マックスブレイカーとは、漫画及びアニメに登場する「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」の主人公「一文字豪樹」が使用したミニ四駆であり、エアロミニ四駆シリーズ第1弾である。正式名称はマックスブレイカーZ-2。
ここでは後継機のブレイジングマックスについても記す。
マックスブレイカーZ-2(Max Breaker Z-2)
シャーシ:スーパーXシャーシ
トップスピードに達すると内部が真空状態の「エアロバリア」が発生し、最大限にチャージして前方に真空のトンネル「エアロチューブ」を伸ばす事で、通常の3.7倍の速さで走行できる「マックスストーム」という必殺技を発動出来る。
しかし、発動するためには長距離の直線を走行する必要があり、前方に障害物が無ければ発動する事が出来ない。
後に二段重ねの「ダブルマックスストーム」、三段重ねの「トリプルマックスストーム」を発動させる事も出来るようになるが、ギアに大きな負担が掛かるという欠点もある。
シャドウブレイカーZ-3と直列に走行し、エアロバリアとプラズマが同調すると超高速で走行する合体技が発動出来る上、その状態からマックスストームも繰り出せる。この状態のエアロバリアにはプラズマも加わっている為、草薙兄弟のマシンの攻撃も弾き返せる他、周囲のコースをも破壊し得る絶大なパワーを発揮する。
また、マックスブレイカーのエアロバリアから圧縮された空気を受け取り後方のファイヤースティンガーがそれを燃焼させてアフターバーナーの役割をする合体技「マックスファイヤー(ファイヤーマックス)」も見せた。
弟の一文字烈矢のシャドウブレイカーZ-3、草薙兄弟のファントムブレードといったマシンと激闘を繰り広げてきたが、アニメでは大神マリナのフェニックススティンガーに破壊される。豪樹は無理矢理でも修理したが、壁に当たるだけで粉々になる有り様だった。そこで烈矢はGEN製作所の機械でマックスブレイカーを直すことを提案したが、豪樹が間違ってPRESS(潰す)ボタンを押してしまったためマックスブレイカーはさらに粉々になり、再起不能になった。
原作では豪樹がマックスブレイカーを進化させようとしていた時、無理な整備をして力を発揮できなくなった。
ブレイジングマックス(Blazing Max)
一文字豪樹2代目のマシン。エアロミニ四駆第7弾目。アニメでは父親の一文字博士が開発。
マックスブレイカーを徹底的に見直し、新開発のスーパーVSシャーシを採用。ホイールトレッドの狭小・ホイールベースの短縮による空気抵抗の大幅な減少・直進安定性の向上・旋回性能の向上で格段にマシンポテンシャルがアップした。
また、マシンの空力性能の向上に伴うボディの強度不足を補うため、カウルには「チタンコーティングスプレー」を施し、ZMC並の強度を誇る。
当初はロールアウトしたばかりでマシンの性能を豪樹が上手く引き出せていなかったが、鷹羽リョウのライジングトリガーとの対戦を経てヒントを掴み、マシンの気流を安定させダウンフォースを強力にしたことで、本来の性能を引き出せるようになった。
豪樹曰く「マックスブレイカーは風を切り裂いて走っていた」が、ブレイジングマックスは「風と一体になって走る」事をコンセプトにしており、事実マシンも実車でいうグラウンド・エフェクト・カーの原理に近い効果の描写がなされた走りを見せている。なお、エアロバリアやマックスストームを使用出来るかは不明。
物語終盤での登場だったため、エンディングとアイキャッチに登場することはなかった。
原作では豪樹がマックスブレイカーを改造、さらに飛行機のジェットエンジンをヒントにして開発された。また、アニメ版とは違い豪のマグナムと同様にダウンフォースを無くすようなマシンセッティングとなっている。なお豪樹はこの時期から「ブレイカー」ではなく、「マックス」と呼ぶようになった。
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