モミジ(花騎士)とは、ブラウザゲーム「フラワーナイトガール」の女性である。
概要
リリィウッドに所属する☆6の花騎士。よく間違われるがベルガモットバレー出身ではない。得物は巨大なガンブレードで、それを苦もなく振り回す。また首元には長いマフラーが巻かれている。名前の由来は広島県の県木にもなっている紅葉。
とにかく「一番」にこだわる性格で、花騎士としても一番になるべく鍛錬を重ねている。その姿勢は病的なもので、一番に固執して暴走する事も多々ある。鍛錬も団長が止めないと倒れかねないほど過酷なもの。「団長の言うことを聞けば一番になれる」と妄信していて、団長の指示には何でも従う。まるで機械のような、感情に乏しい花騎士である。
このような性格に至った原因は過去にあった。彼女にはカエデという憧れの姉がいた。カエデは一足先に騎士学校へ入り、花騎士となった。モミジも姉の背中を追って入学、いつの日か一緒に戦える日を夢見て勉学に励んだ。カエデと「騎士学校で一番になったら一緒に戦おう」という約束を交わし、憧れの姉を目標にして日々努力を続けた。ところがそのカエデは、任務中にメイゲツカエデをかばって戦死。その最期はスズランノキに見届けられており、生存は完全にありえなかった。目標としていた姉を失ったモミジはショックで精神が歪み、死を受け止められずにいた。やがてカエデと交わした約束に固執するようになり、「一番になったら姉が戻ってくる」と妄信して苛烈な鍛錬を自身に課した。結果、騎士学校の頂点に立ったが、姉は戻ってこなかった。プレイヤー団長の騎士団に配属されてからも姉との約束は呪縛となってモミジを縛り付けている。
鍛錬に鍛錬を重ねているため、花騎士としての実力は非常に高い。しかし単独行動や個人プレーしか出来ず、協調性は低い。ゆえにチームプレーを得意とするウメとサクラには簡単にあしらわれてしまっている。開花エピソードでは突出や単独行動が多いモミジを見かねて、団長が騎士学校の臨時教師に据えさせた事があった。その騎士学校は学級崩壊していて、新任のモミジを罵倒して追い返そうとした。モミジは「模擬戦をして、もし手傷を負わせられたら素直に帰る」と提案し、たった一人で生徒全員と対峙。そして全員に完勝して無事問題児を従わせる事に成功する。最初こそギスギスしていたが、最終日には別れを惜しまれる程の信頼を勝ち取っていた。
このように重たい背景を背負っているが、初登場となった緊急任務「山と紅葉と食いしん坊」では何故か明るい性格をしており、ノリ突っ込みもするなどいつものモミジとは違う一幕が見られる。
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関連項目
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