単語記事: モビルスーツ

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モビルスーツMSMobile Suit)とは、アニメ機動戦士ガンダムシリーズに登場する、人型機動兵器ロボット兵器)の分類の一つである。

概要

どの場合、手足のついた人間とほぼ同じ姿形をしている事が多い。
中には足が飾りであったりキャタピラ履帯/クローラー)であったり、ウェーブライダー等に変形したりと一部異なるものも存在するが、これら多少の差異であれば「モビルスーツ」の定義として包含される。ただし、あきらかに人の形とはかけ離れているような、後述するモビルスーツの概念から外れているものについては「モビルアーマー」等に分類される(なお、小作業用のものはプチモビと呼称されている)。

モビルスーツは、「スーツ」という名の通り、人間がパイロットとして搭乗する有人兵器である。遠隔操作またはAI動作による兵器は、(例え機体が従来の有人タイプと全く同じものであっても)モビルスーツとは呼ばず、モビルドール等と別の名前で呼ばれている。

モビルスーツの大きさは、人間の身長の10倍程度を安に頭頂高にして16m~20m程度のものが較的多いが、中には30m以上の大きさになるものもある。また、バックパックやその他装備を背中に装備する事が多く、それらを含めると非常に巨大となることもある。動については設定により様々だが、出は概ね数千キロワット台と意外と少なめに設定されることが多く、その他の性値に関しては劇中演出に影しない部分も多いためか不統一で、時代が古いのにやたら高性になったりするねじれ現が発生したりすることもある。

何故人型なのか

現実歴史を見ても分かるように、戦争において人兵器およびそれに類する兵器が用いられた事は一度もい。

全な人兵器は、二足歩行をロボットに行わせる事の難しさ、人間の手のような複雑な動きをするマニュピレーターの開発の難しさなど技術的な面もあるが、それでも二足歩行が戦闘において有効であるならば研究が続けられているはずである。
にも関わらず、現在の所二足歩行の人兵器と言えば先行者お台場ガンダムASIMOくらいしかいのは、開発する必要がい=戦術的に有効でないと考えられているからに他ならない。

ではガンダム世界における人兵器は何故作られたのだろうか?
遊べるオモチャを発売しないといけないという大人の事情は置いておいて、以下に人兵器が必要とされた背景を記述する。

ミノフスキー粒子の存在
宇宙世紀ガンダム世界では、ミノフスキー粒子と言う重金属粒子が存在していた。これは、一定以上の濃度になると電波の通過を阻してしまうため、レーダー等の索敵装置や、電波によって制御される長距離ミサイルなどの兵器が使用不可能になる。
戦闘域が非常に限定された範囲になる事が多く、特化した用途の兵器による外部支援がまるで期待できないため、戦闘域に赴く兵器には通常以上の汎用性・万性がめられた。そこで、人間と同等の「手」を持ち、武器を持ち替えることで様々に運用が可な人兵器の開発が決定された。手足がある事は、装備面での汎用性だけでなく、戦闘域が限定されると必然的に発生しやすくなる兵戦にも対応しやすくなるという利点もある。
(なお、ミノフスキー粒子は様々な場所に存在し得る粒子だが、人為的に散布しない限りはレーダーが使用不になる程の濃度になる事は希である。実際、モビルスーツが開発されるまでの地球連邦軍は従来どおりの電波に頼った兵器を使用しており、そのためにミノフスキー粒子を散布して戦闘域を限定して戦うといったジオン軍のモビルスーツ部隊に一度大敗を喫した。また、ミノフスキー粒子散布下での戦闘を想定している兵器も、レーダーを搭載していない事はい)
ジオン軍の
で圧倒的に地球連邦に劣るジオン軍(ジオン公国)は、宇宙空間コロニー内・宇宙要塞内・地球上など、様々に想定される状況それぞれに特化した兵器を作るだけの余裕がかった。そのため、パーツの換装程度の手間であらゆる局面に対応出来る兵器の開発がめられた。
で足がある事によって凹凸しい地面でも輪によって移動するものにべて較的容易に進行出来る他、武器の換装にも手間がかからない。(例:中ではビーム兵器がほぼ使用不可能になるので実弾兵器を搭載せざるを得ないが、ビーム兵器と実弾兵器は構造が根本的に別物なので、機体そのものに組み込まれている兵器ではパーツの換装程度では対応が不可能モビルスーツならば手に持つ武器を別の物に替えるだけで済む)
AMBACActive Mass Balance Auto Controlアンバックシステムの採用
兵器を開発するに当たって、まず突き当たるのが動(推進)の問題である。巨大であればあるほど、姿勢制御のためのバーニア等の推進装置が多く必要になり、またそれらの推進装置の出も高いものがめられる。出の高い推進装置を搭載するとそのために兵器自体が大化し、さらに出の高い推進装置が必要になる・・・と言った悪循環を生んでしまう。
これを解決するために採用されたのがAMBACである。AMBACとは簡単に言えば手足などの外側の稼動部を多く用意することにより、それらを動かす反動を姿勢制御に利用するというもの。この概念を採用する事で、想定された規模よりも兵器をコンパクトにめる事が可になる。[1]
なお、手足を動かして姿勢制御を行うという手法は、現実宇宙飛行士が重力下で実際に行っている手法である。(もちろん、AMBACと言う名前ではない)ちなみに、映像ではあまり再現されていないというのは気にしてはいけない。

