マツダ・アクセラ単語

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• 関連商品
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マツダ・アクセラとは、マツダが生産している自動車である。海外での販売名は「Mazda3」。

概要

マツダの代表的車種である。国内での人気は今ひとつだが、海外では高い評価を受けており、販売も海外が主となっている。 

マツダでは小型車に分類されているが、車体やエンジンの排気量の大きさから見ると他社の中型車に当たる車種がライバル車となっている。
競合車としてスバル・インプレッサ(スポーツ/G4)やトヨタ・オーリスなど。

歴代モデル

初代・BK系 (2003年〜2009年)

2003年にファミリアからのフルモデルチェンジで登場した。
ファミリアは所謂「5ナンバーサイズ」で、セダン、ハッチバック、ステーションワゴンでモデル展開がされていた。
しかしアクセラは海外競争力を高める狙いがあったこと、また大人の事情というか金の事情というかフォードグループの事情というか、ともかくいろいろあって海外モデルと基本部分を共有する必要があったことから3ナンバーボディになる。
日本など道路が狭い国での使い勝手も考慮し、実質的な全幅となるミラー端間の幅は5ナンバーサイズの車種と同等以下の幅になるよう、小さく纏められた。
モデル構成は1500cc、2000cc、2300ccで、15Fでは5MTも選択可能であった。
マイナーチェンジで、2000cc車のFFに5ATが搭載された。 

一部自動車評論家からは理不尽な評価があったが、奴のマツダ叩きはいつものこと。
内容についてはマツダの記事を参照。
ちょっとスィグァーに長めのムァッツィで火をつけてくる。

2代目・BL系 (2009年〜2013年)

2009年にフルモデルチェンジ。
プラットフォームなど基幹部分は先代から持ち越されたが、足回りを中心に熟成されている。

デザインは海外での同クラスの中で個性を出す為に、より強い印象を与えるものとなったが、「無気味な笑いを浮かべたピエロ」などのありがたくない評価もYouTubeでは見られる(注：俺調べ)。
日本では「プジョーのパクり」などという意見も。

モデルは1500cc+CVT、2000cc+5AT(FF)、2000cc+4AT(4WD)、2300ccターボ+6MT。
直噴エンジンとなった2000ccのFF車は、アイドリングストップ機能(i-stop)を搭載。
機関停止時はオルタネータを使ってピストン位置を調整し、再始動は筒内噴射を主としスターターを併用することで、他のアイドリングストップ機構と比べて半分程度の時間での再始動が可能。
i-stop以外の環境関連技術では、触媒にシングルナノ技術を用いた新型を採用。
これはサポート材であるセラミック表面に貴金属粒子を埋め込むことにより、貴金属使用量を70%～90%低減することが可能となるもの。
従来の触媒が刺身の上にたんぽぽを置いた状態なのに対し、新型はケーキの表面にイチゴをねじ込むような違いがある。
発展途上国の経済発展とハイテク技術の発展により、貴金属や希少金属の需要が高まっている中で、環境負荷及び資源高騰に伴う原価変動リスクを抑制する要素となりうる。
2000ccのFFとマツダスピードには横滑り防止装置が標準装備され、FFの「E」「S」及びマツダスピードはサイドエアバッグとカーテンシールドエアバッグも標準装備。
またオプションだが、アテンザで採用された後部警戒レーダーも装着可能となるなど、安全装備の充実も行われている。

走りと環境が両立する歓びエコ・スポーツを提唱している。

2300ccが無くなった＼(^o^)／
MTも無くなった＼(^o^)／

2011年9月にマイナーチェンジを実施。ハッチバック・セダンの2.0L・FF車にSKYACTIV TECHNOLOGYを搭載した。2.0Lクラスとしてはトップ(マツダ公式サイトより)の燃費20.0km/L(10･15モード)を実現。JC08モードでも17.2km/L走る。とても優秀だね。ユーロNCAPでもIIHS^[1]でも五つ星を獲得しているアクセラﾀﾝだから日本でも人気でるといいね！

3代目・BM/BY系 (2013年〜)

2013年にハッチバック・セダン共にフルモデルチェンジ。CX-5、3代目アテンザと同様「SKYACTIV TECHNOLOGY」と新デザインテーマである「魂動デザイン」を全面採用。両車種共にガソリン車が設定され、ハッチバックのみクリーンディーゼル車が、セダンのみハイブリッド車^[2][3]が設定されている。2015年12月にはセダンに2.2Lディーゼルエンジンを搭載した特別仕様車の「アクセラセダン XD」が登場した。

2016年7月に大幅改良を実施。ハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、横Gと前後Gを統合的にコントロールする制御技術「G-ベクタリング コントロール」を搭載^[4]し、ディーゼル車のみにエンジントルク応答を緻密にコントロールする「DE緻密過給制御」、ディーゼルエンジン特有のノック音を低減させる「ナチュラル・サウンド・スムーザー」と「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」も搭載している。
また、衝突軽減ブレーキに赤外線レーザーを使用したSCBSからカメラを使用した「アドバンスド・SCBS」に強化され、歩行者にも対応できるようになり、またカメラから速度標識などを認識し、コックピット上のHUD^[5]に交通標識を表示できるようになった。
ハッチバックの2.0Lガソリン車が廃止された代わりに、1.5Lディーゼル車を新設。2.2Lディーゼル車はセダンが特別仕様車から通常モデルに変更され、両モデル共に電動パーキングブレーキを搭載し、4WD車も追加された。

3代目マツダスピードアクセラマダー?

