マルチェロ・ロメオ・リッピ(Marcello Romeo Lippi, 1948年4月12日 - )とは、イタリアの元サッカー選手、サッカー指導者である。現在はサッカーイタリア代表監督。2006 FIFAワールドカップでサッカーイタリア代表を優勝に導いた。
概要
イタリア・トスカーナ州ビアレッジョ出身。選手時代は主にサンプドリアでプレイ。U-23代表の経験はあるもののフル代表の経験はなく、1982年に現役を引退。
1985年から監督のキャリアをスタートさせ、1993/1994シーズンにナポリをUEFAカップ出場圏内に導く。1994年からユヴェントスの監督に就任し、1年目でリーグ優勝、翌シーズンにはチャンピオンズリーグで優勝など、多くのタイトルをユヴェントスにもたらした。
2004年にトラパットーニの後を受け、サッカーイタリア代表の監督に就任し、2006年のドイツワールドカップで優勝を果たす。イタリア代表の優勝は1982年以来であった。優勝後、代表監督を退く。しかし後任者のドナドーニがEURO 2008準々決勝での敗退後に辞任したため、後を引き受け再び代表監督となった。ただ2010 FIFAワールドカップでイタリア代表はまさかの予選グループでの敗退。大会前からのアナウンス通りに代表監督から退いた。
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関連項目
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