単語記事: メタルギアソリッドⅤ ザ・ファントム・ペイン

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悪に堕ちる。復讐の為に。
METAL GEAR SOLID V
THE PHANTOM PAIN
TACTICAL ESPIONAGE OPERATIONS


「メタルギアソリッドV ザ・ファントム・ペイン」とは、
コナミから発売されるメタルギアシリーズのナンバリングタイトル、「MGSV」の本章にあたる作品である。

序章『GROUND ZEROES』(別記事)と本章『THE PHANTOM PAIN』(本記事)の二部作構成
前者については当該記事を、二部作全体についてはMGSVの記事を、それぞれ参照してください。 

対応プラットフォームは、PlayStation4・PlayStation3・XboxONE・Xbox360・PC。
2015年9月発売予定。

METAL GEAR SOLID V:THE PHANTOM PAIN
対応機種 PlayStation4
PlayStation3
XboxOne
Xbox360(ダウンロード版のみ)※1
PC 
ジャンル タクティカル エスピオナージ オペレーション
発売日/発売予定日 PS4


2015年9月2日
PS3
Xbox360
XboxOne 
PC  2015年9月15日
価格(税抜) 全ハード共通 8400円(税抜)※2
CERO 未定

※1 マーケティング上の都合により国内においてのXbox360版はダウンロードのみの販売となる。
※2 通常版のみ。

概要

『MGSV』の本編に当たる作品。
『GROUND ZEROES(以下、GZ)』の9年後、1984年を舞台に、ビッグボスが『メタルギア』及び『メタルギア2』で見られるような「世界を核攻撃の恐怖に陥れる狂人」と化すまでの経緯が描かれる。

“PHANTOM PAIN”とは「幻肢痛」を指す言葉であり、失ったはずの手足などの痛みを脳が錯覚する現象のこと。
そのタイトルの通り、作中ではスネークやカズが手足を失っているらしい描写がなされているほか、「もういないはずの仲間の苦しみを感じる」など、手足以外の「喪失」を幻肢痛に例える台詞も確認できる。 
監督である小島秀夫の「今作の登場人物は全員、何かしらを喪失している」という言葉からも、作品の重要なテーマのひとつとなっていることが分かる。他にもテーマとして明言されているワードは「復讐」と「RACE(人種)」。

『MGSV』では、コナミが開発した独自エンジン「FOX ENGINE」が採用されており、広大なオープンワールドと膨大な行動自由度、リアルな時間経過、それに伴う天候、昼夜、マップ環境の変化がシリーズで初めて採用される。
『GZ』では時間経過などいくつかのシステムが未搭載であったが、今作『TPP』においてはもちろん完全に導入される。

なお小島秀夫監督は『GZ』発売後の雑誌のインタビューで、今作のボリュームは『GZ』の200倍以上に相当すると回答している。また「FOX ENGINE」も次世代機に向けてチューンアップされていくため、これを用いて開発される本作は、『GZ』以上のクオリティになるとも答えている。
また、発売日発表のインタビュー動画において、「これまでいつも「今作が最後のMGS」と語ってきたが、今作をもってメタルギアサーガは完結を見る。今回こそ最後のメタルギアソリッドになる」と宣言している(『3』のときも『4』のときも同じことを言っていたため今や信憑性など皆無なのだが、さすがに自覚もあるようだ)。

コジステで発表されたところによると、『GZ』はあくまで『MGSPW』と『MGSV:TPP』の間を補完するエピソードであるため、『TPP』にプロローグとして再収録される予定はないという。

あらすじ

(ネタバレ注意)

1975年、ビッグボス=スネークは、キューバ南端の米軍基地:キャンプオメガに単身潜入し、アメリカの非政府諜報機関「サイファー」のスパイであった少女パスと、彼女の救出に失敗して拘束された少年チコのふたりを救出した。

しかしこの任務は、何者かによる罠だった。
帰投した彼らが見たものは、謎の武装組織「XOF」の襲撃によって壊滅するマザーベースと、成すすべなく殺されていく仲間達の姿だった。

奮闘むなしく、副司令官のカズを含めた数人の救出にとどまったまま、スネークは崩れ去る基地から離脱する。
だが、パスの体内に残されていた「2つ目の爆弾」と、XOFの激しい追撃によってついに彼らのヘリは墜落。
彼らの消息は途絶え、マザーベースと、これを本拠地としていた「国境なき軍隊」の存在は、一夜にして闇に葬られてしまった。

(ネタバレここまで)

1984年
ソ連のアフガニスタン侵攻以降、東西冷戦は新たな局面を迎えていた。

そのアフガニスタンに、隻眼・隻腕の壮年の男が現れる。
彼こそ、長い眠りから目覚めたビッグボスであった。

9年に渡る昏睡から目覚めた彼は、謎の勢力の襲撃を受けながらも、かつての同志・オセロットの手によって生き延び、兵士として復活したのだ。
その狼煙が、ソ連軍に捉えられたミラーを単身救出するという過酷な任務の達成によって上げられようとしていた。

「地獄に堕ちた俺達だが――更にその下に堕ちることになる。喪(うしな)われたものを取り戻す」
「カズ――俺もあの世から戻ってきただ」

喪くしたものの痛みは
何処までも続くのか
爆心地(グラウンド・ゼロズ)から
VENOMが目覚める 

「仲間の灰でダイアモンドを創れ。それを俺たちは抱いて戦場へ行く」
「死してなおも輝き続ける。仲間の元で……」
「俺達は、ダイアモンド・ドッグスだ。お前たちの無念を海の藻屑にはしない――俺は常にお前たちとある」

COMING 1984

登場人物

プロローグ「グラウンド・ゼロズ」に登場した人物

  • ビッグボス/ネイキッド・スネーク/パニッシュド・スネーク/ベノム・スネーク CV:大塚明夫
    -伝説を消された英雄-
    『MGS3』『MPO』『MGSPW』の主人公。スネークイーター作戦を完遂した伝説の兵士で、1975年には、カリブ海上に浮かぶ「マザーベース」にて「国境なき軍隊(MSF)」を指揮していた。
    1984年、9年間の昏睡の末に覚醒し、病院内で謎の戦闘部隊の襲撃を受けるも、オセロットの協力を得て生還。ミ兵士として復活し、ミラーを救出すると、新たな武装組織「ダイヤモンド・ドッグス」を結成し、復讐の鬼と化していく。
    『GZ』ラストのヘリ墜落の際に失われたのか、左腕は義手になっている他、覚醒直後には体もやせ細っており、当初は歩くことすらままならないといいう悲惨な様相である。また、まるで鬼の角のようにさえ見える頭部のものを中心として、体内に金属片らしきものがいくつか残っているようだ。
    E3 2013のトレイラーでは、「伝説を抹消された」と紹介されている。彼の『MG』や『MGS』における「実在したのかどうかさえ不明な伝説的兵士」という設定に通じると考えると、愛国者達による情報操作によって、今作の段階でその過去や活躍に関する記録が抹消されたことを示唆しているともとれる。
    E3 2014でのトレイラー発表以降は、小島秀夫のツイッターなどで「VENOM SNAKE」とも呼ばれている。
    なお、英語版でこれまでスネークを演じてきたデイヴィッド・ヘイターが降板し、代わりにキーファー・サザーランドが、新たにスネークの声と、表情のモーションキャプチャーも、担当することになった。製作が予定されているMGS実写版で、彼がスネークを演じるのかは不明。
  • カズヒラ・ミラー CV:杉田智和
    -未来を謀られた策士-
    『MGSPW』でスネークの相棒として登場し、後の時代を描いた『MG2』『MGS』などにも登場する男。
    ヘリ墜落直後と思われるシーンでは、重体に陥ったスネークに必死に呼びかける姿が見られた。
