マルチバッドエンディング(マルチバッドエンド)とは、
という事である。
概要
ゲームや物語には、必ず「終わり:エンド」というものがあるが、主にゲームにおいて、複数の「終わり方/結末:エンディング」を用意しているものを「マルチエンディング」と呼ぶ。
そして、その複数のエンディングに(見方にもよるが)ハッピーエンドが全く用意されておらず、全てバッドエンド、もしくは鬱エンドの要素しか無いものを「マルチバッドエンディング」と呼ぶ。その救いの無さから大体「鬱ゲー」、「みんなのトラウマ」、「どうあがいても絶望」等のタグが同時につく事も多い。
ただし、ハッピーエンドとバッドエンドの双方が存在するが後者の割合が圧倒的に多く、プレイヤーがバッドエンドを収集するのを目的としてプレイするような作品も「マルチバッドエンディング」と呼ばれることがある。この言葉を最初に用いた作品である「kanoso」もこのタイプ。
マルチバッドエンディングを採用したゲームの中には、ユーザが(状況を改善したいがために)努力すればするほどバッドエンドの内容が酷くなるものもあり、鬱ゲーが苦手な人は特に注意が必要である。
ユーザーの苦悩
基本的に「このゲームはマルチバッドエンディングシステムを採用しています。」と明記して売り文句にするようなゲームは無く、そのゲームがマルチバッドエンディングかどうかは、事前にユーザーレビュー等を確認するか、雰囲気を察するか、もしくは最後までやり通すしかない。
そのため、鬱ゲーに耐性の無い人が救いを求めるような形で最後までやり通してしまうと、場合によっては大きな精神的ダメージ(トラウマ)を負ってしまう事がある。
また、マルチバッドエンディングを体験してしまうと、数あるバッドエンドの中からハッピーエンド的な要素をなんとか探そうとしてしまったり、どれが一番良いバッドエンドなのかを真剣に悩んだりしてしまう人が出てしまったりする。しかし、どうあがいてもしょせん地獄な事に変わりがなかったりと、結局救われない事も多いが、そんなことは
というゲームであることを、忘れてはならない。
関連動画
関連商品
関連項目
- kanoso
- ドラッグオンドラグーン
- GTA4
- SpecOps:TheLine
- NEEDY GIRL OVERDOSE
- 絶望
- どうあがいても絶望
- トラウマ
- みんなのトラウマ
- 鬱
- 鬱ゲー
- 鬱展開
- マルチエンド
- バッドエンド
- 救いはないんですか!?
- 12
- 0pt