ミクウェーブとは、VOCALOIDを使用したニューウェーブ楽曲に付けられるタグである。
概要
用語としては、盛るPが2009年8月23日投稿した動画である【初音ミク】Mikwave I -MELT-【オリジナル曲】の投稿者コメント欄が初出であると思われる。その名の通り、「初音ミク」+「ニューウェーブ」で「ミクウェーブ」であるが、コメント欄に「ボカロでニューウェーブで~」とあるように使用されるVOCALOIDに関しては初音ミクに限らない利用が期待される。
ニューウェーブというジャンルが発生・流行した当時は「パンクサウンドにまた別の雰囲気を足しあわせたもの」として定義されたものであるために、音楽性が非常に多岐に渡りサウンドとして共通している点は少なく、明確な線引きは難しかった。しかし、現在ではバンドサウンドを基調としたものにシンセサイザーなどの電子音が押し出されたものがニューウェーブ、と言われる傾向がある。
また、日本ではYMOの影響からニューウェーブ=テクノポップの印象が強いため混同されやすいが、電子音にかわいらしい曲調であるのがテクノポップ、一方攻撃的であったりテンションの高い曲調(いわゆるピコピコパンクと呼ばれるもの)がニューウェーブというのを指標の一つにすると分かりやすいかもしれない。
最近では、1980年代初頭に活躍したバンド「ハルメンズ」のフロントマンであるサエキけんぞう氏が中心となり企画された、ボカロPがハルメンズの楽曲をカバーした「初音ミクsingsハルメンズ」や、70年代末期~80年代初頭にかけて活躍した日本のニューウェーブバンドの曲をカバーした「初音ミクsingsニューウェイヴ」がリリースされている。
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