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F.A.S.T. 201(ファスト・ツー・オー・ワン)とは、ヨーヨーファクトリーが販売するヨーヨーの名である。
概要
2003年発売。ヨーヨーファクトリーが初めて世に送り出したヨーヨー。
「ダンカン・フリーハンド」に似た形状だが幅は若干狭く、金属リムを内蔵している。
無色透明ボディから覗くF.A.S.T.スター部分のクリアカラーが、ビジュアルでも鮮烈な印象を与える。
(このカラーになったのは、下記のハズブロー提携以降である。それ以前は不透明カラー)
独特のスリープ音も魅力の一つだが、うるさいため深夜のプレイは要注意。
F.A.S.T.スターは戻りがよく、巻き上げが簡単で、メンテナンスもいらない。
ただし、滑りが皆無に等しく、マウント後にちょっとでも滑らせるトリックは無理である。
「ブレインツイスター」や「ローラーコースター」はともかく、「スプリット・ジ・アトム」や「バレルロール」をやり出した途端にヨスリープが止まる。
アジャスタブルギャップ搭載で溝幅をある程度自由に変えられ、F.A.S.T.スターの山谷の合わせ方を変えると戻りの良さが変化するという触れ込みだったが、焼け石に水である。
黎明期は、F.A.S.T.システムが中上級者には使いづらく、評価は低かった。
しかし、大手玩具メーカーのハズブローと提携し、初心者向け機種として売り出してから評価が一転。
「スリーパー」や「ロック・ザ・ベイビー」ぐらいなら上記の弱点はないも同然で、巻き上げの簡単さとメンテナンスフリー、内蔵金属リムによるスリープ力と安定感が初心者に受け入れられ、一気にヨーヨーファクトリーの評価が高まった。
第3期ハイパーヨーヨーとしても「マーキュリー」の名で発売された。
第3期初のボールベアリング機種であり、初心者にも扱いやすく、価格も2000円と安かったため、高い評価を受けた。
現在でもラインナップに残っているが、その後ヨーヨーファクトリーは初心者向けモデルを大量にリリースし、より使いやすい機種が増えたことから、第一選択からは外れることが多い。
F.A.S.T. Challenge
2005年頃、F.A.S.T. 201の販促のために、ヨーヨーファクトリーが(当時の提携先だった)ハズブローと共同で開催したキャンペーン。
ルールは簡単で、以下の10トリックをどれだけ速くプレイできるかを競うもの。
タイムがいいと景品がもらえることもあった。
使用可能なヨーヨーはF.A.S.T. 201のみ。
トリック自体は初歩的なものだが、初心者向け機種で高速となると上級者でもやり応えがあるため、大会のエキシビジョンマッチでもよく行われている。
- ワインダー(巻き上げ)
- グラビティ・プル(上げ下げ) ※1回。すなわちハイパーヨーヨーで言うと「スローダウン」。
- フォワード・パス
- ブレイクアウェイ
- アラウンド・ザ・ワールド
- ウォーク・ザ・ドッグ ※1フィート
- ロック・ザ・ベイビー(ブランコ) ※3往復
- ビキニ(ネクタイ)
- ストップ・アンド・ゴー(ストップ・アンド・ダッシュ)
- ロケット
関連動画
関連項目
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