これらの事情から、宇宙世紀では人兵器が十分有効であると判断され、開発されたという設定である。
後に、モビルスーツでの戦闘が標準になってくると、逆に「推進装置との兼ね合いを考えたサイズ・手足」「パーツ換装程度で様々な局面に対応出来る汎用性」「兵戦に対応できる」と言ったモビルスーツの概念に捕らわれず、大で巨大な推進を持つバーニア等に動依存し、限定された用途の高性兵器を搭載し、しかし兵戦には弱い・・・と言った特徴を持つモビルアーマーも開発される。

宇宙世紀以外の作品での背景

宇宙世紀以外の作品においてもそれぞれ人兵器であるモビルスーツの存在理由としての設定がされているが、「ガンダムシリーズ」という内としてのお約束が機することもあり、劇中で明確に説明されないことも多い。

未来世紀(機動武闘伝Gガンダム
元々作業用機械として存在していたロボットが、戦乱に兵器として転用されたという経緯。
なお、本作のモビルファイターは操作するにあたってガンダムファイターの人的をそのままトレースする必要があるため、であるという事に高い説得自然ともたらされている上に、ファイトスタイルによっては人ではない機体も多く存在している。
アフターコロニー(新機動戦記ガンダムW
戦争の拡大に深く関わっていた「ロームフェラ財団」が欧州貴族等の特権階級が中心となっていた組織であったため、その「戦争哲学」が色濃く反映された結果、人兵器が多く開発される事となった。
アフターウォー(機動新世紀ガンダムX
特に明確な説明はないが、地球vsコロニー国家と言う構図から、宇宙世紀と同じような背景だと推察されるが、宇宙革命軍と地球連邦軍で、「性と量産性を両立出来る機体1機種に絞って集中的に開発を行う」か「多種の試作機を実戦投入する」かの開発コンセプトが異なっているのが特徴。
∀ガンダム
黒歴史」として過去の作品の背景を引き継いでおり、モビルスーツは発掘される過去の遺物であるという設定。
ズミック・イラ(機動戦士ガンダムSEEDSEED DESTINY
ニュートロンジャマーによって電波が妨され、有視界内での戦闘を余儀なくされるため・・・と言った、宇宙世紀と似たような背景が存在される。
ただし、モビルスーツの開発時期などの設定が資料によって異なる部分があるため、はっきりした所は不明である。
西暦ガンダム00
国家毎に設計背景は異なり、現用の戦闘機戦車MBT)の思想を拡大・発展させた結果、「汎用性に富む人兵器」として帰着している。なお同世界に登場するガンダム太陽光発電設備開発のための宇宙ワークスーツから発展したとされている。
アドバンスド・ジェネレーションガンダムAGE
旧世紀(本編開始前)のコロニー国家戦争にて既に使用されていたが、「の杯条約」なる兵器技術の破棄を盛り込んだ条約により、表面上はMSの製造技術が途絶えていた。ただし、MSの技術継承そのものは行われており、「MS鍛冶」と呼ばれる非合法な技術者や、作業用の「モビル・スタンダード」、あるいはモビルスーツレース等の競技用MSといった非戦闘用途がその手段であった。表立ったMS開発の再開はA.G101年の「天使の落日」といわれるUEアンノウン・エネミー)の襲来による。この事実シリーズ作品にとり、「∀ガンダム」の時代を除いて主人公達の視点で実に100年以上前からMSは存在していた例となっている。

宇宙世紀におけるモビルスーツの進化

宇宙世紀世界においては複数の作品において非常に多くの種類のモビルスーツが設定されており、それらは時代や特徴によって世代分けがされるようになっている。

第1世代

RX-78ガンダムザクザクII等がこれにあたる。

最も初期に開発されたタイプで、ほぼ全てがモノコック構造をしているのが特徴。(機体表面にある装甲が外格としての役も持ち、装甲の強度によって機体を支える構造)
モノコック構造は生産コスト較的安価であるものの、関節構造に対応させる事が難しく、関節部分が巨大化しがちであるという欠点もあった。特に、モノコック構造で設計されている可変モビルスーツアッシマーはこの問題が顕著に現れており、他のモビルスーツよりもやや大きめである他、変形時に胸部の内部機構が露出してしまうという弱点を抱えてしまっている。

また、モビルスーツの開発が盛んに行われた事もあり、アッガイ等の陸両用モビルスーツなどが多種存在するのも特徴。

第2世代

「ムーバブルフレームを採用している」「材質にガンダリウムγを使用している」「全周囲モニター・リニアシートを採用している」「イジェクションポッドを採用している」
以上の条件を満たすモビルスーツリック・ディアスが史上初の第2世MSとなった。ガンダムMK-2は性的には第2世代と同等のがあるものの、装甲材にチタンセラミック複合材を使用しているため1.5世代MSといわれる。
また定義には含まれないが、第1世代では一部の高性機のみの装備であったビーム兵器量産機も装備しているのが特徴。

ムーバブルフレーム
生物のような構造であるモノコック構造に対し、内格を持つ構造のこと。装甲とは別に機体を支えるフレームを組み込むことで関節部分の大幅な小化が可
引き換えに総重量の増加と言うデメリットを抱えるが、第2世代への進化と前後してより強度が高く軽量な材質への切り替えが行われているため、実質的にはこのデメリット視できている。
ガンダリウムγ
一年戦争時代にRX-78ガンダムジオン軍相手に圧倒的優位に戦えた理由の一つにルナチタニウム製の装甲があげられる。ザクマシンガン程度の攻撃ではびくともしないこの装甲は、生残性の向上に大きく寄与した半面、加工が極めて難しく、そのことからコスト増を招き量産機での採用は見送られたという経緯がある。この欠点について材質に柔軟性を与え、加工をしやすくしたことによって生産性の善を図り、対弾性と軽量化の両立を狙いながらもコスト削減を図った新技術である。
周囲モニター
従来はコクピットの前面にあるモニターにのみ、外部カメラ映像を映し出していたが、コクピット内を球状にすると共に360度にモニターを設置し、前後左右上下全ての映像を映し出すシステム
リニアシート
パイロットの足元にも映像を映し出す関係上、従来のような床に据え付けられた座席に代わって導入されたシステム
コクピット内後部からアームを伸ばして座席を支えることで、座席を宙に浮かせるというもの。下部のモニターを見やすくするだけでなく、パイロットへの衝撃を緩和するという効果もある。
イジェクションポッド
要するに緊急脱出ポッドのこと。全周囲モニターによってコクピットそのものが球状になった事を利用して、機体が撃破された時にコクピットだけを切り離して射出出来るようにしたシステムコアブロックシステム採用MSや、サイコガンダムMk-IIの頭など、代替になる機構がある機体には採用されていない。また、変形機構によってコクピットが狭くなり、これが省略されている機体もある。

第3世代

2世代のモビルスーツのうち、さらに変形機構を組み込んだもの。
ZガンダムZZガンダムギャプランメタスなどが該当する。通称「TMS(Transformabule Mobile Suit)」

何れも変形機構のために複雑化し高コスト化する傾向が強く、この世代から量産機が出る事はかった(一部複数登場する機体もあるが、予備パーツだった物を組んだり、一部のオーダーメイド機、テスト用として用意されたぐらいで厳密な量産化ではない)
上記ガンダムなどの試作機が幾つか製作され、中には1機体としては劇的な戦果をあげたものもあったが、戦局的には足り得る兵器になることはなかった。

しかしながら時代が下り、RGZ-95リゼル(上記のメタスの変形を元に低コスト化)がロンドベル隊に配備され、史上初の本格的量産型可変MSとして一定の戦果をあげた。

第4世代

いわゆる「ニュータイプモビルスーツ」のこと。
ただし高いニュータイプを有するパイロット専用のものに限らず、インコムなどの簡易的な半サイコミュ兵器を搭載するに留まっている機体も含む。
該当する機体としてはνガンダムサザビーキュベレイ等の他、スペリオールガンダムドーベンウルフなど。ZZガンダムニュータイプ対応でありながら変形機構をも有しているため、第3世代と第4世代の両方に属する。ユニコーンガンダムデストロイモードへの変形機構を有しているが、機体の特性が変化する(人⇔非人)変形ではないため第4世代機のみに属する。

この世代の機体は総じてモビルアーマー並の高出ジェネレータを装備しているため、ジェネレータ直結式のメガ粒子砲を固定装備として持つ他、20mをえる大のものがどになる。
の割に機動が高いものが多いが、これは上記の高出ジェネレータによるものであり、バーニア等の性それ自体はあまり変わっていない。

・複雑・高出化と言うを辿った結果、当然のように高コスト化を招き、第3世代MSと同様、一部のエースパイロットや精鋭部隊用の機体が生産されるに留まった。

第5世代

それまでのMSにさらにミノフスキークラフトを搭載し、単独での飛行を備えた機体。

この世代に該当する機体は極めて少ない。
化を辿る一方で30m級にすら迫ろうとしていたモビルスーツの現状が見直され、よりスペースコストを意識した「第2期」へと移行したためである。

ここに属するMSは全て20mをえており、そのうちの1機は28mと極めて巨大。

第2期(小型MS)

・高コスト化の一途を辿るMS潮を見直すべく新たに開発されたモビルスーツ
役機ではガンダムF91Vガンダムなどが該当する。

機体をシンプル・小化する事をコンセプトにしているため、15~16mの機体がどである。
それでいて動である核融合炉の性向上も同時に推し進められており、従来機以上の高出を誇る。そのため、ビームシールドの装備、単独での飛行、果てはIフィールドなどの装備を搭載している機体もある。

その後のMS

第2期以降のモビルスーツについてはTVアニメ作品が存在していないために分類はされておらず、詳しい部分は不明だが、引き続き開発は続けられて様々な発展を遂げていった事は確実と思われる。Vガンダム』においても一部機体にその傾向が見られたように、再び徐々に大化へと進んで行った可性が摘されることもある。

ちなみに、その後の宇宙世紀を舞台とした作品の一つであるG-SAVIOUR』では、再び18m級以上のサイズ流になっている事や、モビルウェポンと呼ばれるMSが開発されている事などが描かれている。

その他に異なる歴史を辿った未来を描いた作品小説ガイア・ギア』では、モビルスーツマン・マシーンという新しい機動兵器に置き換えられている。詳しくは該当記事を参照のこと。

さらにか遠い未来宇宙世紀が終焉を迎えてギルドセンチュリー(R.C.)にされた次の時代という設定の『ガンダム Gのレコンギスタ』では、からさらに1000年以上経過した本編においても引き続きモビルスーツが登場し、使用され続けている。