    1984年には、アフガンの砂漠の基地らしき建物の中にとらわれていたのをスネークに救出される。このミッションは方法は不明だがミラーがオセロットに依頼したものであり、さらに戦場に生きる者にとって伝説の傭兵として知られるスネークの伝説を取り戻す為に『スネーク一人での救出』を指定した。
    その後は、再びビッグボスと共に武装組織を結成し、彼と同じく悪へと堕ちていく。
    PVでは左足や右腕を失ってスネークに支えられて歩く様子や、義手・義足を嵌め杖をついて歩く姿が確認できる。 
  • パス・オルテガ・アンドラーデ/パシフィカ・オーシャン CV:水樹奈々
    『MGSPW』に登場した少女。パス・オルテガ・アンドラーデは偽名で、正体は、愛国者達と繋がっているらしき米国の非政府諜報機関“サイファー”のスパイ。前作ラストで、メタルギアZEKEをジャックし暴れまわったが、スネークによって撃破され、海上に落下し消息を絶った。
    以下、『GZ』のネタバレにつき反転。
    『GZ』においては、キャンプ・オメガにて二重スパイの嫌疑をかけられ過酷な拷問を受けていたが、スネークによって救出された。しかし体内に爆弾を埋め込まれており、結局、ヘリから身を投げながら爆死するという末路を辿った。
  • リカルド“チコ”バレンシアノ・リブレ CV:井上喜久子
    『MGSPW』に登場した少年。子供ながら、サンディニスタ民族解放戦線に参加していた。パスのことをスパイだと半ば気づいていながらも、彼女に好意を寄せていた。
    以下、『GZ』のネタバレにつき反転。
    パスが拘束されている情報を得て、単身基地に潜入するも、自身もまた拘束され拷問を受ける。パスが陵辱されるのを目の前で見せ付けられるなどの仕打ちを受けた結果、憔悴しきっていた。最終的にはパスと共に基地を脱出できたが、ヘリの墜落に巻き込まれ消息を絶った。
    なお、基地内でパスと肉体関係を持ったことが示唆されている。
  • エメリッヒ/ヒューイ CV:田中秀幸
    -自我を手に入れたギーク-
    後にハル・エメリッヒ(オタコン)の父となる、ピースウォーカー計画の元責任者。
    『GZ』では声のみでの登場であり、国連の核査察への対応を殆ど独断で進めていた。
    『TPP』の1シーンと思われるPVの一部では、義足かあるいは歩行補助装置のようなもので、二足歩行が出来るようになっている。MSF壊滅の原因となった核査察に偽装した襲撃を故意に招いた可能性があるためか、オセロットとミラーから拷問を受けている描写がある。
  • スカルフェイス CV:土師考也
    -素顔を消し去った亡者-
    国境なき軍隊のマザーベースを襲撃したと思われる、謎の男。
    顔面全体が、ひどいやけどを負ったような、あるいは皮膚をはがされたかのようなグロテスクな様相を呈している。
    かつてのFOX部隊の隊章を反転させたようなデザインのロゴを用いている正体不明の部隊「XOF」の指揮官で、パスとチコを捕えているキャンプオメガの人間。捕虜に対して凄惨な拷問を加えていることも伺える。
    『GZ』ではマザーベースから基地へと降り立ったスネークと入れ違いに、「海賊退治」と称しておそらくはマザーベースへ向けて飛び立っていく様子が描かれた。
    『TPP』のE3 2014トレイラーに一瞬のみ登場。なぜかメタルギアと思われる歩行戦車の格納庫をスネークと共に訪れている。その際、顔にアイマスクを身につけている。

