マナりつとは、アニメ『ドキドキ!プリキュア』の登場人物、相田マナ(キュアハート)と菱川六花(キュアダイヤモンド)のカップリングの通称である。
概要
マナと六花は、六花が4歳の頃にマナの家の近所に引っ越してきてから10年来の親友にして幼馴染である。マナは文武両道だが、考えるよりも思い立ったら吉日とばかりに後先考えず、すぐ行動に移してしまうため、彼女をうまく抑えつつサポートしてあげるのが六花の役目である。
そんな六花の思いを知ってか知らずか、いつも自分のみを省みず周りのために役立とうと奔走するマナを六花は、2話でオスカー・ワイルドの童話「幸福な王子」に例え、「わたしは、あなたのツバメにはなれない?」とマナに激白。皆のために頑張るマナに劣らぬほど、いやそれ以上に六花がマナに献身的なことが明らかになった。そして続く3話では、ピンチのマナを救うために六花はプリキュアに覚醒、キュアダイヤモンドになるのだった。
六花は今作のプリキュアメンバーのツッコミ担当であると共に、マナをいつもけなげに支えている姿、そしてお互いに言葉を交わさなくても意思疎通ができる間柄から、大きいお友達の間では長年連れ添った夫婦のようだと、人気カップリングとなって現在に至る。実際、10話でラケルが六花をマナの奥さんみたいと発言したことを知ると、マナ自身も満更でも無かった様子である。
なお、先輩プリキュアの幼馴染コンビとしては、マナりつと似たシチュエーションののぞりん、ケンカするほど仲が良いひびかな、本編での描写はやや少なめだがカップリングとして人気を博したなおれいなどがある。
ところで、このカップリングの名前はマナりつが定着しているが、実際には六花→マナというパターンが多い。マナが誰問わず助ける博愛主義者であると同時に、同じプリキュア仲間にしてアイドルの剣崎真琴(キュアソード)の大ファンであることから、単に2人が仲良しの展開だけでなく、六花がマナに片想いし、なかなか振り向いてもらえないという切ないシチュエーションも見られる。
が、二次創作では時折マナへの思いがおかしな方向に歪んでしまい、思い詰めたあまりヤンデレになってしまったり(ヤンデ六花)、変態淑女と化してしまう(変態六花さん)イラストなどもたまに見られる。前者ではまこぴーが、後者ではマナ自身が標的にされることが多い。pixivではこれらのイラスト投稿は少なくないが、ニコニコ静画になると誰とは言わないが作者は限られてくる。
そして先述の10話では、まこぴーが転校して大喜びし、すっかりベタベタなマナを見た六花の心はチクチク痛む。既に上記のイラスト群が投稿されていたこともあり、大友の間では六花がジコチューになってしまうのでは?という危惧の声もあがったが、代わりにジコチューとなったまこぴー親衛隊団長の姿を見たことや、ありすの助言もあって、自分の気持ちと正直に向き合い、無事立ち直ることができた。
ちなみに、他のプリキュア同士が仲良くしている姿を見て、思わず嫉妬してしまう前例は、実に初代プリキュアまで遡る(なぎほのの記事を参照)。同漫画版はプリキュアシリーズのノマカプ・百合カップルがなかなか具体的に描かれているため、上北ふたご先生の漫画版でも読者が思わず2828してしまうマナりつの姿が見られるかもしれない。
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