マルボロとは、アメリカ製のタバコのブランドである。販売元はフィリップモリス社。日本ではマルボロと呼ばれているが、正確にはMarlboro(マールボロ)。
日本では日本たばこ協会が輸入販売を行っている(かつてはライセンス生産も行っていたが、現在は終了している)。
曖昧さ回避
マルボロ(生放送主) - 同名の生主が複数存在。該当記事にて曖昧さ回避を行う。
概要
カウボーイをイメージ戦略に取り入れた、いかにもアメリカ製らしいタバコ。カウボーイに扮したマルボロマンことウェイン・マクラレンによって、男らしさを象徴する製品として認知され、世界一売れている銘柄となった。日本においても、外国タバコでは首位の販売実績がある。(日本全体で7位)
しかし、現在日本で吸えるものはヨーロッパから輸入しているというなんとなくしっくりできないものとなっている。かつては日本たばこ産業(JT)がライセンス製造・販売を行っていたが、2005年4月末をもってライセンス契約を終了した。現在は、フィリップモリス社からの輸入販売となり、ヨーロッパで製造されている。
またフィリップモリス社は、F1、WRCなどモータースポーツなどにスポンサーとして参加することが多く、マルボロカラーのマシンが目立つこともあった。
赤色が象徴的だが、金や黒もあり、赤マルや金マル(マル金)や黒マルとも呼ばれる事もたまにある。なおメンソール入りのものはマルメンとも呼ばれ、ライトだとマルメラと略される。
実は当初、女性向けタバコとして「Mild As May」のキャッチフレーズで販売していた。吸い口が赤く着色されており、象徴的な赤色は口紅が着いても目立たないようにという理由であった。この頃は殆ど売れず、後の男らしさ・マルボロマンによるイメージ戦略が成功するまで、鳴かず飛ばず。一時期は市場から消えた事もあった。
なお馬に跨って動物を相手にするカウボーイにとっては、火を使わない噛みタバコの方が人気である。
また都市伝説には不思議と差別に関わるものが多い。逆さまにすると黒人迫害・差別を象徴する図柄になる、横にすればKでありパッケージの表裏底に3つのKがあるためKKK(クークラックスクラン)を象徴する、「Marlboro」の文字を逆さまにすると、「ojoqljew」となり、"jew"と"Ojoql"に分解し、Jew→Jewesh =「ユダヤ人/ユダヤ教徒」、ojoqlは造語で排斥や追放するという意味があり黒人ではなくユダヤ人迫害を意味している、「Marlboro」は「Man Always Remember Love Because Of Romance Only」の略であり、そのセンテンスの頭文字を取っています。意訳すると「男はいつも本当の愛を見つけるために恋をする」である、といったものがある。諸説が生まれた背景はあるにしても、いずれもそれ自体に強い根拠は無い。
マルボロマン
マルボロマンとはフィリップモリス社の看板広告モデル、ウェイン・マクラレン(Wayne McLaren)氏。タバコは「マルボロ」を「男らしさ」「ワイルドさ」を演出することで(特に未成年者に)「タバコはかっこいいものだ」と植えつけるカウボーイ姿で、氏の精悍なカウボーイ姿に魅了された顧客は吸うタバコの銘柄としてマルボロを選択した。
マルボロを世界一売れるタバコに押し上げたのは、ウェイン・マクラレン氏ことマルボロマンのイメージが大きかったと言える。
だがマルボロマンを演じていた氏は、1日に30本、30年間タバコを吸い続け、49歳で肺ガンになり51歳でこの世を去りました。
「私はタバコの虜になってしまい、大幅に生命を縮めることになってしまった。私は、自分がタバコの広告に出たことを申し訳ないと感じている。最初私はタバコを吸えばどうなるか知らなかった。今は知っているが、遅すぎた。私が宣伝した製品がどれだけ沢山の人を殺したかと思うと耐えられない気持ちだ。ただ一つ私にわかっていることは、タバコ会社は自分たちの作っている製品が人々を殺しているという事実を全面的に否定しているということだ。過去30年間に公表されたあらゆる医学的・科学的知見を前にして、どうしてそんなことが出来るのか、私にはわからない。がん患者として経験しなければならない悲惨さ、痛み、苦悩と比べれば、タバコを吸う価値など無いことを人々に気づかせるために、使える時間をすべて使いたいと思っている。」
彼は肺ガン発覚後は自身がタバコの広告塔になった事を後悔しており反タバコ運動に参加しました。フィリップモリスの株主総会で、タバコのCMを自主規制するよう主張もした。
ガンに冒され、ベッドの上でチューブだらけの姿で、やせ細り、呼吸ですら激痛が走り吐血する姿には、かつての精悍さは無かった。その氏は最期にこう言った。
「たばこ産業は兄を広告に使い、タバコを吸う事は男らしい、と演出した。信じてはいけない。体中にチューブをつけて横たわり何が男らしくて自由なんだ」
それでも「マルボロマン」というキャラクターは、故人の遺志とは無関係に、2006年10月16日に米国で発売された「実在しない最も影響力のある101人」の本のなかで、「マルボロマン」が世界を動かす最重要人物に選ばれていた。
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関連項目
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読み:マルボロ
初版作成日: 10/06/20 10:43 ◆ 最終更新日: 12/02/26 12:34
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