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ナイトムーブズ
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ナイトムーブズ(Night Moves)とは、ヨーヨージャムが発売していたヨーヨーシリーズである。

概要

ヨーヨージャム社長Dale Bellのシグネイチャーモデルとして発売された。
その後のシリーズも、1機種を除いてDale Bellのシグネイチャーモデルである。
結果的に、史上初のプレイヤーではない人物のシグネイチャーモデルであり、現在でも非常にしいメーカー代表のシグネイチャーモデルとなった。

この名を冠するヨーヨーは総じて高級路線であり、全てが1万円をえるというヨーヨージャムの中では高価なモデルとなっている(ジャム金属リム機種は、通常4000-8000円程度)。

モデル

ナイトムーブズシリーズは、7までが販された。
「4」までは、レトロカーの絵が描かれていたのも印的。

ナイトムーブズ

最初のナイトムーブズ
トラピーズ有効幅がそれまでよりも大幅に広く取られ、史上初のステンレスリムが搭載された。
レスポンスシステム両面スターバースト

その性から幅広いプレイヤー用された。
両面Oリング「2」が発売されると、1人を除いてそちらに移行していった。

その1人とは、チームヨーヨージャム古参メンバーであった荒牧であり、彼は「2」が出ても「3」が出ても、えんえん「1」で大会に出場し続けた。

そのせいなのかなんなのか、「4」が出ようかという頃になって再販された
再販版は、サイドキャップカラー印刷になっており、「3」と同じの絵が描かれている。

ナイトムーブズ2

両面Oリングニッケル真鍮リムを搭載したことで、慣性モーメントを上げた後継機。

リムの材質が変更されたのにお値段が据え置きであったことは若干話題を呼んだが、それ以外はトーナメントモデルとして非の打ち所がない性であり、2A以外のあらゆるプレイスタイルに投入された。

これ以降のジャムにおいて、ストレートバタフライ機種は「ナイトムーブズ1・2」をお手本にしていると言っても過言ではなく、「スピーダー」「シグマブレード」などの傑作を多数輩出している。

ナイトムーブズ1.5

製品版の「ナイトムーブズ2」は、上述の通りニッケル真鍮リムに変更されているが、プロトタイプの時点ではステンレスリムのままだった。

これを持っていたチームヨーヨージャム鈴木裕之が、「1」と「2」を半分ずつ組み合わせた「ナイトムーブズ1.5」を作成し、実戦投入した。
ボディの性は「1」のままだが、レスポンスシステムスターバーストとOリングハイブリッドとなり、滑りの良さと、バインドすればしっかり戻る性質の双方を併せ持ったヨーヨーとなっている。

これ自体は発売されなかったが、鈴木シグネイチャーモデルスピーダーの原となった。

当然ながら、製品版「2」は、「1」と組み合わせることができない。

ナイトムーブズ3

「2」の幅を若干狭くし、チタンリムを搭載したナイトムーブズレスポンスシステムは両面Oリング
チタンを使用したモデルは「タイタンゴールド」以来。リムに採用されたのは、本機と「フェノム(チタンリムバージョン)」しかない。
チタンの密度はアルミニウム以上以下であり、慣性モーメントは下がっている。

当時「スピーダー」が大人気であり、トーナメント志向でなく、あまりにも渋い設計である本機はその陰に隠れてしまったが、悪い機種ではない。

ナイトムーブズ4

プラスティック製の中心部に、とてつもなく幅の広いアルミリム。フチの部分にさらに真鍮リムが取り付けてある、3種コンポジトマテリアル機種。

この頃にはフルメタル機種が実用的になり出したが、当時のヨーヨージャムは「とてつもなく幅の広いアルミリム」を作ることで、近い機種を安価提供できるのではないかと模索していた。
こうして先に「シリウス」が作られ、さらにそれを元にして作られたモデルと思われる。

フルメタルの特徴である精度面でかなわず、この路線はバイメタル機種に譲ることになった。

ナイトムーブズ5

全なバイメタル機種となって復活したナイトムーブズ
アルミニウムボディに真鍮リムは一般的なバイメタルの構成だが、本機はリム24メッキが施されている。そのため、エクストリームプレイでの使用はたいへん勇気が要る。

形状はストレートバタフライで、いわゆるローエッジではないが、レスポンス若干盛り上がらせることでボディのフチにストリングが当たりにくくなっている。

デザイン面では、本機よりサイドキャップレトロカーの絵がなくなった。代わりに「YOYOJAM」のロゴ部分に三日月のような意が施されている。
キャップは、当時のヨーヨージャムの特徴である面加工が施されている。

ナイトムーブズ6

点滴岩をも穿つ。三度の飯よりナイトムーブズ愛し、というかムーブズを三度の飯としてヨーヨー人生を歩んできた、荒牧シグネイチャーモデルである。
シリーズシグイチャーが変更された例は、他社を見てもほとんど例がない。
また、荒牧のシグネイチャーモデルは、これが一である。

荒牧の専門であるAAAを意識した設計となっており、先発の「シグマブレードシリーズべて、安定感やコントロールのしやすさに重点が置かれている。
また、当時すでに懐かしのデザインとなりつつあったラウンドバタフライ形状が採用されている。

設計に、元チームメイトであるヨーヨージョーカー島田大輔が関わっている。

本機より、ヨーヨージャムの特徴だった化ビニールサイドキャップがなくなった。

荒牧が勤めるヨーヨーショップREWIND」では、ムーブズ6を買うと本人のサインがついてくるキャンペーンを行っていた。

ナイトムーブズ7

販最後のナイトムーブズシグイチャーはDale Bellに戻っている。

ポリアセタールボディにアルミリムと、廉価なヨーヨージャム機種のような構成だが、軸周りが金属パーツで強化されており、アルミニウムリムには24メッキが施されている。
独特の構成から、POM製の割に感触は堅め。

ナイトムーブズ8

未発売

シュトルム・パンツァー代表・G&K元帥コレクションにあったものだが、元ジャムの出荷担当者に見せたところ、ナイトムーブズ8であることが判明した機種。

開発中ヨーヨージャムが活動終了したため、未発売に終わった。

アルミニウムボディに透明プラスティックの殻が装着されており、殻の内側に好きな色を塗ることで、「自由塗装できて、それがハゲないヨーヨー」というコンセプトだった模様。
開発名「ART YOYO」。

ナイトムーブズ9

ヨーヨージャム活動終了が発表され、休眠していたフロリダのヨーヨー製造ライン

これを利用し、軍需産業・マーシャルインダストが極秘に生産していた、ソリッドバイオスピナーシステム搭載のヨーヨー兵器

…という設定メーカーナイトムーブズ
メーカーシュトルム・パンツァー。ちゃんと公式に「ナイトムーブズ9」を名乗る許可を得ている。

シュトルム・パンツァー・NM9

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