モリ・カドルとは、「アーマード・コア ラストレイヴン」に登場するレイヴンである。愛称はモリ、森など。
概要
アライアンス本部直属のレイヴンだ。
エヴァンジェからの評価が最低で、戦術部隊には居場所がなく、本部が引き取ったらしい。
俺の評価も同様だ。
戦闘における実力不足は明らかで、優秀な機体を扱いきれていない。
性根の卑しい小物といったところか。
噂では、ジナイーダがこの男を狙っているらしい。
何があったのかは分からんが、どこまで悪運が続くか、見ものだな。
以上、作中より引用。
搭乗AC「ピンチベック」は、前作のトップランカー「ジノーヴィー」の機体「デュアルフェイス」をまんまコピーしたもので、エンブレムもジノーヴィーのものを鏡に映したものとなっている。しかし、戦闘スタイルはかなり異なっており、ジノーヴィーが中距離からグレネードを多用するのに対し、こちらはブレードでの接近戦を挑んでくることも多い。
そのため、ジノーヴィーより強いと評するプレイヤーも少なくない。
なお、「モリ・カドル」とは「弱虫」、「ピンチベック」とは「偽物」を意味する。
アライアンスからの偽の依頼で呼び出され、MTなどとの戦闘を終えてやってきた主人公に、
「ずいぶんと調子よさそうだねぇ ・・・だまされたとも知らずに」
と言って襲撃してくる。このすさまじく小物くさい台詞と声色で、ジノーヴィーとの関連を期待したシリーズファンをがっかりさせてくれたのである。
また、この戦闘では敵固定砲台からの援護射撃が飛んでくるのだが、モリが援護射撃を要請する際の、
「管制室、聞こえるか!? すぐに援護しろ!」
「管制室、ちゃんと援護しろよ!!」
という実に情けない台詞が笑いを呼ぶこととなる。おまけに、砲台とモリ、主人公の位置関係によっては、管制室の援護射撃にモリが誤射されて死ぬということがしばしば起きるため、ラストレイヴン屈指のネタキャラとなっている。
MADでもそのヘタレぶりを遺憾なく発揮しており、大抵フルボッコにされて情けない台詞を吐くのが定番である。なお時折モリが断末魔の悲鳴を上げているMADがあるが、実はネクサスのレヴォリューションディスクに収録された音声を流用しており、ラストレイヴンには収録されていない。だが違和感はない(中の人が同じかどうかは不明)。
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関連項目
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