、希望の卵から孵化したものがマスタードラゴンだという説が存在する。
その根拠として卵を調べると「キュルル、キュルルル…」と生物のような鳴き声を発する事が挙げられる。
また、「VI」の後に「IV」~「V」と世界が繋がっている事がDS版「VI」の追加要素で明言されている事も理由として挙げられる。
ムドー城に行く際に現れた黄金の龍がマスタードラゴン(黄金の龍=バーバラ説も合わせてバーバラ=マスタードラゴン)説も存在するが、いずれも開発者から明言されていない為、現時点では一つの仮説にすぎない。というよりも、そういった点はあくまで想像で楽しむ部分とも言える為、是非はともかく真相が明言される可能性は低いとも言える。
ちなみに外伝のバトルロードビクトリーで黄金龍の名前が『マスタードラゴン』であることが明かされた。(登場する時には天空城らしき城から登場する) 4、6のマスドラと同一個体だとは明かされていないが、先代のマスタードラゴンであるという説もある。
DQM
「キャラバンハート」では隠しボスの一体として登場。6万を越えた高いHPが特徴。これはドラクエシリーズ最高のHPである。一定ターン以内に倒すとマスタードラゴンの心をもらえる。
仲間にする方法は「てんかいじゅう」にギスヴァーグの心とマスタードラゴンの心。
「ジョーカー2」では専用スキルの中に「じごくの踊り」という強力な技が存在していた為、一時期は超強力モンスターとして期待されていたが、実用性に難があった事や、ギガキラー及び必勝型の流行に伴い、なりを潜める様になった。
「ジョーカー2プロフェッショナル」では最強マスター決定戦で無差別級の公式チームのラストに登場する。
HPがとても高く毒やベタンで大ダメージを与えることができる。しかもHPMP自動回復という素敵仕様。
ギャンブルカウンターで味方全員にカウンターをしてきたり、魔神切りや兜割りで本作のトップメタであるはぐれメタルキング対策もばっちり。ばくれつけんで「つねにアタックカンタ」のモンスターも関係ない。マダンテも使用するがMP自動回復を所持するため気にならない。
一言で言えばチート。まともに戦っては勝ち目は無いので、エグドラシルなどの耐久型モンスターで判定勝ちを狙おう。
関連項目
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