モーニングスターとは、
- 西洋の武器。メイスの一種。
- 1を素にした創作上の武器。フレイルの一種で、『ボール・アンド・チェイン』とも呼ばれる。
- kochoPの巡音ルカオリジナル曲。
- 金融情報および経済情報を提供するサービス会社。SBIと関係が深い。
本項では、1及び2について解説する。
概要
棘が付いたメイスともいうべき打撃武器で、柄を握りこみ、遠心力を利用して突起物の付いた頭部で打撃を叩き込むことを狙った造りになっている。
もとは身分が低い者が使用する打撃武器であったが、その特性上鎧の上からでも有効なダメージを与える事が出来、重騎士に対抗出来る武器として中世の時代ではポピュラーな武器だった。
明けの明星と呼ばれることもあるが、これはこの武器の元となった武器、ドイツ語のモルゲンシュテルンから来ている意訳で、頭部を星に見立てている。
形状としては柄が短くコンパクトなもの、長い破壊力やリーチを重視したものなど色々あるが、まさに相手を倒すための武器であり、どう考えても刃物が持てない聖職者の武器とするには無理があると思われる。聖職者の武器は普通のメイスの方だろう。ただし中には騎士階級の出身者ゆえに聖職者でありながら戦場に立つ者も少なからず存在した。ちなみに聖職者がこれらの武器を好んで用いるのは通常の格闘武器(剣など)と異なり「相手を殴打しても、血を流す事が少ない」ためとされた。
また、モーニングスターの別の呼び名で「ホーリーウォータースプリンクラー」なる名称もあるが、こちらは敵の頭部に鉄球を命中すると「スプリンクラーのように」血飛沫が飛び散るさまがモチーフとされ、ある種のブラックユーモア的な名称である。
創作作品に出てくるモーニングスターは鎖で頭部を繋いだフレイルタイプのものが多い。そんなものを現実で使ったら自分も傷ついて危ない。RPGでは鞭の延長として扱われていたり(つまりモーニングスター以外のフレイルは登場しない)、女性や聖職者の武器となっていたりするが、中盤でお世話になるつなぎの武器として出てくることが多い。
関連動画
関連静画
1のモーニングスター。
2のモーニングスター。こちらの方が躍動感あふれて絵になるのは確かなようだ。
関連商品
関連項目
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