概要
元々は機甲創世記モスピーダの後番組用の企画で、超時空要塞マクロスに関わったスタッフが再結集を目玉としていたが、モスピーダが打ちきりとなって、スタッフはそのままにOVAとして第一作が製作された。
OVA黎明期にあって、1985年度ビデオ売り上げの第二位をマークするなど大ヒット(一位はマイケル・ジャクソン)し、続編のPartII/IIIも製作されている。(IIIは黒歴史じゃないぞ!もっと酷いのがPS3で(ry
ちなみに、1作目の主人公、矢作省吾の声優は久保田雅人ことNHKで有名なワクワクさんである。
実際より過去の時代を装った宇宙船内の街『メガゾーン』、本当は実在しない人気アイドル『時祭イヴ』、変形する未来的デザインのバイク『ガーランド』など、後のヲタが「え?アレってコレが元ネタ?」と言いたくなるような魅力的要素を数多含んでいる。
主なスタッフ
ニコニコ動画におけるメガゾーン23
ニコニコ動画においては、ロボットアニメに定評のある「ダムP」によるアイマスMADが、作品の世界観を見事に表現している。
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トピックス
『 PART I 』 企画時の仮称タイトルは企画第一弾は『オメガシティ23』、企画第二弾は『バニティ・シティ』という題名で、二・四半期(2クール)のテレビシリーズとして企画されていた。
PART I の総監督・石黒昇はこの作品を当初、第4作目の「超時空シリーズ」として提案したという。
その後スポンサー難からこの企画はテレビシリーズとしては立ち消えになり、改めてOVAとして企画、発売媒体の変更が為された際に『オメガゾーン23』のタイトルに変更された。「オメガ」はギリシア文字で「最後」を意味し本作の世界観を表現していたが、商標権の関係で「オメガ」(Ω)がスイスの高級腕時計メーカーオメガ(現在はスウォッチ・グループに属している)の名称と衝突することで再度改称し、最終的に『メガゾーン23』として発売された。
当時は変更することで「無限の」といったニュアンスを作品に持たせるためと説明された。「23」は「23番目の人工都市」という意味で、物語の舞台・東京23区に由来する。ただ、『PART II』では冒頭で東京23区外の武蔵野市にある吉祥寺(あいどる、及びアートミックの所在地だった)も登場している。
海外での扱い
余談だが、北米に超時空シリーズが輸出される際には関連会社の権利関係の都合で超時空世紀オーガスが外され、代わりにタツノコが関わった 「機甲創世記モスピーダ」がセットになり、「ロボテック」という一つのアニメシリーズに再構成され、人気を博した(三作品の歴史が繋がっている等、ストーリーは全く異なる)。
『メガゾーン23 第1部』 を元に『超時空騎団サザンクロス』から抜粋した幾つかの場面を追加して、1986年には続編映画 『ロボテック:ザ・ムービー』 (Robotech: The Movie, a.k.a : Untold Story , 通称:「語られざる物語」 ) も制作・上映された。
関連項目
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