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ヨーボニック(Yo-Bonic)とは、アメリカ合衆国にかつて存在したヨーヨーメーカーである。
概要
CEOならぬCEyOはMaria Carilaoで、ヨーヨーメーカーでは極めて珍しい女性社長である。
性能こそ平々凡々な固定軸機種ばかりだが、サイケデリックな色使いやカートゥーンテイストあふれたアートワークなど、おもちゃとしての遊び心あふれる見た目が特徴である。
ノベルティヨーヨーも手がけており、ポケモンのイラストのモデルもある。
アメリカ大統領または大統領候補(当時)のヨーヨーも存在する。
Webarchiveによれば、2000年頃までホームページが存続しており、その後一旦閉鎖している。
しかし2005年頃にFlash形式でトップページとカタログ(PDF形式,現在はwebarchiveでも閲覧不可)のみ復活。内容は「Site Coming Soon」のみであり、いつまで待ってもComingしないまま2006年にページは消滅してしまった。
その後は全く音沙汰がなく、ヨーボニックは自然消滅したものと思われる。
ヨーヨー自体は多数のおもちゃ屋で取り扱っており、現在もネットオークションなどで取り扱っている。
しかし、会社や社長、そして彼女のボルボがどうなったのかは全く情報がない。
女社長・カリヨー
CEOのMaria "Yo-Yo Mama" Carilaoは、当時のおもちゃ業界では名物社長だったらしい。
自らの役職をCEyO、自分の名前をCarilyoと称し、自社のヨーヨーにはパッケージにMade in yO.S.A.と表記するなど、とにかくダジャレを満載。たまに下ネタも混ざる。
宣伝方法も常軌を逸しており、ニューヨークの大手玩具店(2015年倒産)・FAOシュヴァルツのドアに自社のヨーヨーをくくりつけたり、自社のヨーヨーをびっしり貼り付けたボルボを乗り回したりとやりたい放題。その様は『ハイパーヨーヨーマニアックス』のみならず、アメリカのベストセラー『どんなお馬鹿にもわかる(Complete Idiot's Guide to)』シリーズに掲載されるほどだった。
ヨーボニックのロゴには、おかっぱ頭の少女が描かれているが、これは社長のお姿なのだろうか…。
シグネイチャーモデル
- ヨーボニック・カリヨー
商品
- Baby Boy
- Baby Girl
- Ben the Dog
- Big Daddy
- Carilyo
- Go Granny
- Gold Circle Coin
- Presidential Blo-Yo
- To Froggy
- YO BE HAPPY
関連動画
関連項目
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