2016年7月現在のモデルは

• 1500cc+6AT/6MT(FF/4WD・ハッチバックおよびセダン^[6])
• 2000cc+モーター+電気式CVT(FF・セダンのみ)
• 1500ccディーゼル+6AT/6MT(FF・ハッチバックのみ)
• 2200ccディーゼル+6AT/6MT(FF/4WD・ハッチバックおよびセダン)

同一車種でガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3種類のパワートレーンを搭載するのは国産車で初となる。また、ハイブリッドを除く全グレードにMTが設定されている。

ちなみに、ハッチバック及びセダンの15Cを除くグレードではナビやソフトウェアを更新することにより機能を追加できる「マツダコネクト」が標準で搭載されているが^[7]、公式のユーザーボイスなどではナビがもたつくなどの苦情が噴出している模様。代わりとしてポータブルナビやスマートフォンなどでナビを代用するユーザーもいるとか。
2015年5月にマツダコネクト搭載車向けに、マツダ販売店によるシステムアップデートとナビゲーション用SDカードの交換を改善対策として無償で実施。ナビがNNG社製(ハンガリー)からミックウェア製(日本)となり、使いやすさが向上。後にナビゲーション用SDカードの更新はWindows PCでもできるようになった。

MAZDASPEED AXELA (マツダスピードアクセラ)

初代と2代目に設定されていた、2.3Lターボエンジン搭載のアクセラの変態最強モデルである。

2006年のマイナーチェンジに23SのMTと交替する形でひっそりと登場した。2代目からは引き続き追加されている。

マツダスピードアクセラはFF駆動のMPV23TやCX-7、マツダスピードアテンザ譲りの直噴ターボであるDISIターボL3-VDT(264馬力)、6速MTのみという今時珍しいスペックやハイパワーな前輪駆動車から変態とも言われる。

2代目では重量が増し、加速性能は初代に劣る。だが、低速トルクが増し先代と比べ乗り易くなり、外装はインタクーラーのインテークが付き高速域で大きな効果を得ている。乗り心地とインテリアの改善によって2代目はただの強いパフォーマンスカーではなく、オールラウンドカーになった。

なお、正式な名称はマツダ・マツダスピードアクセラである。決して、マツダ・スピードアクセラではない。←これ重要

メーカー名が「マツダ」、車種名が「マツダスピードアクセラ」という事である。略称としては「MSアクセラ」が使われる。

ベストモータリング2009年12月号に収録されたバトルにおいて、井出有治が2代目MSアクセラをぶつけている。

教習車仕様

セダンモデルをベースに従来のファミリアやカペラの教習車仕様の後継として登場。マツダの子会社・マツダE&Tで改造される。

初代モデルのエンジンは1500ccで、ガソリン仕様とLPG仕様の二種類が選択が可能。

二代目モデルは、日本仕様のアクセラには存在をしないMT仕様が必須のため、海外仕様にある1600ccエンジン搭載車がベースとなる。初代同様にガソリン仕様とLPG仕様が選択可能。

三代目モデルは、ベース車両よりも1年遅れの2014年4月に登場。エンジンは先代と同じく専用の従来型1600ccエンジンで、ガソリン仕様のみとなる。ミッションは耐久性重視の5速MTと4速ATとなる。またクラス初のエンジンスターターがプッシュ式となり、教習車仕様には珍しいAM&FMラジオが標準装備となる。

教習車仕様は、マツダの売れ筋な事もあり日本全国の自動車教習所で普及をしている。一番はマツダの安売りが効いているとかいないとか。

関連動画

関連商品

関連項目

• マツダ
• マツダの車種一覧
  • マツダ・ファミリア(前身車種)
  • マツダ・アテンザ(シャーシを共用)
• 変態
• IDE / 井出有治
• ターボ

外部リンク

• 【MAZDA】アクセラ - SKYACTIV TECHNOLOGY搭載車

脚注

1. *それぞれEU、北米における自動車衝突安全テストのこと。
2. *プレマシー ハイドロジェンREハイブリッドに次いで2車目。かつて法人向けにリース販売がされていた。
3. *モーターとハイブリッドシステム、電気式無段変速機はトヨタ自動車の子会社であるアイシンAW製(THS-IIを採用)。2010年3月29日にマツダとトヨタの連名でハイブリッド技術のライセンス供与に合意している。
   トヨタとマツダ、ハイブリッドシステムの技術ライセンス供与に合意 [PDF形式]
4. *ハイブリッド車を除く。
5. *これも改良され、高精細&カラー化されて見やすさが向上。
6. *4WDはATのみ。
7. *15Cでもオプションで搭載可能。