操縦方法

ほぼ全てのモビルスーツに共通して、両手の操縦桿と両足のペダルの4箇所でな操作を行う。

操縦桿についてはスロットタイプと言って差し支えない形だが、縦向きなのか横向きなのかは機体により様々。例えば機動新世紀ガンダムXに登場するモビルスーツでは、ガンダムを含めた地球連邦軍のモビルスーツは下から上に向けて生えている形の縦向きの操縦桿であるが、宇宙連邦軍開発のモビルスーツは手を横向きにして握る形のスロットルである。またごく一部の時代では「アームレイカー」と呼ばれる球状の操縦桿にを乗せて動かす方式も存在する。

またこれらとは別に補助入装置としていくつかのボタンめられたキーボードが備え付けられている場合がある。
これも機体によって様々であるが、3~6個程度のボタンがあるだけのものもあれば、パソコンキーボードとほぼ同じものがついている機体もある。

以下に、一般的なモビルスーツとは大きく異なる操縦システムを持つものを記述する。

サイコミュシステム
宇宙世紀NTニュータイプ)専用の補助操縦システムNT間認識や敵意等の感覚探知が際立って高く、操縦桿などを用いた通常のコントロールでは対応できないほどの反応速度がある。またサイコウェーブという特殊な波を発する事が確認されており、NT波を操縦に用いる事で必要とする反応速度を達成するのが初期のサイコミュシステム眼である。後に攻撃に応用した誘導武装(ビット・ファンネル等)やミノフスキー粒子散布下でも遠隔操作が可(劇中ではサイコガンダムキュベレイで確認)、操縦機構を介さずに思考のみで機体をコントロールする(ネオサイコミュ・NT-D)などといった副次的な要素も含めてサイコミュシステムと総称される。
NT専用機体は総じて他のMSを圧倒する戦を保持しているが、「NT(強化人間)でなければ運用できない」「システムが大・複雑になりがちであらゆるコストが高騰する」「NTの絶対数が極端に少ない」という兵器としてのウィークポイントがあり一部の試作・特務仕様スペシャル機としてのみ存在している。
モビルトレースシステム
機動武闘伝Gガンダム」に登場するモビルファイター全てに搭載されている。コクピット全な洞になっており、座席やペダル・操縦桿の類は一切ない。パイロットの肩や膝などの要所にアンテナのようなものを取り付けることにより、パイロットがコクピット内で取った動作をそっくりそのままトレースするというもの。モビルファイターに乗って「格闘」を行うため、パイロットも優れた武術の使い手である必要があり、その技術を最大限に活かす為である。
ゼロシステム
新機動戦記ガンダムW」の、ウイングガンダムゼロガンダムエピオンにのみ搭載されている。基本は一般的なモビルスーツと同様であり、一般的なモビルスーツが操縦できればこの機体も操縦出来るため、あくまで補助的なシステムである。
が、このシステムは高度な戦局判断機以外にもパイロット経伝達物質の分泌量制御やパイロット組織への情報直接伝達など、補助システムの領域をかに越した機を備えている。
フラッシュシステム
機動新世紀ガンダムX」のガンダムタイプMSに搭載されるNTニュータイプ)専用の補助操縦・運用システムAW(アフターウォー)以前存在したNTパイロットが発する特殊な波を使い、MS(ビットモビルスーツ)を自身の動きに同一(もしくは牽制などに用いる)にする事で、パイロットは単独でありながら部隊単位でのMS運用を可にしたシステムガンダム以外のMSではビット兵器としての運用で宇宙革命軍のベルティゴやフェブラル等がある。基本的に上記のサイコミュシステムと酷似しているが、機体の基本的操縦や戦闘は通常のMSと変わらないので、非NTでも機体のみの運用は可。一人のニュータイプで12機のビットMSを統率することが可であるこのフラッシュシステムコロニーレーザーに匹敵するサテライトキャノンを統合したガンダムXは正に戦略級MSといえる。
名称不明(量子波によるコントロール
機動戦士ガンダム00」のセラヴィーガンダムセラヴィーガンダムに搭載されているイノベイド(ティエリア)専用の操縦システム。この2機は、通常は1つずつのMSセラヴィーは通常はラファエルガンダム)だが、分離して2機のMSとなることがある(セラヴィー&セラフィムラファエルセラヴィー)。しかし、パイロットが1人なので、セラヴィー、セラヴィーティエリア量子波によって操縦される。002期の最終回1話前では、セラフィム遠隔コントロールされたが、ヴェーダを使ったものの可性があるため搭載されているかは不明。また、操縦とは少し違うが、ガンダムナドレセラフィムには、トライアルシステムが搭載されている。これは、発動させると(ヴェーダの補助を受けている)ガンダムを制御下におけるシステムで、2度発動され、どちらも相手の動きを止めている。自由に動かせるかは不明
サイコ・フォローシステム
機動戦士ガンダムAGE」のガンダムAGE-FXに搭載されているXラウンダー用の補助システムXラウンダーの上昇によってキオ・アスノの反応に機体が付いていけなくなったため、ガンダムAGE-3の修復と前後して搭載された。最大の特徴はXラウンダー内のX領域の反応をダイレクトに端末に投影して攻撃する「Cファンネル」とパイロットの感情の高まりに反応して発動する最大出形態といえる「FXバーストモード」がある。前者は上記の量子波によるソードビット・ファングの運用に酷似し(もっと遡ればその名の通りファンネルの運用)後者は機動性の向上・ビーム・防御機を兼ねるミノフスキードライブユニットと同等のを持つ。ちなみに同作には、Xラウンダーの補助システムとして攻撃端末「ビット」やコントロール「Xトランスミッター」を使用した胞子ビットもある。

