マース・ヒューズとは、漫画『鋼の錬金術師』の主要人物であり、親バカ・愛妻家である。
概要
非常に子煩悩・・・もとい、親バカ。そして未だに奥さんにメロメロ。階級は中佐(後に准将へ特進)。ノリと面倒見がよく、軍の回線を私用するのは当たり前、娘と妻を自慢しまくるばかりか、娘と妻に関する用事を最優先。そんなハタ迷惑な一面もあるのだが、周囲にも気を使うなどしている為、非常に親しまれている。とまぁ、ここまで書くと単なる人のいい、家族バカなのだが実際は投げナイフの達人であり、その腕前はラストを退かせるほど。
マスタングとは親友とも呼べる間柄で、特に原作とFAではマスタングの理解者として彼の野望に協力している。もっとも、マスタングは例の妻子自慢に辟易しているが。また、エルリック兄弟やウィンリィにもその人柄で彼らの精神を支えた。故に、彼の最期は軍部は勿論、エドワードたちに暗い影を落とす結果となってしまった。
原作では早い段階でホムンクルス達の目的(原作・FAについては核心に近い事実)を突き止めたが故にホムンクルスたちに命を狙われ、妻のグレイシアに化けたエンヴィーに撃たれ死亡。戦闘要員たるラストを退けるほどの実力を持ってしても、やはり偽者とわかっていても家族の姿をした敵にはためらいを生じてしまったのかもしれない。
主要人物の中では出番が少ないほうだが、その人柄と活躍ゆえに非常に人気が高く、人気投票でも必ず10位内に食い込むほど。この結果に彼の妻と子も安堵したに違いない。
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関連項目
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