ヨーヨーファクトリー・ファイヤードッグ単語

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ファイヤードッグ(Firedog)とは、ヨーヨーファクトリーが販売するヨーヨーの名である。

ハイパーヨーヨーでの名前は「ハイパーコメット」。

概要

2009年発売。
ヨーヨーファクトリーの初心者向けルーピングモデル。

「ヨーヨーファクトリー・プレセデント」と同じような、F.A.S.T.レスポンスが裸でついている。
プラスティックベアリングだが、分解はできない。
しかしボディを回すことはでき、F.A.S.T.スターの山谷のあわせを変えることで、戻り具合を調整できる。

…という触れ込みだが、初心者向けルーピングヨーヨーなのだがら、戻り具合は最大以外の選択肢はなく、調整できる意味は薄い。そのうえ、プレイしているうちにボディが回転してしまい、戻り具合が変わってしまうというちょっと看板倒れのヨーヨーである。

しかしながら、そこそこ戻りがよく、固定軸でないためストリングの消耗もそんなに激しくなく、「ブランコ」や「ループ・ザ・ループ3回」といったベーシックレベル程度ならそれほど問題にはならない。

第3期ハイパーヨーヨーではその点を買われ、第1弾の初心者向け機種として採用された。
その際「ハイパーコメット」の名を与えられたが、第3期ハイパーヨーヨーで、バンダイオリジナルモデル以外で「ハイパー」がつけられているのは本機のみである。

同時発売の「モンスターシェル(ヨメガ・オールスター)」や「ウッドバレット(ダンカン・プロヨー)」に対して「固定軸ではない」という強みがあり、価格も840円(税込)と安め。

第3期ハイパーヨーヨーの発売直前に、次世代ワールドホビーフェアでプレゼントされたことがある。
このバージョンは市販バージョンと表面のプリントが異なる特別仕様。
また、発売年の2010年は「2010 FIFAワールドカップ」の開催年でもあったため、サッカー日本代表バージョンも販売された。FIFAワールドカップバージョンのハイパーヨーヨーが販売されるのは、1998年に「バンダイ・ハイパーミレニアム」の同等品が販売されて以来。

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