様々な機能やシステム

作品ごとに多種多様なMSが存在し、それに伴って様々な機や構造を持つMSが存在する。それらは作業用から戦闘用まで幅広く、作中「ガンダム」と呼ばれる(区別される)MSだけに留まらず、時にはガンダムと呼ばれるMSから得られた技術を用いた量産機や、その逆に量産機を使用した試験MSなど、多岐にわたる。

宇宙世紀ではニュータイプに反応して起動するEXAMシステムサイコミュシステムの簡易版とも言えるバイオセンサーMSに専用の増加装甲を伴う装備を施すフルアーマーシステムなど。

宇宙世紀以外では戦闘時に装甲を相転移させて防御を上昇させるフェイズシフト装甲や、バックパックを換装させることで汎用性を向上させるストライカーパックシステム(ガンダムSEED)、あらゆるものを分解するナノマシンを散布する月光蝶システム(∀ガンダム)、搭乗者の感情に応じて形態を変化させるスーパーモード(Gガンダム)、圧縮したGN粒子を解放することで一時的に機体の性を向上させるトランザムシステム(ガンダムOO)など枚挙にキリがない。

中には単機で戦局を覆すほどの物もあれば、装備をマウントするための隠し腕やサブアームといった簡単なものまで様々。興味があればいろいろ調べてみるのも面いかも知れない。

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関連項目

脚注

  1. *初出はみのり書房『刊OUT9月号増刊 宇宙ける戦士GUNDAM CENTURY』における非公式後付け設定。

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モビルスーツについて語るスレ

300 : ななしのよっしん :2016/06/25(土) 05:10:06 ID: pNvoHAiy8K
UCのロトF91ガンタンクとかはMS形態でも手がマニピュレーターじゃないから、『人』である意義が全くないよな
301 : ななしのよっしん :2016/06/25(土) 05:20:11 ID: qTvxqJhC7K
トーチで作業するのにマニピュレーターいりそうだけど。
302 : ななしのよっしん :2016/07/01(金) 23:00:06 ID: IWlPZf7h0X
むしろロトはかなりモビルスーツの意味を生かしてるだろ
303 : ななしのよっしん :2016/07/02(土) 10:03:42 ID: pNvoHAiy8K
そもそもモビルスーツが人をしている意味をAMBAC『だけ』に見出すのはちょっと理があるよな。姿勢制御に四肢が必要だとしても理に人にせずに何かしらの生物?)っぽくすればいいし。その点AGEだと非人間の機体もMSとしてカテゴライズされていた(そもそもあの世界にはMAと言う概念がいのもあるが)。