「ザ・ファントムペイン」トレーラー等で登場する人物

  • オセロット CV:三上哲
    -偽りを生きる好敵手-
    白馬に乗って、病院から脱走したスネークの前に現れる。ウェスタン風のコートやブーツなど、服装は『MGS1』以降の彼に酷似している。白馬(ザ・ボスの愛馬アンダルシアンも同様に白馬であった)にスネークを乗せ、炎に包まれた男の追撃を振り切ろうとする。
    その後スネークをアフガンの砂漠へ連れて行き、ミラーの救出ミッションを課す。
    以前の作品で語られたところでは、この時代の彼はアフガニスタン侵攻に参加しており、「シャラシャーシカ」の名で敵味方から恐れられている。 
  • クワイエット
    -言葉を持たない狙撃手-
    砂漠でスナイパーライフルを構えている様子が描かれた女性兵士。どうやら言葉を話すことが出来ないようだ。
    上半身がビキニと露出の激しい格好をしているが、小島監督曰く一応この格好である理由がきちんとあるそうである。目の周りに黒い模様が現れたり消えたりするといった変化から、姿を消す、人間とは思えない速さで移動するなどの描写があり、何らかの特殊能力を持っていると思われる。
    ゲーム中では彼女とバディを組んでミッションに挑むことが可能となっている。詳しくは後述。
    トレイラーでは、彼女と思わしき人物が電流による拷問を受ける場面や、収容キャンプで拷問されている場面、マザーベースの兵士をなぎ倒す場面などがあるが、TGS2014で公開された映像では、彼女を警戒するミラーとは対照的に、スネークは彼女をマザーベースへ受け入れている。
    ビッグボスを関わりを持つ女性スナイパーといえば『MGS』に登場したスナイパー・ウルフがいるが、TGS2014ではそれらしきワードが浮かび上がっていた。
  • イーライ
    -運命を呪う少年兵-
    詳細は不明だが、スネークと格闘している描写などがある、金の少年兵。
    のオールバックなどの特徴、劇中年代における年齢、自分の運命を呪うと言う云々の記述などの共通点に加え、E3 2014のトレイラーでは、服の背中の部分に「液体人間」というプリントがなされているのが見られたことから、リキッド・スネークの少年時代の姿ではないかと推測するファンが多い。
    設定上、『TPP』の時点では、リキッドは10代前半である。彼は10代から湾岸戦争(年齢設定的にはいわゆる「イラン・イラク戦争」)に参加しているため、この段階で少年兵として活躍していても矛盾はない。
  • コード・トーカー
    -故郷を奪われた賢人-
    E3 2013のトレイラーで紹介された謎の老人。
    ヒデラジでは、既に登場したことのあるキャラクターであることが示唆されているが、正体は不明。
ゲームイベント(E3、TGS2014など)にて登場
  • DD
    犬種(RACE)不明の犬。 小島監督によれば「そもそも犬ではないかもしれない。狼かもしれない。」とのこと。
    何者かに親犬を殺されたらしきところでスネークと出会い、そのまま彼に懐き、フルトンでマザーベースへ送られた。「俺達にとっての“ダイアモンド・ドッグ”となるはず」ということで、その頭文字から「DD」と名付けられた。
    その後はしばらくオセロットが世話を担当したが、その結果、逞しい体の大型犬へと成長。オセロットによる訓練の賜物か、優れたバディとしてスネークの任務遂行をサポートする。
    スネーク同様、片目を失っている様子。
    TGS2014でのゲームプレイにて登場。 
  • ダン君
    E3、及びTGS2014の特別ミッションにて敵の捕虜になっていたマザーベース兵士。
    モデルは小島プロダクションスタッフの談子昂さん。
詳細不明

以下は、名前や声が確認されておらず、トレイラーに登場しているのみのキャラクター。いずれも、従来作品に登場したキャラクターであることを明確に証明する要素は現時点ではない。

  • 炎に包まれている男
    病院内などに現れる、全身が炎に包まれた男。発する炎は本物のようだが、それで全身を覆っていながら平然と行動したり、幻のように消えたり、炎に包まれた馬にまたがってスネーク達を追撃するなど、謎が多い。
    一部サイトでは、彼の着ているスーツがヴォルギンのものに似ているという指摘もある。
  • ガスマスクの兵士
    サイコ・マンティスに似たスーツを着た人間。赤い以外は素肌が露出しておらず、若干小柄で細身であるため、男女の区別もはっきりとしない。エレベーター前に現れる、天井をすり抜けるようにして姿を消すなど、マンティスに似ているのは服装だけではない[1]
    なお、上述の炎の男、このガスマスクの兵士、そしてE3 2013のトレイラーに登場した白いハゲ頭の兵士達は、テロップでまとめて「存在しない者達」と紹介されている。
  • 医師
    9年間の昏睡から目覚めたスネークらしき男に、現状を説明していた医師。こけた頬や禿げ上がった頭といった外見的特徴のほか、義肢の装具を行った可能性=サイバネティックスに精通している可能性があることから、『MG』や『MGS4』に登場するマッドナー博士ではないか、との声もある。

