マダンテとは、ドラゴンクエストシリーズに登場する伝説の大呪文である。
概要
初登場はドラゴンクエストVI。その後のナンバリングや、これ以降に出たリメイク版ドラゴンクエストIV、その他ドラゴンクエストモンスターズや漫画作品など色々なシリーズに登場している。
残っているMPを全て消費し、消費したMPに応じたダメージを敵全体に与える。具体的には残りMPの定数倍。VIとVIIは3倍、VIIIとリメイク版VIは2倍。IXは1倍~1.5倍。
MPを強制的に全て消費してしまうため1発限りの最後の手段であるが、消耗してMPが減った後に使うと威力が下がってしまい意味が無いので、大抵は戦闘開始直後に満タンのMPを全て注ぎ込んで最大威力でぶっ放される。
通常では1発のダメージは300行けばいい方であるドラゴンクエストシリーズにおいて、最大出力ならばゆうに2000ダメージを越えるその威力をもって、4人(場合によっては交代してそれ以上の人数)で連射されるマダンテは、しばしばボス最速撃破のお供として使われる。
VIではメタル系以外に耐性が設定されている敵もいることが確認されている(例えば隠しダンジョンにいるデーモンキングは耐性8で、実際のダメージは発動時点のMPの8分の3)。
VIIIはダメージ攻撃になる関係でテンションアップの対象となる。ただしダメージ上限5008が設定されていたり、前述の通り、係数が減らされているなどの弱体化をされている。仮にリミッター設定と定数が「×3」のままなら、MP999でスーパーハイテンション状態で耐性なしの敵に放った場合、ダメージが2万を超えてしまう(ちなみにVIIIで最大HPを持っているのは暴走竜神王の9000弱なので、メタル系以外で堪えられる敵はいない)。
賢者の職業でのみ取得できるIXではさらに調整が加えられ、ボス相手には頼りない呪文とされている。相手の弱点属性フォースをまとい、テンションを上げて使用する事でマダンテらしさが出る。それでもダメージの最高値も4017と「VIII」よりもさらに減少している。
なお、その仕様上MP1でも使用できるが、その場合ド派手なエフェクトが完全に見掛け倒しになってしまう。
ドラゴンクエストモンスターズ及びドラゴンクエストモンスターズ2ではゲームの特性上、あらゆるモンスターが覚えることができた。また、どのモンスターもMPを999にできたので、マダンテを打てば相手パーティは壊滅状態になり、いかにマダンテを通すか、いかに大防御などでマダンテを受けるかというのが対人対戦の重要な駆け引きになった。
ドラゴンクエストでの位置づけ
ドラゴンクエストVIでは、先述の通り伝説の大呪文として登場する。
遥か昔大魔女バーバレラが編み出したが、あまりの威力に自ら封印したと言われている。
こうして封印されたマダンテは、来るべき時に備えて魔法都市カルベローナの長老が代々伝えて来たが、大魔女バーバレラの子孫・バーバラに伝えられるに際してついに封印が解かれる。
ストーリー上でマダンテを扱えるようになるのはこのようにバーバラのみであるが、クリア後にしかなれない職業(いわゆる隠し職業)でマダンテを覚える事が可能であるため、最終的には仲間全員がマダンテを使う事が出来る(そして先述のように全員で連発してボスを瞬殺するのである)。
なお大「呪文」との触れ込みであるが、分類は呪文ではなく特技である。理由は恐らくシステム的なもので「マホカンタで跳ね返されないようにするため」「耐性によるダメージ軽減をされないようにするため」だろうと推測される。(「VIII」以外全て特技扱い)
また、「IX」以外の作品においては炎系ブレスの攻撃として位置付けられており、先述通り、耐性を持つモンスターにはダメージを軽減または無効化される。その一方でVI以降のボスなど、敵が使う場合は、フバーハや防具の性能といった味方側の耐性や方法は一切無視されて確実に一定のダメージを与えてくる仕様になっているため、マダンテを使うボス(この攻撃が存在するVI以降のボスは、ほぼ全てがマダンテ使いである)は隙を与えずに倒すことが重要となる。
「IX」では無属性攻撃となっているものの、呪文自体が効かないモンスター(メタル系など)にはやはり無効。逆に、味方には無属性攻撃を軽減または無効にする防具がなく、方法としても「盾スキル」の「大ぼうぎょ」や、パラディンの必殺技等のごく一部に限られているため、ダメージを回避するのは極めて困難である。
ドラゴンクエストVII以降では、特にストーリーで重要な位置を占めてはいない、普通の特技もしくは呪文の一つとして登場している。
なお特技として分類されているのは「VI」「VII」で、「VIII」「IX」では「呪文」の分類となっており、同時にダメージ計算式が少し変更されている(前述)。また「IX」では呪文であるが、呪文を封じられていても発動できる。
「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」
「ロトの紋章」にもマダンテは登場するが、大きく設定が変更されている。
この作品は二つの呪文を同時に使用して合成呪文を使うシーンがしばしば登場するが、その技術の集大成としてマダンテが存在する。メラゾーマ・マヒャド・バギクロス・ベギラゴン・イオナズンの5系統の最上位呪文を同時に使用し合成する事で放つ最強の合成呪文である。
この設定を反映したのかどうかは判らないが、ドラゴンクエストモンスターズでは上記五つの呪文を覚え、レベル等の条件を満たすと、マダンテを習得する事が出来る。
その他のマダンテ
ドラゴンクエストシリーズ以外でも、「残る力を全て使って大きな攻撃を行う」事をしばしばマダンテと呼ぶ事がある。
例:格闘ゲームで満タンのゲージを全て放出してコンボを決める。
関連動画
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%86


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読み:マダンテ
初版作成日: 09/03/14 10:44 ◆ 最終更新日: 11/07/20 21:20
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