ミラージュ騎士団とはファイブスター物語に登場する個人騎士団の名称である。
概要
ファイブスター物語の主人公アマテラスは、ジョーカー太陽星団東方、惑星デルタ・ベルンのグリース王国の王であり、かつグリース王国を含む10国で構成される帝国AKD(アマテラスキングダム)の皇帝でもある。
各国にはそれぞれの騎士団(ここでの騎士とは作中太古の遺伝子改造によって生まれた人間兵器の末裔のこと)があるが、アマテラスはそれとは別に個人資産(おこづかい)を使って個人騎士団を組織している。この個人騎士団をミラージュ騎士団と呼ぶ。
ミラージュ騎士団は右翼大隊(オレンジライト)と左翼大隊(グリーンレフト)で構成される。
ただし、団員№A(アマテラス本人)と№1(剣聖デイモス・ハイアラキ、のちに剣聖ダグラス・カイエンが襲名)は、オレンジライトとグリーンレフトに共通である。
オレンジライト
表に出せる、あるいは元々公職に着いている人間で構成されており、この世界のほとんどの人間はミラージュ騎士団と言えばこのオレンジライトの面々を思い浮かべる。
その実力は一人一人が各国の剣術師範クラスの使い手である精鋭と星団中に知られていたが、ブラックスリーのフロートテンプル襲撃によって壊滅の憂き目を見たことで、その評価は地に落ち、「見かけ倒しの張りぼて騎士団」という評価に落ち着いている。
グリーンレフト
表に出せない、重犯罪者、死んだことにした人、職業暗殺者、テロリスト、いたらまずい人、アマテラスじゃないと手に負えない人などで構成されており、出自が出自だけに存在そのものが隠蔽されている。
ただし魔道大戦時には、よりによってアマ公が「女子高生ミラージュはレフト」などと抜かしたせいで「現役女子高生騎士団」と化して司令官である斑鳩王子(サリオン)が苦労する羽目になった。
一般にミラージュ騎士団のグリーンレフトといえば、旧来のヤバイ連中では無く、彼女たち女子高生騎士団の面々を指す。(もっとも、その実態は、犯罪者騎士連中よりさらにヤバイらしいが)
また、それらの女子高生騎士連中はちゃあ・ティー主催の「ルミナスナイツ」と兼任していたりしている。
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関連項目
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