従来のMGSやMGSV:GZからの変更点

  • 義手(バイオニックアーム)
    今作でスネークは左腕を失い、代わりに義手を装着することになるが、義手にも様々な種類が存在する。
    生体感知のソナーとして周りの状況を知る、ノイズを発生させて敵の気を惹く、電流を発生させて相手に触れて気絶させる等様々な機能を左腕に詰め込むことが可能。
    使う機能によって義手の色も異なるようだ。 
  • 支援ヘリ
     『GZ』では、銃撃による支援や運んできた人物を収容したりすることができたが、今回はそれに加えて支援攻撃の要請やヘリに改造を施していくことが可能となっている。
    外見もGZから変更されているが、詳細は不明。 
  • 敵マーキングの詳細化
    『GZ』では眠っている敵も通常時と同じ色で表されていた(赤色)が、今作では「眠っている敵はマーキングの表示が青色になる」という追加がなされている。 
    また、GZに置いては気絶した際のマーキング表示が「---」となっていたが、E3 2014におけるプレイ映像では「STN」に変更されている。 
  • マップ上マーキングの追加
    今作は複数の地点にマップ上のマーキングを施すことが可能である。マーキングした順番に「A、B、C...」と続いていく。
    また、双眼鏡でマップを覗きながら、覗いた先をマーキングすることも可能である。 
  • フルトン回収
    『MGSPW』に登場したフルトン回収がさらに強力になった。『MGSPW』では主に敵兵の回収にのみ使用されていたが、今作ではこれらに加えて、ジープ等の車両や、フィールドにいる動物、はたまたコンテナ等、様々なものをフルトン回収できるようになっている(ちなみに『MGSPW』でも、ある装備を開発すれば戦車などを回収できた)。 
    回収したものはマザーベースへ送られ、ヘリに乗ってマザーベースへ帰投すると現地で回収したものを確認したり、それぞれの場所へ運ぶことも可能だという。
    また、回収されるコンテナにのってマザーベースへ帰投することも(天候と運がよければ)可能。 
    だが、『PW』ではどこでも必ずフルトン回収可能(但し個数制限あり)だったのに対し、今作は「GMPを消費して使用する(個数制限なし?)」「回収には確率が表示される(天井がある室内だと0%、屋外では80%等)」といった具合に変更がなされている。
  • ダンボール 
    従来のダンボールは、入って隠れながら移動したり、穴から覗くことしかできなかった(『MGSPW』では遮蔽物にしたり、その上に乗ったりできた)が、今作では、ダンボールを装備した状態でも、屈み移動時と同じ操作システムが維持される。また、箱から飛び出して銃を構えたり、覗き穴から敵をマーキングしたり、見つかりそうになったときに緊急脱出するといったことも可能。
    支援補給ダンボールもiDroid上から呼び出すことができ、運ばれたダンボールに入ることで物資の補給をすることができる。
    『PW』でもできたことだが、この支援補給ダンボールを敵の頭上に落とすことによって敵を気絶させることができるのだが、今作はiDroidで届けてほしいポイントを指定することができるため、攻撃手段は前作より改善されている。  
    以前は装備の銃弾や一部回復アイテムの補給しかできなかったが、今作では銃等の装備品そのものやスーツまで届けてくれる。
    それにより、その場に合った潜入スタイルをその場で変更できるようになった。
  • バディ 
    今作では、iDroidを使ってマザーベースにいる人物をその場に呼び出すことが可能となっている。
    TGS2014で初お披露目となった。実機プレイの映像ではクワイエットを呼び出している。
    バディとして組んでいる相手にはコマンドによって指示を送り、TGSではクワイエットに現場にいる敵のマーキングやターゲットに向かってスナイパーライフルの銃口を向けて待機させていた。また、クワイエットにヘルメットのみを撃たせ、自分は麻酔銃を撃って一度でヘルメット装備の敵を眠らせたり、投げたグレネードに銃弾を当ててヘリを落とすといったプレイも可能に。
    また、監督らの口振りによればクワイエット以外にもいろいろな人物をバディとして組むことが可能のようだ。
  • 作戦指揮コマンド
    上記で紹介した義手ノイズや口笛等で馬を操る、またはバディ相手に行動指示を送る等の行動は全て、『GZ』であった「尋問/ホールドアップ時のコマンド」 と同じ仕組みでその時の状況に合わせて全てコマンドの形で収集されている。
    いちいち操作を覚えなければいけないという構造にはなっていないので初心者にもやさしい配慮になっている。 
  • ダイヤモンド
    回収アイテムとして、フィールドにダイヤモンドが落ちているのが確認できる。
    マザーベースの重要な資源(恐らくGMP)として利用される。 
  • ファントムシガー
    従来では赤外線センサーの可視化などにのみ使用されていた煙草だが、今作では、「煙草を吸っている間、時間が早く進む」という機能に変更された。
    正確には煙草を吸うことでスネークが時間を潰すというもの。吸っている間は、セイコーの時計が画面に表示され、時間が進んでいるのがわかる。
    あくまで、「時間が早く進んでいるかのように錯覚する」だけのものであることから、こういった名前になったという。
    ちなみに「ファントム」なので本物の葉巻ではない。あえて言うなら「電子葉巻」と呼べる代物。 
  • マザーベース
    『GZ』で壊滅したマザーベースだが、今作では再び登場している。前作までのものと同一のものであるのかは不明。
    マザーベース内を自由に行動できる他、回収した兵器や兵士を用いてマザーベースを自由に武装させることが出来る。兵器の中には、『MGS2』に登場した無人偵察機「サイファー」のようなUAVなども登場している。 
    手動でもマザーベースの拡張、改築は可能だが、今作は「どのような戦術を得意とするか」「どのような資源を回収したか」等によってマザーベースを自動で拡張、改築することができるオートモードも搭載されているらしい。 
    また、iDroid上でマザーベースが今どのような状態なのかを確認することが可能となっている。
    現在配置されているスタッフのステータス確認や支援サポート等、あらゆることがこのiDroidで確認できる。 
  • ベースへの襲撃
    今作では、戦場で敵対した組織や、オンライン上で繋がっている他のプレイヤーからマザーベースを襲撃するようになる。
    スネークがマザーベースにいる間に襲撃が起こった場合、警報が鳴り、リアルタイムに戦闘へ突入する。
    このイベントに対処するために、マザーベースを強化していくことが求められる。 
    また、自分から他のプレイヤーのベースへ潜入することも可能となっている。 

