ミュージックマン(Music Man)とは、アメリカ合衆国の企業であるアーニーボール社が所有する楽器ブランドである。
概要
1972年に、フェンダー社の設立者であるレオ・フェンダーと、同社でアンプの設計に携わっていたトム・ウォーカー等によって設立された。
最初の製品はギターアンプである。このアンプはエリック・クラプトンの使用などによって有名になり、このブランドのネームバリューを広める事になった。
買収後はアンプの製造からは撤退してしまったが、これらのアンプは今でもヴィンテージ市場で高値で取引されている。
1976年にはスティングレイを発表(当時はベースだけでなくギターも存在)。
特に、当時としては珍しかったアクティブ回路を内蔵したエレクトリックベースは、特にディスコミュージックや当時流行りはじめたスラップ奏法と相性が良かったためやがて多くのミュージシャンによって使用される有名機種となった。
その後レオ・フェンダーの試行錯誤に伴って様々なモデルがラインナップされ、スティングレイの上位機種として発売されたセイバー・ベースは様々な用途を持つスイッチやブリッジの構造などに個性的な特徴を持ち、それらは後にレオが立ち上げるG&L社の主力機種、L-2000シリーズへと受け継がれていく。
1984年には、アーニーボール社に買収。ブランドにその名前を残すこととなった。
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関連項目
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