概要
北海道南部から九州、朝鮮半島南部にかけての沿岸部に棲息する魚。
「眼張」と字を当てるように、飛び出しそうなほど大きな眼が特徴的で、大きさは一般的に20cm前後、最大で35cmを超えるものもいる。
肉食性で多毛類、甲殻類、小魚などを捕食する。
いつの季節でも釣れる魚だが、初春に産卵期を迎えるため、関東・東海では「一番美味しいとされる時期」から「春告魚」とされている。
脂肪が少ない淡白な白身魚なので、煮つけにして食べるのが一般的。
塩焼きや干物のほか、型のいいものは刺身にして食される。
種類
長い間1種と考えられていたメバルだが、2008年にDNA解析によって「アカメバル」「シロメバル」「クロメバル」の3種に分類できることが発表された。
また、日本周辺にはメバル科メバル属の魚は上記3種を含め28種が生息している。
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関連項目
脚注
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