ミラーボとは、ポケモンコロシアム、及びポケモンXDに登場する人物の一人である。名前の由来はおそらくミラーボールから。
概要
初登場はポケモンコロシアム。本作の敵である、悪の組織シャドーの最初の幹部として主人公に立ちふさがる。
その外見はかなり奇抜。細身な長身で、ぴっちりとした金色一色の、ダンサーを連想させる服を着ている。髪型は左側が赤で右側が白というモンスターボールを連想させるアフロヘアー。この目立ちすぎる頭のおかげで、主人公に協力している少年の一人が思わずカメラに撮り、その結果アンダーのさらに下にコロシアムがあることが判明する。
彼には専用のBGMがあり、思わず(周りで踊っているルンパッパを同じように)体でリズムを取ってしまいたくなるようなリズミカルな曲が流れる。・・・・・・明らかに他の幹部よりいろいろと優遇されているのは気のせいではないだろう。
初対決はパイラタウンにある基地の最奥。その際の使用ポケモンは
というどう考えてもダンサーを意識した一見ネタパーティ。しかし侮ることなかれ、これがなかなかに強い(ウザい)。このルンパッパ達は初手で二匹ともあまごいをしてくる場合が多く、特性のすいすいやあめうけざらを利用した、高火力なみのりややどりぎを織り交ぜた耐久型など、非常にやっかいな戦法を続けざまにしてくる。第三世代ではちょうはつもあまり使い勝手が良くなく、そのためあまごいは大抵決められる。そもそもルンパッパは耐久がそれなりに高く、弱点もマイナーよりで倒しにくい。プレイヤーはやっとの思いで一匹倒したらまたルンパッパが出てくるという一種のループに近い感覚に陥る。初めはBGMに合わせて踊っているかのようなルンパッパを可愛いと思うかもしれないが、戦いが長引けば長引くほどルンパッパのダンスが人を小馬鹿にしているように見えてくるのは著者だけではない・・・・・・はず。ていうかあの大雨の中アフロ大丈夫なんですかミラーボさん
その後ラルガタワーで四人の幹部と戦う際、その一人として登場。残念なことに、このバトルの際に流れる曲は他の幹部と同じ曲である。その際の手持ちは、
ルンパッパ×2 ドゴーム ゴルダック アーマルド(ウソッキーをスナッチしている場合)
と前と比べれば割と普通のパーティである。・・・・・・というか何故ウソッキーの代わりがアーマルドなのだろう。単に岩繋がりということだろうか。
シナリオクリア後は、他の幹部と同様にボトムコロシアムの決勝で対戦することができる。その際の手持ちは、
ルンパッパ×3 バクオング アーマルド(ウソッキーをスナッチしている場合)
である。ルンパッパが一匹戻ってきた。しかもあまごいからのすいすいハイポン、あめうけざら+やどりぎ+ギガドレという前々回以上に強力な技構成。それに引き替えアーマルドはメタルクローやかいりきといった技のラインナップ。まあ当時はロクな技覚えなかったからねえ・・・・・・
余談だが、ミラーボを倒した後にミラーボがいた所に行くとミラクルボというミラーボの(自称)後継者がいる。何気にミラーボに似た専用BGMもあり、ミラーボを倒した後すぐに向かうとレベルの関係上間違いなく苦戦を強いられる。
その後、ポケモンコロシアムの続編である、ポケモンXDにも再登場。シャドーを抜けたのかそれとも脱退させられたのかは不明だが、通称が「さすらいのミラーボ」に変更されている。その際、かつての部下だったトロイとヘボイを連れている。服装は前回と違い、紫をベースとした色合いのもので、大胆に胸元が(というか臍あたりまで)開いている服を着ている。しかし相変わらずぴっちりな服装なのは変わらない。
そしてこれまた前回と同じく、ミラーボ専用のBGMがある。前回はノリの良い感じの曲だったが、今回は少々落ち着いた雰囲気の曲となっている。しかし同じように体が勝手にリズムをとってしまうのはミラーボの曲だからだろうか。
なおこの時はストーリーの展開上スナッチ出来ず、ノズパスは後でスナッチとなる
そしてカイリュー以外の全てのダークポケモンを捕まえた後の四回戦目(アイオポート)が
となっている。ルンパッパのあまごい戦法は相変わらずだが、ねこだましやカウンター、かみなりパンチなど前回よりもトリッキーな技が増えている。
今作では捕まえていないダークポケモンをミラーボが手持ちにしてくれるため、前作のように取り逃がしたダークポケモンを所有しているトレーナーにわざわざ出向くという必要は無くなった。そのミラーボの居場所は部下のトロイが作ったミラーボレーダーによって知ることができる。
その後は、アイオポートにあるクラブのステージの上で踊っている。ミラーボ組を立ち上げて世界中のポケモンを独占するという野望があったそうだが、ぶっちゃけ今のダンサーの方が彼には似合っているのではないだろうか。
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