登場組織

  • ダイヤモンド・ドッグス
    スネークが「俺達の新しい家」と呼ぶもの。組織名なのか、それとも場所の名前なのかは不明だが、彼やカズのユニフォームに、かつてのFOX部隊のそれのようなロゴが着けられている。
    ロゴは、ダイヤモンドをバックにした犬(フォックスハウンド犬種)を描いたものである。 
    E3 2014のトレイラーでは、かつての仲間の遺灰でメモリアルダイヤモンドを作り、これを胸に戦場へ赴くことを、スネークが提案するシーンがある。
    今作の舞台が1984年であること、武装要塞国家アウターヘブンが後に設立される場所が南アフリカであることを踏まえると、当時勃発していたアンゴラ内戦とスネーク達との関わりが予想される。アンゴラ内戦では、ダイヤモンドが反乱軍の重要な資金源となっており、これの輸出入に関する一連の動きが国際問題にまで発展していた(いわゆる「紛争ダイヤモンド」)からである。
  • MSF(国境なき軍隊)
    「ダイヤモンド・ドッグズの前身。『MGSPW』や『GZ』でスネークらがいた部隊の名称。
    前作まで、スネークはスニーキングスーツの右肩に「FOX」の部隊章を着けていたが、E3 2014で発表された今作のトレイラーでは、左肩に「ダイヤモンド・ドッグズ」、右肩に「MSF」をそれぞれつけており、完全に「FOX」との縁を切ったことを表している。
    米軍においては、左肩に現在の部隊の部隊章、右肩に以前所属していた部隊の部隊章をつけることがある。
  • XOF
    スカルフェイスらが所属する組織。マザーベースを壊滅させたと推測され、復讐鬼と化したビッグボス達とは敵対すると思われたが、何故かトレイラーではスカルフェイスとビッグボスが行動を共にしているシーンがあり、どういった関係になっていくのか未だに不明である。
    なお『GZ』のラストでは、スカルフェイスが、ゼロ=愛国者達の支配下にあるわけではないことを示唆するシーンがあった。 
  • OUTER HEAVEN
    後にビッグボスが設立し、1995年に核蜂起を起こす「傭兵派遣会社」及び「武装要塞国家」。また、彼が『MGSPW』の頃から提唱しだした、「戦士が唯一、生の充足を得られる場所」。
    『MGS4』で、ゼロに反旗を翻すために創られたと判明したが、今作ではその創設時のビッグボスの真意が見えると思われる。
    建造されたのは南アフリカの奥地であったが、今作ではアフリカが舞台となることが度々示唆されている。
    今作でそのロゴが初登場する。

スタッフ

  • アートディレクター/キャラクター&メカニックデザイン:新川洋司
  • タイトルコンセプト&デザイン:カイル・クーパー、サイモン・クラウズ
  • エグゼクティブ テクノロジー ディレクター:ジュリアン・マーセロン
  • ゲームデザイン/脚本/プロデュース/監督:小島秀夫

関連動画


※こちらは公開時、MGSVであることも小島作品であることも伏せられていた。

トレイラーミュージックについて

MGSシリーズのメインテーマなどを主なBGMにしてきたこれまでのシリーズ作品と違い、現時点では、発表されるトレイラー毎に、特定のボーカル曲をBGMに使用している。