に意味を持たせるのなら、やはり先述したように非戦闘時でもいいので搭乗者の動作(意思)を直接トレースした細かい作業などができるようにしないと。
例えば、デカい設備をミニチェアを扱う感覚で整備したい時なんかに腕だけにマスタースレーブのマスターを取り付け、腕から先を搭乗者が直接動かすとか。パトレイバーイングラムなんかはそんな感じだった気がする。
304 : ななしのよっしん :2016/07/24(日) 16:25:50 ID: +kJvEhCm1e
問題は身長10m以上の世界に人間の感覚を持ち込むことのデメリットメリットを上回るかどうか。うっかり手を離してしまったり加減を間違えでもしたら大変なことになるし、要される速度も人間のが適応してる速度よりはるかに遅い。
戦車が一周10秒以上もかかるのは、一周10秒未満で回したらやモーターがぶっ壊れるから。あの巨体を戦のために特化させた戦車ですらこれだから、人機械は相当そろりそろりと動く必要がある。
305 : ななしのよっしん :2016/08/14(日) 09:17:04 ID: IWlPZf7h0X
>>304
まあその辺をある程度実用レベル速度まで持っていったのがフィールドモーターや流体パルスモーターなのだろう
マグネットコーティングで接触抵抗0にしてさらに速度が上がった
でもそれでもモビルスーツって人間と反応速度で動ける前提ではなくて
それができる一部(ユニコーンとか)が化物って扱いだと思う
306 : ななしのよっしん :2016/08/23(火) 12:34:20 ID: Dccz8sKksN
この記事の第4世代MSの説明間違ってない?
第4世代MSって高火力、高出サイコミュの3個を満たさないとダメだった気がする。
νはHWSとかあるしまぁいいとして、キュベレイ火力も出もないし違うのでは?

仮に第4世代がサイコミュあることだけが条件ならジ・Oとかも普通に入るよね
307 : ななしのよっしん :2016/08/26(金) 23:36:30 ID: +kJvEhCm1e
>>305
ならパイロットの動きトレースできなきゃダメって意見があったもんで。
自分はボタンとレバーでいいと思うけども。速度も重心も強度も感覚器官もまるで違う機体を人間の感覚に合わせる意味はないどころか、むしろ悪。ボタンやレバー示に従ってコンピュータが判断したほうがいい。

サイコミュの機パイロットの動きのトレースではなく、思考の翻訳と実現だし。
308 : ななしのよっしん :2016/09/10(土) 21:34:57 ID: Xw3aUq/RSe
海外で人操縦メカモノ流行ってるぞ
特にアメリカではパシフィックリムボルトロン(ゴライオンリメイク)が有名
309 : ななしのよっしん :2016/09/26(月) 11:35:09 ID: ZMS8gjaviR
連邦MS教育コンピューターが搭載されていて、なおかつホワイトベース隊やその他様々なMS実験部隊が
実戦の中で収集した数のデータを集約してるからジムの操縦性はジオンMSのそれより格段に容易になり、
それが短期間で大量投入出来た由縁みたいな設定あるけど、そこん所はゲームで例えると分かり易い気がした。
今はどうか知らないけど、昔の格ゲーストⅡとかみたいに必殺技を出すには複雑なコマンドが必要だった。
(自分はそういうのが下手で、波動拳すら満足に出せない有様だった)
でも今はもっと簡単な操作で必殺技とかも出せる様になってるゲーム数に存在する。
イメージ的にはそんな感じだと思うのよね。一年戦争当時のジオンMSの操縦系では一つの動作を
行うにしても色々な操作が必要だったのに対し、連邦MS教育コンピューターサポートにより
ボタン一つでそこを何とかしてくれる…と言う感じか。
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