メトロポリタン美術館とは、
概要
ルーブル美術館(パリ)、大英博物館(ロンドン)と並んで世界三大美術館の一つに数えられる、世界最大級の美術館。約300万点の美術品を所蔵する。
一日で巡りきれないほどの規模を有するため、約1時間のハイライト・ツアー(無料、1日4回、日本語ツアーも週1回)がある。
1864年、当時アメリカに国際的規模の美術館が存在しなかったことなどから、ジョン・ジェイらによって提案され、4年後の1870年に開館。購入や寄贈によって多くの美術品を収集した。
コレクションの幅が非常に広いのが特徴で、常設展示の部門は17を数える。世界各地のさまざまな時代の絵画や彫刻、写真、工芸品までが収蔵されている。
膨大な規模でありながら国立ではない、私立の美術館というのも稀有なポイント。
また同美術館を舞台として開催されるファッションの祭典「メットガラ」が知られている。これは服飾研究部門(コスチュームインスティテュート)が資金を集める為に行われるチャリティーイベントである。
1948年の部門設立以来連続で開催されており、その目的の関係上とんでもない金額でチケットが販売される。1枚30,000ドル、テーブル席ともなれば27万ドルを超えるが、招待されたゲストは無料。
例年テーマが設定されており、ソーシャライト、芸術家、その他さまざまな芸能人が思い思いの(往々にして奇抜な)衣装に身を包みレッドカーペットに登場する。なおこれらゲストは前日夜に発表されている。
2021年は新型コロナウィルス感染症の問題もあり、参加者は全員ワクチンを2回打っている事が参加条件となった。
関連商品
関連項目
- 4
- 0pt