ヤマツカミとは、ゲーム「モンスターハンター」に登場する超大型モンスターである。
漢字表記は「浮岳龍」、「最古龍」と呼ばれることもある。
プレイヤーからは「ヤマツ」またはその見た目から「タコ」と呼ばれることが多い。
概要
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MH2から登場する古龍種……だが球体にちょっとワカメが垂れ下がっているかのような姿は、どう見ても龍ではなくタコ。MHの世界では「なんか生態がよくわかんないモンスター」は古龍種に分類するので古龍扱いになっている(キリンも古龍種)。
ハンターとの戦闘でも見せる吸引力で山や森を吸い込んで動物や植物を丸ごと捕食しているらしく、捕食したものが体内で宙に浮くのに使用する腐敗ガスとなる。MHP2Gの観測局を引退した竜人曰く、太古の祖先は海で暮らしていたそうで、その時にあった浮き袋に腐敗ガスを溜め込んでいるという。
浮遊能力を駆使し海を渡って大陸を行き来しているので、ごくまれにドンドルマに侵攻してくるときがある。
名前の由来は、日本神話に登場する山の神「大山祗神(おおやまつみのかみ)」から。または「山津神(やまつかみ)」という語で「山の神」という意味にもなる。さらに「山掴み」という説もある。
生態・特徴
- 口から大雷光虫を吐き出してファンネルとする。
この大雷光虫は地味に攻撃力が高く、
ヤマツカミの体内で変異したのか爆発までするので非常に鬱陶しい。 - ダメージを与えて地面に叩き落せば、頭に乗って剥ぎ取りが可能(高低差のあるエリアのみ)。
- ダイソンとも呼ばれる吸い込み攻撃の威力が非常に高く、ほぼ一撃で死ぬ(剣士・相当高い防御力でHPフルの状態でやっとギリギリ残るぐらい)。ただし食らってから一時撤退までラグがあるのでパーティープレイなら仲間が生命の粉塵を飲めば助かる。
- 怒り時は目が黄色くなっている。
- ヤマツカミの防具は仏像のようなビジュアルのためフル装備は「大仏」と称されることが多い。
その他
- MH2やMHFでは密林と古塔のBCで空を見上げていると、クエストに関係のないヤマツカミが通ることがある。
- MHP2ではトレニャーが素材を持ってきてくれるだけで戦うことはできなかったが、続編のMHP2Gで正式に追加された。
- ラオシャンロン並に作業ゲーに陥り易い。だがラオシャンロンと比べてこちらは一部クエストを除いて最終エリアまで待たなくていいので楽。
MHF
MH2続投組。
かつてはHR40試験官だったのだが、髭にPS3ハンターのクレームを受けてしまって降板。
MHFの古塔クエストではラオシャンロンよろしく最終エリアの頂上でないと討伐できない。
そのため、かつては最初から頂上に先回りしてマカ漬けの壺を埋めたり肉を焼いたりしながら雑談して待つのが一般的であった。
フォワード1から戦闘街が削除されて迎撃拠点に侵攻してくるようになり、塔は上述の通りなのでこちらのクエストをやるのが普通だったのだが、G10のクエスト整理で迎撃拠点のクエがなくなってしまった。
歌姫ストーリーで討伐する際などに少し面倒である。
また、最初から剛種は塔しかない・・・が剛ラオシェン同様途中討伐可能。
ちなみに、実はキャラバンクエストの限定航路には戦闘街のヤマツカミのクエストがあり、Gを経てZになった以後でもこのクエストでのみ戦闘街に行くことができる。
剛種は謎のオーラを纏っており表皮が弾をはね返し(当時の流行である毒麻痺弾や超速射対策)、剛種火力から繰り出される怒りキャンセルコプターで多くのハンターを中に舞わせBCに送った。
現在では需要もなくNPCはまともに攻撃してくれないので地味に証と専用素材が集めにくい。
オーラが無いときは弾も当たるが肉質の関係上ガンナーとの相性は悪く、
リーチ極長のランス(都合のいいことに氷属性と龍属性のものがある)を使うのが流行った。
超大型モンスターなので特異個体は存在しないが、MHF-G8において近縁となる始種モンスター:ヤマクライが登場した。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- モンスターハンター
- モンスターハンターのモンスター一覧
- ヤマクライ - 近縁種
- モス - 苔が生えている繋がり
- ドボルベルク - 苔が生えている繋がりその2
- オストガロア - ゲームでは何の関係もないがタコに対してイカと呼ばれている古龍
- 大山祗神
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