マゾゲーとは、
- 性的嗜好であるマゾヒズムを楽しむ、お子様お断りのゲーム。例えば「牢屋に閉じ込められ、ロープで縛られたりなどの行動の不自由」「鞭で叩かれたり、ろうそくをたらされたりする痛み」「○○を乱暴に扱われたり、○○が○○で○○されたりする快楽」など基本的に「主人公が物のように遊ばれる」ゲーム。SMゲー。R-18。
- プレイして、あまりのゲーム難易度の高さにより「ゲームで遊ぶ」ではなく「ゲームに遊ばれる」ゲーム。鬼畜ゲー、理不尽ゲー、無理ゲーなどと呼ばれる。
- プレイして、ただひたすら無駄な作業をさせられクリアしてもなんの達成感もない、あまりのゲームのクソ仕様に精神的苦痛を味わい続け「俺は何のためにこのゲームをプレイしているのか?」と自問させる「人の意思をもて遊ぶ」ゲーム。作業ゲー、クソゲーなどと呼ばれる。
現状では2に対して使われることが多いが、ここでは3について説明する。
概要
本来は楽しむことを目的としてプレイするゲームのはずが、楽しむ要素などなくひたすら苦行を強いられ続ける。その様子は、まるで掘った穴を埋め直すことを繰り返させるような、あるいはドラム缶をひたすら押すような、そんな罰を受ける囚人のような気持ちになれるゲームの事をいう。
延々と同じことを繰り返し、そこには進歩など何もないし得る物は不快感のみ。「こんなゲームを楽しめるのはマゾだけだ!」と、罵倒と共にこの呼び名が与えられる。
本来ならクソゲーに値するため、投げ出してしまうのも間違いではない。そんな話がネット上で流れれば、誰も買わなくなるだろう。
しかし、世の中にはそんなゲームにあえて挑戦する者たちがいる。またマゾゲーではないのに、縛りプレイを追加してあえてマゾゲー仕様にする者もいる。
なぜそんな事をするのか? 考えられるのは以下の3つ。
- 人にクリアしたことを伝えたり、ニコニコ動画で上げたりして自慢したいから。
凡人が出来ないことをやってのければ、人によるだろうが褒誉ものであろう。そのためには難易度の高いゲームをクリアしなければならず、そこには技術と努力が必要であり凡人ではその名誉にあずかれない。しかし、それが精神的苦痛を要するマゾゲーならば、途中で逃げださなかったことを讃えられる事は出来る。「眠る時にあのBGMが聞こえる」などの精神的傷害を負う可能性あり。 - 自己満足や、開放感を味わいたいから。
人は苦難を乗り越えた時、その数だけ大きくなれる。先の見えない困難に立ち向かったときに、自分をまた一つ好きになれる。超絶難易度ゲーだとクリアするのに才能が必要、そこらにある高難易度のゲームでは時間さえかければクリアできる。才能が無いものがあえて自己満足を得たいのなら、やはりそこはマゾゲーだろう。1と同じく「目を瞑るとあの映像が見える」などの後遺症が出る可能性あり。 - 本物のマゾ。
苦しいのが大好きという方。そこに愛はないが、楽しめるのだろうか?
他にも「賭けに負けたから」「興味本位」などの理由が考えられる。どんな理由があるにせよ、ゲームを投げ出す事は間違ったことではないというは覚えていてほしい。使命感をもってするのは、ゲームではない。
ちなみに、マゾヒズムの対義語であるサディズムを用いた「サドゲー」という言葉は、一般的には使用されていない。
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関連項目
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