  • 『GROUND ZEROES』:『MGS4』でも使用された“Here's to you”の原曲(ジョーン・バエズ版)
  • GDC 2013 trailer:アメリカのバンドGarbageの2012年の楽曲“Not your kind of people”
  • E3 2013 trailer:『MGSPW』でもテーマ曲を担当したDonna Burkeの“Sins Of The Father”
  • E3 2014 trailer:「Mike Oldfield」の最新アルバム「Man on the Rocks」の"Nuclear"

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

  • メタルギアシリーズ
  • MGSV
    メタルギアソリッドⅤ グラウンド・ゼロズ
  • ビッグボス(ネイキッド・スネーク)
  • オープンワールド
  • Here's to you

外部リンク

脚注

  1. *この描写は、『ザ・ツインスネークス』及び『バンドデシネ』におけるマンティスの描写に酷似している。これらの作品において、彼は、エレベータ前の天井をすり抜けるように姿を消している。

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読み:メタルギアソリッドファイブザファントムペイン
初版作成日: 12/09/05 15:23 ◆ 最終更新日: 15/04/17 23:01
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メタルギアソリッドⅤ ザ・ファントム・ペインについて語るスレ

2340 : ななしのよっしん :2015/04/26(日) 17:41:14 ID: GKeP3QryvH
GZでマザーベースが崩れ去っていくのも見るに耐えなかったが、PVにマザーベース内で起こっていたトラブルみたいなのが映って更に胸に来た……。
PWの裏であんなことが起こってたのかよぉ。
2341 : ななしのよっしん :2015/04/26(日) 23:28:52 ID: 8pJ9AGFCgs
グレイフォックスは出てこないのか?
時系列的には可能なはずだが…
というかポータブルオプス~MGS1
までFOXHOUNDがほとんど出てないな
2342 : ななしのよっしん :2015/04/26(日) 23:31:42 ID: 8pJ9AGFCgs
>>2341
MGS1じゃなくてMG1だった
2343 : ななしのよっしん :2015/05/01(金) 11:56:35 ID: oOzG1b2xIy
スカルフェイスの項目に
てんがろんはっとにソードオフの西部劇みたいな格好
と書き加えてはどうかな

途中の兵士の会話だが
明らかにオセロットとの繋がりを感じさせる
あと非ロシア語のスラブ語系っぽいの喋ってたな
滅んだ祖国の言葉だろうか
2344 : ななしのよっしん :2015/05/02(土) 01:02:33 ID: ERJEPA8Tsl
>>2343
ソードオフってショットガンとライフルどっちなんだろうな
現実世界基準で考えると恐らくショットガンなんだろうけど
2345 : ななしのよっしん :2015/05/02(土) 03:09:02 ID: oOzG1b2xIy
ガンベルトの弾見ると強装弾っぽいが恐らくショットガンだろうね
ねぜかオセロットが散弾のガンベルトたすき掛けしてるけど

フロントサイトまで切り落としてるっぽいし
モデルはターミネーター2でシュワちゃんが使ってたM1897辺りか

現実世界基準だとむしろレバーアクションは機関部の信頼が低く
拳銃弾の強装弾使ってる例のほうが多い 現実のM1897は失敗作扱い
2346 : ななしのよっしん :2015/05/02(土) 08:54:34 ID: ERJEPA8Tsl
わざわざレバーアクションを使うってことはターミネーターのごとく片手で回しながらコッキングするのかな・・・
本編での描写見るとどちらかといえば筋肉とかよりも戦術面の方が優れてそうな気がするんだが
ああ見えて服の下はムキムキマッチョだったりするんだろうか
2347 : ななしのよっしん :2015/05/02(土) 11:15:01 ID: oOzG1b2xIy
間違えたM1873だ
ひょっとするとクワイエットみたいな超人系かも?

ブラックオプス2のメネンデスみたいに
足潰すとかえげつないシーンにも使いそうだなぁ
ショットガンキャラなら
2348 : ななしのよっしん :2015/05/02(土) 11:19:09 ID: oOzG1b2xIy
>>2341
病院のPVでてくる
あの包帯男がグレイフォックスって言われてたが
チコの可能性も高いよなあアレ
2349 : ななしのよっしん :2015/05/02(土) 23:50:40 ID: BopvxZQtlu
後4か月か。
妄想が捗るなあ
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