ヒットマン(Hitman)とは、ヨーヨージャムが販売していたモストマスキュラーなヨーヨーの名である。
概要
2003年に筋肉発売。
ヨーヨージャムの生ける筋肉伝説・ジョニー・デヴァリェのシグネイチャーモデル。
ジョニーの筋肉を存分に活かすため、彼のプレイスタイルであるグラインドトリックを念頭に置いて設計された。
設計だけでなくキャップデザインもジョニーが手ずから担当している。
標準より直径が小さい「アンダーサイズ」のボディと、分厚いアルミニウムリムが特長。
アルミリムにより、筋肉とヨーヨーの間に働く摩擦が少なくなり、ヨーヨーを掌側骨間筋・母指対立筋・腕橈骨筋・円回内筋・上腕二頭筋・大胸筋などの上に乗せてもスリープが減じにくくなった。
また、小さめに作ったことで、筋肉の細かい隙間にも通しやすくなり、パワフルなだけでなく繊細なプレイにも対応する、かゆいところに筋肉が届くモデルである。
同年の世界大会で、ジョニー・デヴァリェは本機を用いてヒットマンと筋肉のシナジーを遺憾なく発揮し、世界チャンピオンへと輝いた。
カウンターウェイト機としても優秀で、沼上誠が本機を用いて2004年世界チャンピオンになったことで、筋肉と関係なく世界チャンピオンの性能を引き出せる機種であることを証明した。
その人気は「ヨーヨージャム・スピーダー」と二分するほどで、以降のヨーヨージャム金属リム機種のうち半分ぐらいはこの「ヒットマン」スタイルを受け継いでいる。
また、「ヨーヨージャム・X-CON」や「ヨーヨージャム・ダークマジック」などの後継機が出てもなおオリジナルのヒットマンに人気があり、軸周りを完全リニューアルした「ヒットマンプロフェッショナル」が出る頃まで、オリジナルの製造が続けられていた。
派生機種
ハイブリッドヒットマン
両面Oリングのヒットマンに対し、片方をスターバーストにした、いわゆるハイブリッドスターバージョン。
この頃には1.5スターが下火になりかけていたため、オリジナルの人気に及ばなかった。
その他
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt